TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025063562
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-16
出願番号
2023172884
出願日
2023-10-04
発明の名称
光中継器、及び光通信システム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
主分類
H04B
10/291 20130101AFI20250409BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】奇数個の光減を備える場合において、消費電圧を抑制する光中継器及び光通信システムを提供すること。
【解決手段】本開示に係る光中継器は、少なくとも3以上の奇数であるn個のユニットを備え、n個のユニットは、励起光源、第1光分波器、第2光分波器、第1光合波器、第2光合波器をそれぞれ備え、第1光分波器は、励起光源からの励起光を1:n-1に分波し、第2光分波器は、第1光分波器によって分波した比率がn-1である励起光をn-1本の励起光に分波し、さらに第2光分波器は、当該第2光分波器が属するユニット以外であるn-1個のユニットに属する各第1光合波器に分波した励起光を出力し、第1光合波器は、入力された励起光を単一の励起光に合波して第2光合波器に出力し、第2光合波器は、第1光分波器によって分波した比率が1である励起光と第1光合波器によって合波した単一の励起光を合波するものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも3以上の奇数であるn個のユニットを備え、
前記n個のユニットは、励起光源、第1光分波器、第2光分波器、第1光合波器、第2光合波器をそれぞれ備え、
前記第1光分波器は、前記励起光源からの励起光を1:n-1に分波し、
前記第2光分波器は、前記第1光分波器によって分波した比率がn-1である励起光をn-1本の励起光に分波し、
さらに前記第2光分波器は、当該第2光分波器が属するユニット以外であるn-1個のユニットに属する各第1光合波器に分波した励起光を出力し、
前記第1光合波器は、当該第1光合波器が属するユニット以外であるn-1個のユニットに属する各光分波器より入力された励起光を単一の励起光に合波して前記第2光合波器に出力し、
前記第2光合波器は、前記第1光分波器によって分波した比率が1である励起光と前記第1光合波器によって合波した前記単一の励起光を合波する
光中継器。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
前記n個のユニットは、さらに、
光信号及び前記第2光合波器によって合波した励起光を合波する波長分割多重カプラと、
前記波長分割多重カプラによって合波した光を入力して増幅する光増幅器と、をそれぞれ備える
請求項1に記載の光中継器。
【請求項3】
前記第1光分波器、前記第1光合波器、前記第2光分波器、及び前記第2光合波器は、それぞれ光ファイバカプラを備える、
請求項1又は2に記載の光中継器。
【請求項4】
光信号を送信する光送信器と、
前記光信号を受信する光受信器と、
前記光信号を伝送する光ファイバと、
前記光ファイバに挿入される請求項1又は2に記載の光中継器と、を備える
光通信システム。
【請求項5】
少なくとも3以上の奇数であるn個のユニットを備え、
前記n個のユニットは、励起光源、光分波器、光合波器をそれぞれ備え、
前記光分波器は、前記励起光源からの励起光をn本の励起光に分波し、
さらに前記光分波器は、前記n本の励起光を前記n個のユニットの前記光合波器にそれぞれ出力し、
前記光合波器は、前記n個のユニットの前記光分波器より入力された励起光を単一の励起光に合波する
光中継器。
【請求項6】
前記n個のユニットは、さらに、
光信号及び前記光合波器によって合波した励起光を合波する波長分割多重カプラと、
前記波長分割多重カプラによって合波した光を入力して増幅する光増幅器と、をそれぞれ備える
請求項5に記載の光中継器。
【請求項7】
前記光分波器、前記光合波器は、それぞれ光ファイバカプラを備える、
請求項5又は6に記載の光中継器。
【請求項8】
光信号を送信する光送信器と、
前記光信号を受信する光受信器と、
前記光信号を伝送する光ファイバと、
前記光ファイバに挿入される請求項5又は6に記載の光中継器と、を備える
光通信システム。
【請求項9】
第1励起光源、第1光分波器、第2光分波器、第1光合波器、第2光合波器を備える第1ユニットと、
第2励起光源、第3光分波器、第4光分波器、第3光合波器、第4光合波器を備える第2ユニットと、
第3励起光源、第5光分波器、第6光分波器、第5光合波器、第6光合波器を備える第3ユニットと、を備え、
前記第1光分波器は、前記第1励起光源が出力する励起光を1:2に分波し、比率が1である第1励起光と比率が2である第2励起光にし、
前記第3光分波器は、前記第2励起光源が出力する励起光を1:2に分波し、比率が1である第3励起光と比率が2である第4励起光にし、
前記第5光分波器は、前記第3励起光源が出力する励起光を1:2に分波し、比率が1である第5励起光と比率が2である第6励起光にし、
前記第2光分波器は、前記第2励起光を1:1に分波し、第2の1の励起光と第2の2の励起光にし、
前記第4光分波器は、前記第4励起光を1:1に分波し、第4の1の励起光と第4の2の励起光にし、
前記第6光分波器は、前記第6励起光を1:1に分波し、第6の1の励起光と第6の2の励起光にし、
前記第1光合波器は、前記第4の1の励起光と前記第6の1の励起光とを合波し、第7励起光にし、
前記第3光合波器は、前記第2の1の励起光と前記第6の2の励起光とを合波し、第8励起光にし、
前記第5光合波器は、前記第2の2の励起光と前記第4の2の励起光とを合波し、第9励起光にし、
前記第2光合波器は、前記第1励起光と前記第7励起光とを合波し、
前記第4光合波器は、前記第2励起光と前記第8励起光とを合波し、
前記第6光合波器は、前記第3励起光と前記第9励起光とを合波する
光中継器。
【請求項10】
第1励起光源、第1光分波器、第1光合波器を備える第1ユニットと、
第2励起光源、第2光分波器、第2光合波器を備える第2ユニットと、
第3励起光源、第3光分波器、第3光合波器を備える第3ユニットと、を備え、
前記第1光分波器は、前記第1励起光源が出力する励起光を3つに分波し、第1励起光、第2励起光、第3励起光にし、
前記第2光分波器は、前記第2励起光源が出力する励起光を3つに分波し、第4励起光、第5励起光、第6励起光にし、
前記第3光分波器は、前記第3励起光源が出力する励起光を3つに分波し、第7励起光、第8励起光、第9励起光にし、
前記第1光合波器は、前記第1励起光、前記第4励起光、前記第7励起光を合波し、
前記第2光合波器は、前記第2励起光、前記第5励起光、前記第8励起光を合波し、
前記第3光合波器は、前記第3励起光、前記第6励起光、前記第9励起光を合波する
光中継器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、光中継器、及び光通信システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
海底光ケーブルシステムなどの長距離伝送を目的とした光通信システムでは、光信号の減衰の電気的補償を行うために複数の光中継器が伝送路に挿入されている。
【0003】
特許文献1には、複数の励起光源を備える光中継器において、不等分岐カプラを用いて励起光の合波及び分波を行うことが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2018/097074号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
光通信システムは、光中継器が挿入される数に伴って光中継器の電圧降下の影響が大きくなる。したがって、光中継器の内部における電圧降下の抑制が要求されている。
【0006】
光中継器の電圧降下及び信頼性を確保するために、特許文献1において、複数の励起光源を備える光中継器にて複数の励起光を合波及び分波し、複数の光増幅器によって励起することが開示されている。
【0007】
しかしながら、上述の方式は、光中継器が奇数個の励起光源を備える場合において、光増幅器の一部を終端することが必要となり、終端する光増幅器に用いる励起光の電力が無駄になるため、好適とは言えない。
【0008】
上記を鑑み、本開示は、奇数個の光減を備える場合において、消費電圧を抑制する光中継器及び光通信システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示に係る光中継器は、少なくとも3以上の奇数であるn個のユニットを備え、前記n個のユニットは、励起光源、第1光分波器、第2光分波器、第1光合波器、第2光合波器をそれぞれ備え、前記第1光分波器は、前記励起光源からの励起光を1:n-1に分波し、前記第2光分波器は、前記第1光分波器によって分波した比率がn-1である励起光をn-1本の励起光に分波し、さらに前記第2光分波器は、当該第2光分波器が属するユニット以外であるn-1個のユニットに属する各第1光合波器に分波した励起光を出力し、前記第1光合波器は、当該第1光合波器が属するユニット以外であるn-1個のユニットに属する各光分波器より入力された励起光を単一の励起光に合波して前記第2光合波器に出力し、前記第2光合波器は、前記第1光分波器によって分波した比率が1である励起光と前記第1光合波器によって合波した前記単一の励起光を合波するものである。
【0010】
本開示に係る光中継器は、少なくとも3以上の奇数であるn個のユニットを備え、前記n個のユニットは、励起光源、光分波器、光合波器をそれぞれ備え、前記光分波器は、前記励起光源からの励起光をn本の励起光に分波し、さらに前記光分波器は、前記n本の励起光を前記n個のユニットの前記光合波器にそれぞれ出力し、前記光合波器は、前記n個のユニットの前記光分波器より入力された励起光を単一の励起光に合波するものである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
日本電気株式会社
高周波スイッチ回路
9日前
日本電気株式会社
光中継器、及び光通信システム
17日前
日本電気株式会社
光信号中継装置及び光信号中継方法
15日前
日本電気株式会社
超伝導デバイスおよびその製造方法
23日前
日本電気株式会社
監視装置、監視方法、及びプログラム
19日前
日本電気株式会社
評価装置、評価方法、およびプログラム
3日前
日本電気株式会社
サーバ、サーバの制御方法、及びプログラム
1日前
日本電気株式会社
中継装置、通信システム、及び通信制御方法
9日前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理方法、及び、記録媒体
10日前
日本電気株式会社
管理装置、通信端末、通信方法及びプログラム
18日前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
9日前
日本電気株式会社
画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
24日前
日本電気株式会社
制御装置、基地局、プログラム、及びその方法
3日前
日本電気株式会社
保守支援装置、保守支援方法、およびプログラム
23日前
日本電気株式会社
端末、システム、端末の制御方法及びプログラム
1日前
日本電気株式会社
文書作成支援装置、文書作成支援方法、プログラム
19日前
日本電気株式会社
サーバ装置、サーバ装置の制御方法及びプログラム
19日前
日本電気株式会社
サーバ装置、サーバ装置の制御方法及びプログラム
2日前
日本電気株式会社
サーバ装置、サーバ装置の制御方法及びプログラム
5日前
日本電気株式会社
アクセス管理装置、アクセス管理方法及びプログラム
18日前
日本電気株式会社
サービス提供装置、サービス提供方法及びプログラム
10日前
日本電気株式会社
偏波状態監視装置、偏波状態監視方法、及びプログラム
2日前
日本電気株式会社
食事提案装置、食事提案方法、及び食事提案プログラム
1日前
日本電気株式会社
情報提供装置、情報提供方法およびコンピュータプログラム
17日前
日本電気株式会社
プログラム検査装置、プログラム検査方法、及びプログラム
11日前
日本電気株式会社
来歴管理システム、来歴管理方法、プログラム、及び記憶装置
19日前
日本電気株式会社
測位システム、移動制御装置、移動制御方法、及びプログラム
18日前
日本電気株式会社
サーバ装置、システム、サーバ装置の制御方法及びプログラム
11日前
日本電気株式会社
3次元データ生成装置、3次元データ生成方法及びプログラム
16日前
日本電気株式会社
情報処理装置、監視システム、データ生成方法、及びプログラム
19日前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及び、制御プログラム
3日前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及び、制御プログラム
3日前
日本電気株式会社
姿勢評価装置、姿勢評価システム、姿勢評価方法、及びプログラム
23日前
日本電気株式会社
点群処理システム、点群処理装置、点群処理方法、及び、プログラム
9日前
日本電気株式会社
情報処理装置、コンテンツ生成システム、制御方法、および制御プログラム
5日前
日本電気株式会社
防災無線送受信システム、防災無線送受信方法及び防災無線送受信プログラム
17日前
続きを見る
他の特許を見る