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公開番号
2024167515
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-04
出願番号
2023083636
出願日
2023-05-22
発明の名称
医用情報提供システム
出願人
国立大学法人 新潟大学
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G16H
10/60 20180101AFI20241127BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】セキュリティを担保しつつ、医用情報を簡易に提供することができる医用情報提供システムを提供する。
【解決手段】医用情報提供システム1は、医療機関2の専用ネットワークN1と接続可能な医用端末3及び情報伝送用サーバ5と、情報提供用サーバ6と、情報伝送用サーバ5と情報提供用サーバ6を接続する単方向通信ケーブル7と、を備える。情報伝送用サーバ5は、特定の被検体の医用情報に含まれる特定情報Cと、特定の被検体の識別情報Aである特定識別情報とを情報提供用サーバ6へ伝送する。情報提供用サーバ6は、携帯端末8から特定情報Cの提供要求があり、且つ、特定識別情報が携帯端末8に記憶されている識別情報と一致すると、携帯端末8に特定情報Cを送信し、携帯端末8への特定情報Cの送信が完了したことを含む消去条件が成立すると、記憶している特定情報Cを消去する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
医療機関の専用ネットワークと接続可能な情報端末である医用端末と、
前記専用ネットワークと接続可能であり、被検体毎の医用情報、及び、被検体毎の識別情報を記憶する情報伝送用サーバと、
前記医療機関で携帯される携帯端末へ情報を提供するための情報提供用サーバと、
前記情報伝送用サーバと前記情報提供用サーバを接続し、前記情報伝送用サーバから前記情報提供用サーバへ単方向通信で情報を伝送する単方向通信ケーブルと、を備え、
前記情報伝送用サーバは、
前記医用端末から前記専用ネットワークを介して受けた伝送指示に応じて、特定の被検体の医用情報に含まれる特定情報と、前記特定の被検体の識別情報である特定識別情報とを前記情報提供用サーバへ伝送し、
前記情報提供用サーバは、
前記情報伝送用サーバから伝送された前記特定情報と前記特定識別情報とを記憶し、
前記携帯端末から前記特定情報の提供要求があり、且つ、前記特定識別情報が前記携帯端末に記憶されている識別情報と一致すると、前記携帯端末に前記特定情報を送信し、
予め定められた前記特定情報の消去条件が成立すると、記憶している前記特定情報を消去し、
前記消去条件は、前記携帯端末への前記特定情報の送信が完了したことを含む、
医用情報提供システム。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
前記医用端末は、前記情報提供用サーバへのアクセスを許可するための二次元コードを生成し、
前記携帯端末は、前記医用端末によって生成された前記二次元コードを読み込んだことに応じて、前記情報提供用サーバへの前記提供要求を行い、
前記消去条件は、前記二次元コードが生成されてから予め定められた期間が経過したことを含む、
請求項1に記載の医用情報提供システム。
【請求項3】
前記専用ネットワークと接続可能な医用サーバをさらに備え、
前記情報伝送用サーバは、前記医用端末と前記医用サーバの少なくともいずれかから、前記専用ネットワークを介して、被検体毎の医用情報、及び、被検体毎の識別情報を受信して記憶する、
請求項1又は2に記載の医用情報提供システム。
【請求項4】
前記情報伝送用サーバは、
予め定められたタイミングの度に、記憶している被検体毎の医用情報から、前記タイミングより前の第1期間における情報を纏めた第1レポートを被検体毎に生成し、
前記伝送指示が前記第1期間の情報照会を示す場合、前記特定の被検体に対応する前記第1レポートを、前記特定情報として前記情報提供用サーバへ伝送し、
前記伝送指示が前記第1期間よりも前の第2期間の情報照会を示す場合、記憶している被検体毎の医用情報から、前記第2期間における前記特定の被検体に関する情報を纏めた第2レポートを生成し、生成した前記第2レポートを前記特定情報として前記情報提供用サーバへ伝送する、
請求項1又は2に記載の医用情報提供システム。
【請求項5】
前記医用端末は、前記専用ネットワークを介して取得した前記特定情報を表示可能であり、
前記携帯端末は、前記情報提供用サーバから受信した前記特定情報を表示可能である、
請求項4に記載の医用情報提供システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、医用情報提供システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
多くの医療機関には、例えばHIS(Hospital Information System)といった、電子カルテシステムを中心とした包括的なシステムが導入されている。特許文献1には、HIS等の医療機関の専用ネットワークと通信可能な医用画像診断システムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-49837号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
医療機関の専用ネットワークから、医用情報を患者等の携帯端末に直接送信することは、セキュリティの観点から許容されない。現状では、医用情報を患者等に提供する場合には、セキュリティを考慮して、医用情報を出力した、紙、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)等の媒体を患者等に提供しており、手間がかかっている。
【0005】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、セキュリティを担保しつつ、医用情報を簡易に提供することができる医用情報提供システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る医用情報提供システムは、
医療機関の専用ネットワークと接続可能な情報端末である医用端末と、
前記専用ネットワークと接続可能であり、被検体毎の医用情報、及び、被検体毎の識別情報を記憶する情報伝送用サーバと、
前記医療機関で携帯される携帯端末へ情報を提供するための情報提供用サーバと、
前記情報伝送用サーバと前記情報提供用サーバを接続し、前記情報伝送用サーバから前記情報提供用サーバへ単方向通信で情報を伝送する単方向通信ケーブルと、を備え、
前記情報伝送用サーバは、
前記医用端末から前記専用ネットワークを介して受けた伝送指示に応じて、特定の被検体の医用情報に含まれる特定情報と、前記特定の被検体の識別情報である特定識別情報とを前記情報提供用サーバへ伝送し、
前記情報提供用サーバは、
前記情報伝送用サーバから伝送された前記特定情報と前記特定識別情報とを記憶し、
前記携帯端末から前記特定情報の提供要求があり、且つ、前記特定識別情報が前記携帯端末に記憶されている識別情報と一致すると、前記携帯端末に前記特定情報を送信し、
予め定められた前記特定情報の消去条件が成立すると、記憶している前記特定情報を消去し、
前記消去条件は、前記携帯端末への前記特定情報の送信が完了したことを含む。
【0007】
前記医用端末は、前記情報提供用サーバへのアクセスを許可するための二次元コードを生成し、
前記携帯端末は、前記医用端末によって生成された前記二次元コードを読み込んだことに応じて、前記情報提供用サーバへの前記提供要求を行い、
前記消去条件は、前記二次元コードが生成されてから予め定められた期間が経過したことを含む、ようにしてもよい。
【0008】
前記医用情報提供システムは、前記専用ネットワークと接続可能な医用サーバをさらに備え、
前記情報伝送用サーバは、前記医用端末と前記医用サーバの少なくともいずれかから、前記専用ネットワークを介して、被検体毎の医用情報、及び、被検体毎の識別情報を受信して記憶する、ようにしてもよい。
【0009】
前記情報伝送用サーバは、
予め定められたタイミングの度に、記憶している被検体毎の医用情報から、前記タイミングより前の第1期間における情報を纏めた第1レポートを被検体毎に生成し、
前記伝送指示が前記第1期間の情報照会を示す場合、前記特定の被検体に対応する前記第1レポートを、前記特定情報として前記情報提供用サーバへ伝送し、
前記伝送指示が前記第1期間よりも前の第2期間の情報照会を示す場合、記憶している被検体毎の医用情報から、前記第2期間における前記特定の被検体に関する情報を纏めた第2レポートを生成し、生成した前記第2レポートを前記特定情報として前記情報提供用サーバへ伝送する、ようにしてもよい。
【0010】
前記医用端末は、前記専用ネットワークを介して取得した前記特定情報を表示可能であり、
前記携帯端末は、前記情報提供用サーバから受信した前記特定情報を表示可能である、ようにしてもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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