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公開番号
2025064074
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2023173519
出願日
2023-10-05
発明の名称
オットマン装置
出願人
トヨタ紡織株式会社
代理人
名古屋国際弁理士法人
主分類
A47C
7/50 20060101AFI20250410BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】 支持部をコンパクトに収納可能であって、かつ、使用時に当該支持部を大きく変位させることが可能なオットマン装置の一例を開示する。
【解決手段】 スライド機構13により四節リンク機構12を展開させて支持部11を前方側に変位させるとともに、駆動歯車14にて従動歯車部12Bを回転させて当該四節リンク機構12の一部を構成する駆動アーム12Aの下端を前方に揺動変位させる。オットマン装置10に係る支持部11の変位は、四節リンク機構12を利用した変位に、駆動アーム12Aが揺動することによる変位が加算された変位量となる。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
着席者の下腿を支持するため支持部を使用位置と収納位置との間で変位させるオットマン装置において、
前記支持部と共に四節リンク機構を構成する駆動アームであって、長手方向一端側に従動歯車部が設けられた駆動アームと、
前記従動歯車部の中心にて前記駆動アームを回転可能に支持するとともに、当該中心をシート前後方向に平行変位させるスライド機構と、
前記四節リンク機構を構成する第1従動リンクであって、長手方向一端側が前記支持部に回転可能に連結され、長手方向他端側が前記駆動アームの長手方向他端側に回転可能に連結された第1従動リンクと、
前記四節リンク機構を構成する第2従動リンクであって、長手方向中間部が前記駆動アームの長手方向中間に回転可能に連結され、長手方向一端側が前記支持部に回転可能に連結された第2従動リンクと、
長手方向一端側が前記第2従動リンクの長手方向他端側に回転可能に連結された第3従動リンクであって、長手方向他端側が前記従動歯車部と共にスライド変位する第1スライド部に回転可能に連結された第3従動リンクと、
前記従動歯車部と噛み合う駆動歯車であって、当該従動歯車部と一体的にスライド変位する第2スライド部に回転可能に連結された駆動歯車と、
前記第2スライド部のスライド変位に応じて前記駆動歯車を回転させる歯車リンク機構と
を備えるオットマン装置。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記歯車リンク機構は、
前記駆動歯車の回転中心から径方向に延びる第1歯車リンクであって、当該駆動歯車と一体的に回転する第1歯車リンク、及び
長手方向一端側が前記第1歯車リンクの延び方向先端側に回転可能に連結され、長手方向他端側が不動な部位に回転可能に連結された第2歯車リンク
を有して構成されている請求項1に記載のオットマン装置。
【請求項3】
下腿の上部を支持するためドラムであって、前記駆動アームと一体的に変位するドラムを備える請求項1に記載のオットマン装置。
【請求項4】
前記第3従動リンクの長手方向他端側は、前記駆動歯車の回転中心から径方向にずれた位置であって、当該駆動歯車と一体的に回転しながらシート前後方向に変位する部位に連結されている請求項1ないし3のいずれか1項に記載のオットマン装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、オットマン装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に記載のオットマン装置では、直線駆動機構(17)により主リンク(26)を揺動させてオットマン本体(10)を使用位置に変位させている。なお、括弧内の符号は、特許文献1に記載された「発明の実施の形態」に示された参照符号である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-332687号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のオットマン装置では、直線駆動機構(17)により主リンク(26)を揺動させてオットマン本体(10)を使用位置に変位させているので、オットマン本体(10)の変位量は、直線駆動機構(17)の長手方向寸法に大きく依存する。
【0005】
つまり、上記のオットマン装置において、オットマン本体(10)を大きく変位させるには、直線駆動機構(17)を構成するネジ軸(22)の長さを長くせざるを得ない。
そして、直線駆動機構(1)が大きくなると、シートクッション下部に当該直線駆動機構(1)を配置するためのスペースを確保することが困難となる。本開示は、当該点に鑑みたオットマン装置の一例を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
着席者の下腿を支持するため支持部(11)を使用位置と収納位置との間で変位させるオットマン装置は、例えば、以下の構成要件のうち少なくとも1つを備えることが望ましい。
【0007】
すなわち、当該構成要件は、支持部(11)と共に四節リンク機構を構成する駆動アーム(12A)であって、長手方向一端側に従動歯車部(12B)が設けられた駆動アーム(12A)と、従動歯車部(12B)の中心(Lo)にて駆動アーム(12A)を回転可能に支持するとともに、当該中心(Lo)をシート前後方向に平行変位させるスライド機構(13)と、四節リンク機構を構成する第1従動リンク(12C)であって、長手方向一端側が支持部(11)に回転可能に連結され、長手方向他端側が駆動アーム(12A)の長手方向他端側に回転可能に連結された第1従動リンク(12C)と、四節リンク機構を構成する第2従動リンク(12D)であって、長手方向中間部が駆動アーム(12A)の長手方向中間に回転可能に連結され、長手方向一端側が支持部(11)に回転可能に連結された第2従動リンク(12D)と、長手方向一端側が第2従動リンク(12D)の長手方向他端側に回転可能に連結された第3従動リンク(12E)であって、長手方向他端側が従動歯車部(12B)と共にスライド変位する第1スライド部(12F)に回転可能に連結された第3従動リンク(12E)と、従動歯車部(12B)と噛み合う駆動歯車(14)であって、当該従動歯車部(12B)と一体的にスライド変位する第2スライド部(12F)に回転可能に連結された駆動歯車(14)と、第2スライド部(12F)のスライド変位に応じて駆動歯車(14)を回転させる歯車リンク機構(15)とである。
【0008】
これにより、当該オットマン装置に係る支持部(11)の変位は、パンタグラフ機構等の四節リンク機構を利用した変位に、駆動アーム(12A)が揺動することによる変位が加算された変位量となる。
【0009】
すなわち、スライド機構(13)がシート前方側に伸張するように作動すると、四節リンク機構は、駆動アーム(12A)と第2従動リンク(12D)とのなす角が小さくなるように伸張変形する。これに連動して駆動歯車(14)が回転するため、駆動アーム(12A)は、当該駆動アーム(12A)の長手方向他端側がシート前方側に変位するように揺動する。
【0010】
したがって、当該オットマン装置に係る支持部(11)の変位は、四節リンク機構を利用した変位に、駆動アーム(12A)が揺動することによる変位が加算された変位量となる。延いては、スライド機構(13)のスライド量を大きくすることなく、支持部(11)を大きく変位させることが可能となり得る。
(【0011】以降は省略されています)
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