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公開番号
2025157554
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-15
出願番号
2025125791,2024066943
出願日
2025-07-28,2019-12-20
発明の名称
軽い中空セグメントを含むエアロゾル発生物品
出願人
フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム
代理人
個人
,
個人
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個人
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個人
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個人
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個人
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個人
,
個人
主分類
A24D
3/04 20060101AFI20251007BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約
【課題】使用中に消費者に満足のいくエアロゾル送達を一貫して提供することを可能にするエアロゾル発生物品を提供する。
【解決手段】加熱時に吸入可能なエアロゾルを生成するためのエアロゾル発生物品10は、エアロゾル発生基体のロッド12、およびロッドの下流でロッドと長軸方向に整列された中空の管状セグメント16を含む。管セグメントは、管状セグメントの上流端から管状セグメントの下流端まで全体に延びるくぼみを画定する。物品は、管状セグメントに沿った位置に通気ゾーン26を含む。管状セグメントは、約25ミリメートル未満の長さを有する。管状セグメントの重量と管状セグメントによって画定されたくぼみの容積との比は、1ミリグラム/立方ミリメートル未満である。ロッドは、少なくともエアロゾル形成体を含み、ロッドは、乾燥質量基準で少なくとも約10パーセントのエアロゾル形成体含有量を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
加熱時に吸入可能なエアロゾルを生成するためのエアロゾル発生物品であって、前記エアロゾル発生物品が、
エアロゾル発生基体のロッドと、
前記ロッドの下流の位置にある中空の管状セグメントであって、前記中空の管状セグメントが、前記ロッドと長軸方向に整列し、前記中空の管状セグメントが、前記中空の管状セグメントの上流端から前記中空の管状セグメントの下流端まで全体に延びる内部くぼみを画定する、中空の管状セグメントと、
前記中空の管状セグメントの下流の位置にあるマウスピースセグメントであって、前記マウスピースセグメントが、濾過材料のプラグ、および前記濾過材料のプラグの下流にあるマウス端部の凹部、を含む、マウスピースセグメントと、
前記中空の管状セグメントに沿って、前記エアロゾル発生物品の下流端から20ミリメートル未満の位置にある通気ゾーンと、を含み、前記通気ゾーンが、前記中空の管状セグメントの周辺壁を通して形成された穿孔の1つ以上の列を含み、前記中空の管状セグメントが、約25ミリメートルの長さを有し、
前記中空の管状セグメントの重量と前記中空の管状セグメントによって画定された前記内部くぼみの容積との比が、1ミリグラム/立方ミリメートル未満であり、
前記エアロゾル発生基体のロッドが、少なくともエアロゾル形成体を含み、前記エアロゾル発生基体のロッドが、乾燥重量基準で少なくとも約12パーセントのエアロゾル形成体含有量を有する、エアロゾル発生物品。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記中空の管状セグメントがラッパーを含み、前記ラッパーも前記ロッドを囲む、請求項1に記載のエアロゾル発生物品。
【請求項3】
前記中空の管状セグメントが、高分子材料またはセルロース系材料から形成された管を含み、前記エアロゾル発生物品が、前記ロッドおよび前記管を囲むラッパーをさらに含む、請求項1に記載のエアロゾル発生物品。
【請求項4】
前記中空の管状セグメントの重量と前記中空の管状セグメントによって画定された前記内部くぼみの容積との比が、0.5ミリグラム/立方ミリメートル未満である、請求項1~3のいずれか一項に記載のエアロゾル発生物品。
【請求項5】
前記中空の管状セグメントの相当内径が、前記通気ゾーンの前記位置で少なくとも約5ミリメートルである、請求項1~4のいずれか一項に記載のエアロゾル発生物品。
【請求項6】
前記中空の管状セグメントの相当内径が、前記通気ゾーンの前記位置で約9ミリメートル未満である、請求項1~5のいずれか一項に記載のエアロゾル発生物品。
【請求項7】
前記マウスピースセグメントが、前記マウス端部の凹部を画定するマウス端部の中空管を含み、前記マウス端部の中空管が、前記濾過材料のプラグと長軸方向に整列し、前記濾過材料のプラグのすぐ下流に配置されており、前記凹部が、前記マウスピースセグメントおよび前記エアロゾル発生物品の前記下流端で外の環境に対して開いている、請求項1~6のいずれか一項に記載のエアロゾル発生物品。
【請求項8】
前記中空の管状セグメントの周辺壁の厚さが約1.5ミリメートル未満である、請求項1~7のいずれか一項に記載のエアロゾル発生物品。
【請求項9】
前記エアロゾル発生物品のRTDが約30ミリメートルH
2
O~約90ミリメートルH
2
Oである、請求項1~8のいずれか一項に記載のエアロゾル発生物品。
【請求項10】
前記中空の管状セグメントの重量と前記中空の管状セグメントによって画定された前記内部くぼみの容積との前記比が、0.2ミリグラム/立方ミリメートル未満である、請求項1~9のいずれか一項に記載のエアロゾル発生物品。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、加熱時に吸入可能なエアロゾルを発生させるように適合されたエアロゾル発生基体を含むエアロゾル発生物品に関連する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
たばこ含有基体などのエアロゾル発生基体が燃焼されるのではなく加熱されるエアロゾル発生物品は、当業界で周知である。典型的に、こうした加熱式喫煙物品においてエアロゾルは、熱源からの熱を、物理的に分離されたエアロゾル発生基体または材料に伝達することによって発生され、このエアロゾル発生基体または材料は熱源に接触して、または熱源の中に、または熱源の周囲に、または熱源の下流に位置していてもよい。エアロゾル発生物品の使用中、揮発性化合物は、熱源からの熱伝達によってエアロゾル発生基体から放出され、エアロゾル発生物品を通して引き出された空気中に同伴される。放出された化合物は冷えるにつれて凝縮してエアロゾルを形成する。
【0003】
数多くの先行技術文書は、エアロゾル発生物品を消費するためのエアロゾル発生装置を開示している。こうした装置としては、例えばエアロゾル発生装置の1つ以上の電気ヒーター要素から加熱式エアロゾル発生物品のエアロゾル発生基体への熱伝達によってエアロゾルが発生される、電気加熱式のエアロゾル発生装置が挙げられる。
【0004】
加熱式エアロゾル発生物品用の基体はこれまで典型的に、たばこ材料の無作為な向きの断片、ストランド、または細片を使用して生産されてきた。別の方法として、たばこ材料のシートの集合体から形成される、加熱式エアロゾル発生物品用のロッドが、例えば、国際特許出願WO-A-2012/164009号に提案されている。WO-A-2012/164009号で開示されたロッドは、空気がロッドを通して引き出されることを可能にする長軸方向の空隙率を有する。事実上、たばこ材料シートの集合体内の折り目は、ロッドを通した長軸方向のチャネルを画定する。
【0005】
加熱式エアロゾル発生物品用の代替的なロッドは、国際特許出願WO-A-2011/101164号から周知である。これらのロッドは、均質化したたばこ材料のより糸から形成され、粒子状たばこおよび少なくとも1つのエアロゾル形成体を含む混合物を鋳造、圧延、カレンダ成形、または押し出して、均質化したたばこ材料のシートを形成することによって形成されうる。また、代替的な実施形態において、WO-A-2011/101164号のロッドは、粒子状たばこおよび少なくとも1つのエアロゾル形成体を含む混合物を押し出して、均質化したたばこ材料の連続的な長さを形成することによって得られる均質化したたばこ材料のより糸から形成されうる。
【0006】
加熱式エアロゾル発生物品用の基体は通常、エアロゾル形成体、すなわち、使用時にエアロゾルの形成を促進し、エアロゾル発生物品の使用温度で熱分解に対して実質的に耐性があることが好ましい化合物または化合物の混合物をさらに含む。適切なエアロゾル形成体の例には、多価アルコール(プロピレングリコール、トリエチレングリコール、1,3-ブタンジオールおよびグリセリンなど)、多価アルコールのエステル(グリセロールモノ-、ジ-またはトリアセテートなど)、およびモノ-、ジ-またはポリカルボン酸の脂肪族エステル(ドデカン二酸ジメチルおよびテトラデカン二酸ジメチルなど)が挙げられる。
【0007】
また、加熱時に吸入可能なエアロゾルを生成するための、同一のラッパー内で基体とともに組み立てられる1つ以上の追加的な要素をエアロゾル発生物品内に含めることが一般的である。こうした追加的な要素の例には、マウスピース濾過セグメント、エアロゾル発生物品に構造的強度を与えるように適合された支持要素、マウスピースに到達する前のエアロゾルの冷却に有利に働くように適合された冷却要素等が含まれる。ところが、こうした追加的な要素の包含は、それらの有利な効果を考慮して提案されているが、一般的にエアロゾル発生物品の全体的な構造を複雑にし、製造をより複雑かつ高価にする。実際には、このような複数要素エアロゾル発生物品の製造は、一般的により複雑な製造機械および機械の組み合わせを必要とする。
【0008】
この点から、より単純な構造を有するエアロゾル発生物品が提案されてきた。しかし、例えば、エアロゾル冷却要素などの特定の追加的構成要素が存在しない場合、消費者に満足のいくエアロゾル送達およびRTDを一貫して提供するエアロゾル発生物品を製造することはより困難となりうる。
【0009】
したがって、使用中に消費者に満足のいくエアロゾル送達を一貫して提供することを可能にするエアロゾル発生物品を提供することが望ましい。さらに、こうした満足のいくRTD値を有する改善されたエアロゾル発生物品を提供することが望ましい。効率的かつ高速で製造され、好ましくは物品間のRTD変動が小さい、こうしたエアロゾル発生物品を提供することも同様に望ましい。本発明は、上述の望ましい結果のうち少なくとも1つを達成するよう適合された技術的解決策を提供することを目的とする。
【発明の概要】
【0010】
本発明の一態様によれば、加熱時に吸入可能なエアロゾルを生成するためのエアロゾル発生物品が提供されており、エアロゾル発生物品は、エアロゾル発生基体のロッドと、ロッドの下流の位置にある中空の管状セグメントとを含む。中空の管セグメントは、ロッドと長軸方向に整列されており、中空の管状セグメントの上流端から中空の管状セグメントの下流端まで全体に延びるくぼみを画定する。さらに、中空の管状セグメントは、約25ミリメートル未満の長さを有する。エアロゾル発生物品は、中空の管状セグメントに沿った位置に通気ゾーンをさらに含む。中空の管状セグメントの重量と中空の管状セグメントによって画定された内部くぼみの容積との比は、1ミリグラム/立方ミリメートル未満である。エアロゾル発生基体のロッドは、少なくともエアロゾル形成体を含み、エアロゾル発生基体のロッドは、乾燥質量基準で少なくとも約10パーセントのエアロゾル形成体含有量を有する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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