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公開番号2025071476
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-08
出願番号2023181663
出願日2023-10-23
発明の名称台車ユニット、台車ユニットの組立方法
出願人住友重機械工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B61B 13/00 20060101AFI20250428BHJP(鉄道)
要約【課題】本発明の目的は、牽引台車の大きさの制約を受けにくい台車ユニットを提供することである。
【解決手段】台車ユニット100は、自走可能な走行台車1と、走行台車1により牽引される牽引台車2と、を備える台車ユニットである。走行台車1は、荷を載置可能な第1載置台10を有し、牽引台車2は、荷を載置可能な第2載置台20を有し、第2載置台20は、第1載置台10を上方から覆うように配置され、走行台車1および牽引台車2は、第1載置台10の上面と第2載置台20の下面の一方に設けられた凸部32と他方に設けられた凹部36とを嵌合させることによって連結される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
自走可能な走行台車と、前記走行台車により牽引される牽引台車と、を備える台車ユニットであって、
前記走行台車は、荷を載置可能な第1載置台を有し、
前記牽引台車は、荷を載置可能な第2載置台を有し、
前記第2載置台は、前記第1載置台を上方から覆うように配置され、
前記走行台車および前記牽引台車は、前記第1載置台の上面と前記第2載置台の下面の一方に設けられた凸部と他方に設けられた凹部とを嵌合させることによって連結される台車ユニット。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記第1載置台の上面に着脱自在に取り付けられ、前記凹部を有する第1連結部材を有する請求項1に記載の台車ユニット。
【請求項3】
前記第1載置台は、少なくとも2種類のアタッチメント部材を取り付けるために予め設けられたタップ孔を有し、
前記第1連結部材は、前記タップ孔にボルト固定される請求項2に記載の台車ユニット。
【請求項4】
前記凸部は、前記第1載置台または前記第2載置台に変位不能に設けられる請求項1に記載の台車ユニット。
【請求項5】
前記凸部および前記凹部は、前記走行台車の旋回中心を挟んだ複数個所に設けられる請求項1に記載の台車ユニット。
【請求項6】
前記牽引台車は、前記走行台車の四側面それぞれに対向する囲い部材を有する請求項1に記載の台車ユニット。
【請求項7】
前記凸部または前記凹部を進退させる進退機構を有する請求項1に記載の台車ユニット。
【請求項8】
荷を載置可能な第1載置台を有し自走可能な走行台車と、荷を載置可能な第2載置台を有し前記走行台車により牽引される牽引台車と、を備える台車ユニットの組立方法であって、
前記牽引台車は、前記走行台車の四側面それぞれに対向して囲い部材を有し、
前記第1載置台の上面と前記第2載置台の下面の一方に凸部が設けられ、他方に凹部が設けられており、
本組立方法は、前記走行台車の上方から前記牽引台車をかぶせることと、前記第1載置台の上方に前記第2載置台を位置させることと、前記囲い部材により前記走行台車の四側面を囲うように配置することと、を含み、
前記凸部と前記凹部を嵌合させることによって前記走行台車に前記牽引台車を連結する組立方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、台車ユニットおよび台車ユニットの組立方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
搬送車により台車を牽引する技術が知られている。例えば、特許文献1には、牽引治具を備える搬送車により、荷台を有する台車を搬送する技術が記載されている。この牽引治具は、上向に突出する一対の受け部で台車の左右両側面をガイドし、前向きの複数の押さえ部で台車の前面を押さえ、可動式のストッパで台車の後面を押さえることにより、搬送車と台車を連結する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-14790号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の連結技術では、前後左右に配置した部材で台車の周囲を囲んで支持することで搬送車と台車とを連結するため、連結できる台車の大きさに制約がある。これから、特許文献1には、台車の大きさの制約を受けにくくする観点では十分な開示があるとはいえない。
【0005】
本発明の目的は、このような課題に鑑みてなされたもので、牽引台車の大きさの制約を受けにくい台車ユニットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の台車ユニットは、自走可能な走行台車と、走行台車により牽引される牽引台車と、を備える台車ユニットであって、走行台車は、荷を載置可能な第1載置台を有する。牽引台車は、荷を載置可能な第2載置台を有する。第2載置台は、第1載置台を上方から覆うように配置され、走行台車および牽引台車は、第1載置台の上面と第2載置台の下面の一方に設けられた凸部と他方に設けられた凹部とを嵌合させることによって連結される。
【0007】
本発明の別の態様は台車ユニットの組立方法である。この方法は、荷を載置可能な第1載置台を有し自走可能な走行台車と、荷を載置可能な第2載置台を有し走行台車により牽引される牽引台車と、を備える台車ユニットの組立方法であって、牽引台車は、走行台車の四側面それぞれに対向して囲い部材を有する。第1載置台の上面と第2載置台の下面の一方に凸部が設けられ、他方に凹部が設けられており、本組立方法は、走行台車の上方から牽引台車をかぶせることと、第1載置台の上方に第2載置台を位置させることと、囲い部材により走行台車の四側面を囲うように配置することと、を含み、凸部と凹部を嵌合させることによって走行台車に牽引台車を連結する。
【0008】
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を方法、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、牽引台車の大きさの制約を受けにくい台車ユニットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る台車ユニットの一例を示す斜視図である。
図1の台車ユニットの連結機構を示す側面断面図である。
図1の牽引台車の囲い部材を示す平面図である。
図1の走行台車を示す斜視図である。
図1の走行台車の車輪の配置を示す図である。
図1の台車ユニットの構成を概略的に示すブロック図である。
進退機構を備えた変形例を示す側面断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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