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公開番号2025056623
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-08
出願番号2023166209
出願日2023-09-27
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
出願人KDDI株式会社
代理人弁理士法人創光国際特許事務所,個人,個人,個人
主分類G06Q 10/10 20230101AFI20250401BHJP(計算;計数)
要約【課題】コミュニケーション結果の表示態様を改善する。
【解決手段】取得部120は、第1の種類のメッセージを取得する。検索部121は、複数の種類のメッセージそれぞれの送信元を示す複数の送信元情報のうち、種類が異なる二つの送信元情報を紐づけた送信元情報の組を保存する送信元情報データベースを参照して、第1の種類のメッセージの送信元である第1送信元を示す第1送信元情報に紐づけられた第2送信元情報が存在するか否かを検索する。表示制御部122は、第1送信元情報に紐づけられた第2送信元情報が存在することを条件として、第1の種類のメッセージを、第2送信元情報を送信元とする第2の種類のメッセージを表示するメッセージスレッドと同一のメッセージスレッドに含めて表示部に表示させる。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
第1の種類のメッセージを取得する取得部と、
複数の種類のメッセージそれぞれの送信元を示す複数の送信元情報のうち、種類が異なる二つの送信元情報を紐づけた送信元情報の組を保存する送信元情報データベースを参照して、前記第1の種類のメッセージの送信元である第1送信元を示す第1送信元情報に紐づけられた第2送信元情報が存在するか否かを検索する検索部と、
前記第1送信元情報に紐づけられた第2送信元情報が存在することを条件として、前記第1の種類のメッセージを、前記第2送信元情報を送信元とする第2の種類のメッセージを表示するメッセージスレッドと同一のメッセージスレッドに含めて表示部に表示させる表示制御部と、を備える、
情報処理装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記送信元情報データベースは、前記送信元情報の組を構成する二つの送信元情報のうちの一方の送信元情報のメッセージスレッドにメッセージを統合することを指定する統合指示情報がさらに格納されており、
前記表示制御部は、
(1)前記送信元情報データベースにおいて、前記取得部が取得した第1の種類のメッセージの送信元情報に前記統合指示情報が紐づけられている場合、取得したメッセージを前記第1の種類のメッセージを表示するメッセージスレッドに表示し、
(2)前記送信元情報データベースにおいて、前記取得部が取得した第1の種類のメッセージの送信元情報に前記統合指示情報が紐づけられていない場合、取得したメッセージを前記第2の種類のメッセージを表示するメッセージスレッドに表示する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記表示制御部は、送信元が異なる複数のメッセージそれぞれを送信元毎に分類して前記表示部に一覧表示させるとともに、前記第1送信元情報に紐づけられた第2送信元情報が存在することを条件として、前記第1の種類のメッセージを前記第2の種類のメッセージと統合して一覧表示させる、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第1の種類のメッセージはSMS(Short Message Service)であり、かつ前記第2の種類のメッセージはRCS(Rich Communication Service)であり、
前記情報処理装置は、
前記送信元情報データベースに前記第1送信元情報に紐づけられた第2送信元情報が存在し、かつ前記情報処理装置において前記第2の種類のメッセージに紐付くメッセージスレッドが存在しない場合、前記第2の種類のメッセージに紐づけられているロゴマークを取得するロゴ取得部をさらに備え、
前記表示制御部は、前記取得部が前記第1の種類のメッセージを受信した場合、前記ロゴ取得部が取得したロゴを表示した前記第2の種類のメッセージのメッセージスレッドを新規に作成して前記第1の種類のメッセージを表示させる、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記表示制御部は、前記第2の種類のメッセージのメッセージスレッドを新規に作成したときに前記第1の種類のメッセージに紐付くメッセージスレッドにメッセージが存在する場合、新規に作成した前記第2の種類のメッセージのメッセージスレッドに前記第1の種類のメッセージに紐付くメッセージスレッドのメッセージを表示させる、
請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
情報処理装置のプロセッサが、
第1の種類のメッセージを取得するステップと、
複数の種類のメッセージそれぞれの送信元を示す複数の送信元情報のうち、異なる二つの送信元情報を紐づけた送信元情報の組を保存する送信元情報データベースを参照して、前記第1の種類のメッセージの送信元である第1送信元を示す第1送信元情報に紐づけられた第2送信元情報が存在するか否かを検索するステップと、
前記第1送信元情報に紐づけられた第2送信元情報が存在することを条件として、前記第1の種類のメッセージを、前記第2送信元情報を送信元とする第2の種類のメッセージを表示するメッセージスレッドと同一のメッセージスレッドに含めて表示部に表示させるステップと、を実行する、
情報処理方法。
【請求項7】
コンピュータに、
第1の種類のメッセージを取得する機能と、
複数の種類のメッセージそれぞれの送信元を示す複数の送信元情報のうち、異なる二つの送信元情報を紐づけた送信元情報の組を保存する送信元情報データベースを参照して、前記第1の種類のメッセージの送信元である第1送信元を示す第1送信元情報に紐づけられた第2送信元情報が存在するか否かを検索する機能と、
前記第1送信元情報に紐づけられた第2送信元情報が存在することを条件として、前記第1の種類のメッセージを、前記第2送信元情報を送信元とする第2の種類のメッセージを表示するメッセージスレッドと同一のメッセージスレッドに含めて表示部に表示させる機能と、を実現させる、
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、電子メール、各種SNS(Social Networking Service)、メッセージアプリ等、他者とのコミュニケーション手段が数多く提案されている。特許文献1には、同一の通信相手との間で複数の種類のコミュニケーション手段を用いて行われたコミュニケーションを時系列で確認するための技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-177458号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の技術は、通信相手を指定することによってはじめてその通信相手との間のコミュニケーションを時系列で確認することができる。同一の通信相手との間のコミュニケーションを時系列で確認するためには一手間かかり、同一の通信相手との間のコミュニケーションの統合表示には改善の余地があると考えられる。
【0005】
本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、コミュニケーション結果の表示態様を改善するための技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様は、情報処理装置である。この装置は、第1の種類のメッセージを取得する取得部と、複数の種類のメッセージそれぞれの送信元を示す複数の送信元情報のうち、種類が異なる二つの送信元情報を紐づけた送信元情報の組を保存する送信元情報データベースを参照して、前記第1の種類のメッセージの送信元である第1送信元を示す第1送信元情報に紐づけられた第2送信元情報が存在するか否かを検索する検索部と、前記第1送信元情報に紐づけられた第2送信元情報が存在することを条件として、前記第1の種類のメッセージを、前記第2送信元情報を送信元とする第2の種類のメッセージを表示するメッセージスレッドと同一のメッセージスレッドに含めて表示部に表示させる表示制御部と、を備える。
【0007】
前記送信元情報データベースは、前記送信元情報の組を構成する二つの送信元情報のうちの一方の送信元情報のメッセージスレッドにメッセージを統合することを指定する統合指示情報がさらに格納されていてもよく、前記表示制御部は、(1)前記送信元情報データベースにおいて、前記取得部が取得した第1の種類のメッセージの送信元情報に前記統合指示情報が紐づけられている場合、取得したメッセージを前記第1の種類のメッセージを表示するメッセージスレッドに表示し、(2)前記送信元情報データベースにおいて、前記取得部が取得した第1の種類のメッセージの送信元情報に前記統合指示情報が紐づけられていない場合、取得したメッセージを前記第2の種類のメッセージを表示するメッセージスレッドに表示してもよい。
【0008】
前記表示制御部は、送信元が異なる複数のメッセージそれぞれを送信元毎に分類して前記表示部に一覧表示させるとともに、前記第1送信元情報に紐づけられた第2送信元情報が存在することを条件として、前記第1の種類のメッセージを前記第2の種類のメッセージと統合して一覧表示させてもよい。
【0009】
前記第1の種類のメッセージはSMS(Short Message Service)であり、かつ前記第2の種類のメッセージはRCS(Rich Communication Service)であってもよく、前記情報処理装置は、前記送信元情報データベースに前記第1送信元情報に紐づけられた第2送信元情報が存在し、かつ前記情報処理装置において前記第2の種類のメッセージに紐付くメッセージスレッドが存在しない場合、前記第2の種類のメッセージに紐づけられているロゴマークを取得するロゴ取得部をさらに備えてもよく、前記表示制御部は、前記取得部が前記第1の種類のメッセージを受信した場合、前記ロゴ取得部が取得したロゴを表示した前記第2の種類のメッセージのメッセージスレッドを新規に作成して前記第1の種類のメッセージを表示させてもよい。
【0010】
前記表示制御部は、前記第2の種類のメッセージのメッセージスレッドを新規に作成したときに前記第1の種類のメッセージに紐付くメッセージスレッドにメッセージが存在する場合、新規に作成した前記第2の種類のメッセージのメッセージスレッドに前記第1の種類のメッセージに紐付くメッセージスレッドのメッセージを表示させてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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