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公開番号2025062047
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-11
出願番号2025016472,2021190017
出願日2025-02-04,2021-11-24
発明の名称コネクタ
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類H01R 13/506 20060101AFI20250404BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】ハウジングの収容空間からの端子モジュールの離脱を確実に防止することができる。
【解決手段】コネクタ10は、電線33に接続される端子金具31を有する端子モジュール30と、端子モジュール30を収容するハウジング20と、を備えている。ハウジング20は、端子モジュール30を収容する収容空間S1を有するハウジング本体60と、収容空間S1を覆うカバー70と、を有している。ハウジング本体60には、端子モジュール30の収容空間S1からの離脱を規制するロック部162が設けられている。カバー70には、ロック部162の撓み変形を規制する保持用突起75が設けられている。
【選択図】図15
特許請求の範囲【請求項1】
電線に接続される端子金具を有する端子モジュールと、
前記端子モジュールを収容するハウジングと、
を備え、
前記ハウジングは、
前記端子モジュールを収容する収容空間を有するハウジング本体と、
前記収容空間を覆うカバーと、
を有し、
前記ハウジング本体には、前記端子モジュールの前記収容空間からの離脱を規制するロック部が設けられ、
前記カバーには、前記ロック部の撓み変形を規制する保持用突起が設けられているコネクタ。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記ロック部には、前記カバーの前記ハウジング本体への組付方向前方側に向かうにつれて前記保持用突起の進入経路側へ張り出すように傾斜するテーパ面が設けられている請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記ハウジング本体には、前記保持用突起に対して前記ロック部とは反対側に位置し、前記保持用突起が前記ロック部から離隔することを防ぐ防止壁が設けられている請求項1又は請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記防止壁には、前記カバーの前記ハウジング本体への組付方向前方側に向かうにつれて前記保持用突起の進入経路側へ張り出すように傾斜するガイド面が設けられている請求項3に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記カバーには、前記ハウジング本体の外側面に係止するロック爪が設けられ、
前記カバーにおいて、前記ロック爪が前記保持用突起の近傍に配置されている請求項3又は請求項4に記載のコネクタ。
【請求項6】
前記カバーにおける前記ハウジング本体との間のシール面に密着するシールリングを備え、
前記保持用突起の外側面は、前記シール面と面一状に連なる請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示されるL字型コネクタは、L字型端子と、L字型端子を収容する絶縁樹脂製のL字型のインナハウジングと、インナハウジングの水平な筒状部を覆う導電金属製のシールドシェルと、インナハウジングの垂直な矩形筒状部を収容する導電金属製の導電ハウジングと、シールドシェルを覆う絶縁樹脂製のアウタハウジングと、を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-119120号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のコネクタのように、複数の端子金具によって構成される端子モジュールを、ハウジングの収容空間内に開口を介して挿入する構成では、端子モジュールを収容空間内に確実に保持しておく必要がある。そこで、ハウジングの収容空間からの端子モジュールの離脱を確実に防止し得る構成が求められている。
【0005】
本開示は、上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ハウジングの収容空間からの端子モジュールの離脱を確実に防止することができる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコネクタは、
電線に接続される端子金具を有する端子モジュールと、
前記端子モジュールを収容するハウジングと、
を備え、
前記ハウジングは、
前記端子モジュールを収容する収容空間を有するハウジング本体と、
前記収容空間を覆うカバーと、
を有し、
前記ハウジング本体には、前記端子モジュールの前記収容空間からの離脱を規制するロック部が設けられ、
前記カバーには、前記ロック部の撓み変形を規制する保持用突起が設けられている。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、ハウジングの収容空間からの端子モジュールの離脱を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施例1に係るコネクタの一例を示す前側から見た斜視図である。
図2は、図1の分解斜視図である。
図3は、端子モジュールの一部断面を含む斜視図である。
図4は、端子モジュールの右側から見た断面図である。
図5は、ハウジング本体の後方から見た斜視図である。
図6は、カバーを除いたコネクタの後方から見た斜視図である。
図7は、相手側コネクタに嵌合した状態のコネクタの右側から見た断面図である。
図8は、図7とは異なる位置を切断した断面図である。
図9は、端子モジュールを配索空間に挿入する状態を説明する説明図である。
図10は、端子モジュールを収容空間に挿入する状態を説明する説明図である。
図11は、コネクタの後側から見た斜視図である。
図12は、ハウジング本体にカバーを組み付ける前の状態を示す斜視図である。
図13は、カバーの前側から見た斜視図である。
図14は、ハウジング本体にカバーを組み付ける前の状態における、図7のA-A断面に相当する断面図である。
図15は、ハウジング本体にカバーを組み付ける後の状態における、図7のA-A断面に相当する断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施形態を列記して説明する。
本開示のコネクタは、
(1)電線に接続される端子金具を有する端子モジュールと、
前記端子モジュールを収容するハウジングと、
を備え、
前記ハウジングは、
前記端子モジュールを収容する収容空間を有するハウジング本体と、
前記収容空間を覆うカバーと、
を有し、
前記ハウジング本体には、前記端子モジュールの前記収容空間からの離脱を規制するロック部が設けられ、
前記カバーには、前記ロック部の撓み変形を規制する保持用突起が設けられている。
本開示のコネクタによれば、ロック部によってハウジング本体の収容空間からの端子モジュールの離脱を規制することができる。その上で、ハウジング本体にカバーを組み付けることで、カバーの保持用突起によってロック部の撓み変形を規制することができるため、収容空間からの端子モジュールの離脱を確実に防止することができる。
【0010】
(2)前記ロック部には、前記カバーの前記ハウジング本体への組付方向前方側に向かうにつれて前記保持用突起の進入経路側へ張り出すように傾斜するテーパ面が設けられていることが好ましい。
この構成によれば、カバーをハウジング本体への組み付ける際に、保持用突起がハウジング本体のロック部に突き当たることを防止することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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