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公開番号
2025070059
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023180104
出願日
2023-10-19
発明の名称
スラストフォイル軸受
出願人
株式会社IHI
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F16C
27/02 20060101AFI20250424BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】回転体との不要な接触を抑制することが可能なスラストフォイル軸受を提供する。
【解決手段】スラストフォイル軸受5は、シャフト2の挿通孔12が設けられたベースプレート10と、挿通孔12の周囲に配置されると共にその外周側で互いに連結する複数のトップフォイル片21を含み、ベースプレート10に配置されるトップフォイル20とを備え、複数のトップフォイル片21はその外周側と内周側で、ベースプレート10に取り付けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
シャフトの挿通孔が設けられたベースプレートと、
前記挿通孔の周囲に配置されると共にその外周側で互いに連結する複数のトップフォイル片を含み、前記ベースプレートに配置されるトップフォイルと
を備え、
前記複数のトップフォイル片はその外周側と内周側で、前記ベースプレートに取り付けられる
スラストフォイル軸受。
続きを表示(約 420 文字)
【請求項2】
各前記トップフォイル片は、その内周側に設けられ且つ前記ベースプレートに向けて突出すると共に前記ベースプレートに係止する係止部を含む
請求項1に記載のスラストフォイル軸受。
【請求項3】
前記係止部は、各前記トップフォイル片の内周側から外周側に向けて延伸する側縁部に設けられている
請求項2に記載のスラストフォイル軸受。
【請求項4】
前記係止部は、各前記トップフォイル片の内周側に位置する周縁部に設けられている
請求項2に記載のスラストフォイル軸受。
【請求項5】
前記係止部の先端は、返し部として折り曲げられている
請求項3又は4に記載のスラストフォイル軸受。
【請求項6】
前記係止部は、当該係止部が設けられる前記トップフォイル片に向けて傾斜しつつ突出している
請求項3又は4に記載のスラストフォイル軸受。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、スラストフォイル軸受に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
スラストフォイル軸受は流体軸受の一種である。スラストフォイル軸受は、回転体との間に流体膜を形成することによって非接触で当該回転体を支持する。回転体は、振動や衝撃等によって当該回転体の軸方向に細かく移動する。
【0003】
このような回転体の細かな動きに関わりなく、スラストフォイル軸受は流体膜の形成を維持する必要がある。そのため、スラストフォイル軸受は回転体に対して傾斜した金属薄板を備えている。金属薄板は軸方向に撓み可能に設けられ、回転体と共に流体膜を形成し、当該流体膜の内圧を増加させるための楔形の流路を形成する。特許文献1は、上述した金属薄板としての複数のトップフォイル片と、複数のトップフォイル片を弾性的に支持する複数のバックフォイル片とを備えたスラストフォイル軸受を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-037975号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
回転体の回転速度が低い間は流体膜が形成されず、回転体はトップフォイル片に接触する。また、回転体の回転速度が高く、流体膜が形成されている場合でも、軸方向の大きな衝撃を受けた場合に、回転体は一時的にトップフォイル片に接触する。つまり、トップフォイル片は、スラストフォイル軸受の動作の特性上、基本的に摩耗しやすい。
【0006】
本開示は上述の事情を鑑みて成されたものであり、回転体との不要な接触を抑制することが可能なスラストフォイル軸受の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係るスラストフォイル軸受は、シャフトの挿通孔が設けられたベースプレートと、前記挿通孔の周囲に配置されると共にその外周側で互いに連結する複数のトップフォイル片を含み、前記ベースプレートに配置されるトップフォイルとを備え、前記複数のトップフォイル片はその外周側と内周側で、前記ベースプレートに取り付けられる。
【0008】
各前記トップフォイル片は、その内周側に設けられ且つ前記ベースプレートに向けて突出すると共に前記ベースプレートに係止する係止部を含んでもよい。前記係止部は、各前記トップフォイル片の内周側から外周側に向けて延伸する側縁部に設けられてもよい。 前記係止部は、各前記トップフォイル片の内周側に位置する周縁部に設けられてもよい。 前記係止部の先端は、返し部として折り曲げられてもよい。前記係止部は、当該係止部が設けられる前記トップフォイル片に向けて傾斜しつつ突出してもよい。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、回転体との不要な接触を抑制することが可能なスラストフォイル軸受を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の実施形態に係るスラストフォイル軸受を適用したターボ機械の一例の側面図である。
本実施形態に係るスラストフォイル軸受の一例の側面図である。
本実施形態の第1例に係るベースプレートの正面図である。
図3Aに示すベースプレートの溝部を径方向内側から見たときの図である。
本実施形態の第1例に係るバックフォイルの正面図である。
本実施形態の第1例に係るバックフォイル片の正面図である。
バックフォイル片が、トップフォイル片と共にベースプレートに取付けられた状態を示す側面図である。
本実施形態の第1例に係るトップフォイルの正面図である。
本実施形態の第1例に係るトップフォイル片の斜視図である。
図5Bに示すトップフォイル片の一部を径方向から見たときの拡大図である。
本実施形態の第2例に係るトップフォイル片の斜視図である。
図6Aに示すトップフォイル片の一部を径方向から見たときの拡大図である。
本実施形態の第2例に係るベースプレートの正面図である。
図7Aに示す溝部を周方向から見たときの断面図である。
本実施形態の第3例に係る係止部及び溝部を径方向から見たときの図である。
本実施形態の第4例に係る係止部及び溝部を周方向から見たときの断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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