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公開番号2025059491
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023169597
出願日2023-09-29
発明の名称レンジフード
出願人富士工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F24F 7/007 20060101AFI20250403BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】加熱調理器が加熱状態になると送風機を自動的に駆動開始することができ、加熱調理器が加熱状態でないときに誤検知により送風機を自動的に運転開始することを防止できるレンジフードとすることである。
【解決手段】送風機22と、加熱調理器10上方の温度を検知するための温度センサ25を備え、前記温度センサ25の検知温度の温度勾配が温度上昇状態を示す第1閾値α1以上であることと、前記温度センサ25の検知温度が設定した第1所定温度T1以上であることを満たした後に、所定条件を満たした場合に送風機22を自動的に駆動開始する自動運転モードを有するレンジフードとする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
送風機と、加熱調理器上方の温度を検知するための温度センサを備えたレンジフードであって、
前記温度センサの検知温度の温度勾配が温度上昇状態を示す第1閾値以上であることと、前記温度センサの検知温度が設定した第1所定温度以上であることを満たした後、
前記温度センサの検知温度の温度勾配が所定条件を満たした場合に、前記送風機を駆動する自動運転モードを有することを特徴とするレンジフード。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
請求項1記載のレンジフードにおいて、
前記所定条件は、前記温度センサの検知温度の温度勾配が温度上昇状態を示す第2閾値以上となることであるレンジフード。
【請求項3】
請求項1記載のレンジフードにおいて、
前記所定条件は、設定した所定時間の間、前記温度センサの検知温度の温度勾配が温度上昇状態を示す第2閾値以上となることであるレンジフード。
【請求項4】
請求項1記載のレンジフードにおいて、
前記所定条件は、前記温度センサの検知温度の温度勾配が所定回数以上連続して温度上昇状態を示す第2閾値以上となることであるレンジフード。
【請求項5】
請求項1記載のレンジフードにおいて、
前記所定条件は、設定した所定時間の間に、前記温度センサの検知温度の温度勾配が温度上昇状態を示す第2閾値を連続して下回らないことであるレンジフード。
【請求項6】
請求項1記載のレンジフードにおいて、
前記所定条件は、前記温度センサの検知温度の温度勾配が温度上昇状態を示す第2閾値を連続して下回ることなく、前記温度センサの検知温度の温度勾配が第2閾値以上に所定回数以上なることであるレンジフード。
【請求項7】
請求項1から6いずれかに記載のレンジフードにおいて、
前記自動運転モードは、前記所定条件の判定中に、前記温度センサの検知温度の温度勾配が温度上昇状態を示す第3閾値を所定回数超えた場合に前記送風機を駆動し、
前記第3閾値は、所定条件で使用される温度上昇状態を示す第2閾値よりも高い温度上昇となる閾値であるレンジフード。
【請求項8】
請求項7記載のレンジフードにおいて、
前記自動運転モードは、前記第1所定温度よりも高い第3所定温度を有し、前記所定条件の判定中に、前記温度センサの検知温度の温度上昇勾配が設定した前記第3閾値を超えた場合に、温度上昇する前の温度を記憶し、
前回記憶した温度を今回記憶した温度が超えている状態、または前記温度センサの検知温度が前記第3所定温度よりも高い状態が継続している状態で、前回記憶した温度を今回記憶した温度が所定回数超えた場合に前記送風機を駆動するレンジフード。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、加熱調理器により加熱調理することで発生した油煙を屋外などに排出するレンジフードに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
レンジフードは、加熱調理器を加熱開始して加熱調理を開始する際に送風機の駆動を開始し、加熱調理器により加熱調理することで発生した油煙を屋外などに排出する使われかたをすることがあるので、加熱調理器を加熱開始して加熱調理を開始することで自動的に送風機の駆動を開始、停止するようにしたレンジフードが提案されている。
例えば、特許文献1に開示されたように、フード本体に加熱調理器上方の温度を検知する装置を設け、検知した温度によって送風機を自動的に駆動開始、停止するようにしたレンジフードが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-121751号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなレンジフードでは、加熱調理器上方の温度のみによって送風機の駆動を開始するから、加熱調理器による加熱調理をしていなくとも加熱調理器が加熱していると誤検知して送風機を駆動開始してしまう場合がある。
例えば、電子レンジなどの加熱調理器以外の加熱器などで温めた加熱済みの調理物を加熱調理器上に移動すると加熱調理器上の温度が調理物によりあがるため、レンジフードは加熱調理器が加熱していると判断して自動的に送風機の駆動を開始するが、加熱調理器は実際には加熱されていないため送風機の駆動は必要がなく、電力を無駄に消費することになる。
【0005】
本発明は、上記の課題解決するためになされたものであり、その目的は、加熱調理器が加熱状態になると自動的に送風機を駆動開始することができ、加熱調理器が加熱状態でないときに誤検知による送風機の自動的な駆動開始を防止できるレンジフードを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のレンジフードは、送風機と、加熱調理器上方の温度を検知するための温度センサを備えたレンジフードであって、前記温度センサの検知温度の温度勾配が温度上昇状態を示す第1閾値以上であることと、前記温度センサの検知温度が設定した第1所定温度以上であることを満たした後、前記温度センサの検知温度の温度勾配が所定条件を満たした場合に、前記送風機を駆動する自動運転モードを有することを特徴とするレンジフードである。
【0007】
本発明のレンジフードにおいては、前記所定条件は、前記温度センサの検知温度の温度勾配が温度上昇状態を示す第2閾値以上となることであるレンジフードとすることができる。
この構成とすることで、加熱調理器が加熱状態であるときには、温度センサの検知温度の温度勾配が第2閾値以上で、所定条件を満たすので送風機を自動的に駆動開始できる。
また、加熱調理器が加熱状態でないときに加熱済みの調理物を加熱調理器上に移動した場合は、加熱調理器が加熱状態でないために継続的な温度上昇は起こらず、温度センサの検知温度の温度勾配が第2閾値以下で、所定条件を満たさないので、送風機22を自動的に駆動開始しないから、加熱調理器が加熱状態でないときに誤検知による送風機の自動的な駆動開始を防止でき、送風機を無駄に駆動することがない。
【0008】
本発明のレンジフードにおいては、前記所定条件は、設定した所定時間の間、前記温度センサの検知温度の温度勾配が温度上昇状態を示す第2閾値以上となることであるレンジフードとすることができる。
この構成とすることで、加熱調理器が加熱状態でないときには継続的な温度上昇は起こらないため、加熱調理器が加熱状態でないときに誤検知により送風機の自動的な駆動開始を防止できる。
【0009】
本発明のレンジフードにおいては、前記所定条件は、前記温度センサの検知温度の温度勾配が所定回数以上連続して温度上昇状態を示す第2閾値以上となることであるレンジフードとすることができる。
この構成とすることで、加熱調理器が加熱状態でないときには継続的な温度上昇は起こらないため、加熱調理器が加熱状態でないときに誤検知により送風機の自動的な駆動開始を防止できる。
【0010】
本発明のレンジフードにおいては、前記所定条件は、設定した所定時間の間に、前記温度センサの検知温度の温度勾配が温度上昇状態を示す第2閾値を連続して下回らないことであるレンジフードとすることができる。
この構成とすることで、何らかの要因により加熱状態になってから温度上昇する途中で一時的に温度が低下しても、前記温度センサの検知温度の温度勾配が設定した第2閾値を連続して下回らなければ、送風機を自動的に駆動開始でき、誤検知により送風機を自動的に駆動開始できないことを防止できる。
(【0011】以降は省略されています)

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