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公開番号
2025063719
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-16
出願番号
2023173136
出願日
2023-10-04
発明の名称
鉄道車両用座席
出願人
日本車輌製造株式会社
代理人
弁理士法人コスモス国際特許商標事務所
主分類
B61D
1/04 20060101AFI20250409BHJP(鉄道)
要約
【課題】背ずりクッションや座クッションに破損や汚損が生じた場合であっても、短時間で復旧させることができる鉄道車両用座席を提供すること。
【解決手段】本開示の一態様は、鉄道車両用座席1において、背ずりクッション20、および/または、座クッション30は、厚さ方向TDA,TDBの断面にて、第1面20a,30a側の外形と第2面20b,30b側の外形が、厚さ方向TDA,TDBの中心線CLA,CLBに対して線対称、または、断面内の所定の中心点CPAに対して点対称に形成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
着座者の背中を支持する背ずりクッションと、
前記着座者の臀部を支持する座クッションと、
を有する鉄道車両用座席において、
前記背ずりクッションと前記座クッションは、それぞれ、厚さ方向の両面として第1面と第2面とを備え、
前記背ずりクッション、および/または、前記座クッションは、
前記厚さ方向の断面にて、前記第1面側の外形と前記第2面側の外形が、前記厚さ方向の中心線に対して線対称、または、断面内の所定の中心点に対して点対称に形成されていること、
を特徴とする鉄道車両用座席。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
請求項1の鉄道車両用座席において、
前記第1面と前記第2面にて、色および柄が同じであること、
を特徴とする鉄道車両用座席。
【請求項3】
請求項1の鉄道車両用座席において、
前記第1面と前記第2面にて、色および/または柄が異なること、
を特徴とする鉄道車両用座席。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか1つの鉄道車両用座席において、
前記第1面と前記第2面のうち、一方の面にてヒータ機能を備える表皮材を使用し、他方の面にてクーラ機能を備える表皮材を使用すること、
を特徴とする鉄道車両用座席。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、鉄道車両用座席に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、鉄道車両用座席の背ずりクッション等(すなわち、背ずりクッションや座クッション)の表皮材は、ヒータの伝熱をよくするために片面だけに張られているので、例えば表皮材が破損などしたときには、予備の背ずりクッション等と交換する必要があった。そして、予備の背ずりクッション等は鉄道車両内に常備されていない場合が多いので、わざわざ鉄道車両を車庫に入庫させたうえで予備の背ずりクッション等と交換する必要があった。そのため、鉄道車両用座席を短時間で復旧させることができなかった。
【0003】
ここで、鉄道車両用座席に関する技術として、特許文献1には、腰掛座布団と背ズリ布団のいずれか一方の一部に損傷や汚れが生じても、交換して使用できるように腰掛座布団と背ズリ布団とを略同寸法の同形にした鉄道車両の乗客用椅子が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-331929号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示される鉄道車両の乗客用椅子においては、損傷や汚れが生じた腰掛座布団や背ズリ布団は、別のシートを被せて使用するとしており、別のシートを用意する必要がある。そのため、別のシートがその場にない場合には、鉄道車両の乗客用椅子を短時間で復旧できないおそれがある。
【0006】
そこで、本開示は上記した課題を解決するためになされたものであり、背ずりクッションや座クッションに破損や汚損が生じた場合であっても、短時間で復旧させることができる鉄道車両用座席を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本開示の鉄道車両用座席は、以下の構成を備えている。
(1)着座者の背中を支持する背ずりクッションと、前記着座者の臀部を支持する座クッションと、を有する鉄道車両用座席において、前記背ずりクッションと前記座クッションは、それぞれ、厚さ方向の両面として第1面と第2面とを備え、前記背ずりクッション、および/または、前記座クッションは、前記厚さ方向の断面にて、前記第1面側の外形と前記第2面側の外形が、前記厚さ方向の中心線に対して線対称、または、断面内の所定の中心点に対して点対称に形成されていること、を特徴とする。
【0008】
本開示においては、背ずりクッションや座クッションは、リバーシブルな形状(すなわち、表裏両面とも使うことができる形状)に形成されている。そのため、背ずりクッションや座クッションについて、第1面(または第2面)を鉄道車両用座席の座面(すなわち、着座者が接する面、表面)として使用しているときに、第1面(または第2面)にて例えば破損や汚損が生じた場合であっても、座クッションや背ずりクッションを反転させて、第1面と第2面を表裏入れ替えて、第2面(または第1面)を鉄道車両用座席の座面として使用できる。このようにして、背ずりクッションや座クッションに破損や汚損が生じた場合であっても、鉄道車両用座席を短時間で復旧させることができる。
【0009】
(2)(1)の鉄道車両用座席において、前記第1面と前記第2面にて、色および柄が同じであること、が選択可能である。
【0010】
本開示においては、背ずりクッションや座クッションを反転させて、鉄道車両用座席の座面として使用する面を第1面と第2面で入れ替えた場合であっても、鉄道車両用座席の座面における色および柄が変化しない。よって、鉄道車両用座席の座面として使用する面を、違和感なく、第1面と第2面で入れ替えることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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