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公開番号
2025071834
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2023182191
出願日
2023-10-24
発明の名称
情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
G06T
7/70 20170101AFI20250430BHJP(計算;計数)
要約
【課題】XRを用いて複数の人物の間で行うコミュニケーションの準備を容易に行えるようにする技術を提供する。
【解決手段】本発明の情報処理装置は、ユーザーが見る3次元空間に1人以上の人物の映像を表示して前記ユーザーを含む複数の人物の間で行うコミュニケーションの形式を設定する設定手段と、設定された前記コミュニケーションの形式と、前記ユーザーを撮像する撮像装置の数とに基づいて、前記複数の人物と前記撮像装置との配置を決定する決定手段と、決定された前記ユーザーと前記撮像装置の配置の通知を前記ユーザーに対して行うように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザーが見る3次元空間に1人以上の人物の映像を表示して前記ユーザーを含む複数の人物の間で行うコミュニケーションの形式を設定する設定手段と、
設定された前記コミュニケーションの形式と、前記ユーザーを撮像する撮像装置の数とに基づいて、前記複数の人物と前記撮像装置との配置を決定する決定手段と、
決定された前記ユーザーと前記撮像装置の配置の通知を前記ユーザーに対して行うように制御する制御手段と
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記撮像装置は、前記ユーザーの3次元形状の情報を取得可能であり、
前記情報処理装置は、
前記撮像装置によって得られた前記情報に基づいて、前記ユーザーの3次元映像のデータを生成する生成手段と、
前記3次元映像のデータを外部に送信する送信手段と
をさらに有する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記通知として、前記3次元空間での、決定された前記ユーザーと前記撮像装置の配置を示すアイテムの表示を行うように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記コミュニケーションの形式は、人物の数、人物のグループの構成、人物間で共有するコンテンツの有無、前記コンテンツのサイズ、前記コンテンツの種類、および人物間の関係の少なくともいずれかを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記決定手段は、前記複数の人物と前記撮像装置との配置の決定において、前記複数の人物の位置変動の特性と、前記撮像装置の撮像画角との少なくとも一方をさらに考慮することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記3次元空間における、前記複数の人物と前記撮像装置とを配置可能な領域に関する情報を取得する取得手段
をさらに有し、
前記決定手段は、前記複数の人物と前記撮像装置との少なくともいずれかが前記領域の外側に配置されるように前記複数の人物と前記撮像装置との配置を決定した場合に、前記複数の人物と前記撮像装置との全てが前記領域の内側に配置されるように、決定した前記配置を調整する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記制御手段は、前記複数の人物と前記撮像装置との全てが前記領域の内側に配置されるように前記複数の人物と前記撮像装置との配置を調整できない場合に、前記ユーザーに対して第2の通知を行うように制御する
ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記1人以上の人物は、2人以上の人物であり、
前記決定手段は、前記2人以上の人物それぞれからの前記ユーザーの見えと、前記撮像装置からの前記ユーザーの見えとの差を合成した値が閾値よりも小さくなるように、前記複数の人物と前記撮像装置との配置を決定する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記決定手段は、前記2人以上の人物のうちの特定の人物に対応する重みとして、前記2人以上の人物のうちの残りの人物に対応する重みよりも小さい重みを用いて、前記2人以上の人物それぞれからの前記ユーザーの見えと、前記撮像装置からの前記ユーザーの見えとの差を重みづけ合成した前記値が前記閾値よりも小さくなるように、前記複数の人物と前記撮像装置との配置を決定する
ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記特定の人物は、前記ユーザーと同じグループの人物と、前記コミュニケーションに新たに参加した人物との少なくとも一方を含む
ことを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラムに関し、特に仮想現実感、拡張現実感、または複合現実感といった技術を用いたシステムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
仮想(人工)現実感(Virtual Reality:VR)、複合現実感(Mixed Reality:MR)、および拡張現実感(Augmented Reality:AR)といった技術がある。これらの技術はXR(Cross Reality)と呼ばれている。XRの映像は、例えば、頭部装着型表示装置であるヘッドマウントディスプレイ(HMD)を用いてユーザーに対して呈示される。遠隔地にいる人物の外観を表す3次元映像を実時間で取得してユーザーに対して呈示する技術も提案されている。この技術によれば、遠隔地にいる人物と同じ空間(3次元空間)にいるかのような感覚をユーザーに与えたり、人物の位置、視線、および指差しを使った空間的なコミュニケーションを可能にしたりすることができる。この技術は、Holoportationと呼ばれている(非特許文献1)。
【0003】
人物の外観を表す3次元映像を得る場合に、あらゆる角度から人物を視認できるようにしたり、人物が動き回れるようにしたりするためには、人物を捕らえるセンサ(撮像装置)として、多数のセンサが必要になる。しかしながら、人物に依っては多数のセンサを用意できないことがある。また、家庭またはオフィスといった場所では、多数のセンサを設置できないことがある。
【0004】
一方で、コミュニケーションの形式(種類)に依っては、人物の位置、視線、および指差しを使った空間的なコミュニケーションがとれればよく、あらゆる角度から人物を視認できるようにしたり、人物が動き回れるようにしたりする必要がないことがある。この場合は、使用するセンサの数を減らすことができる。
【0005】
特許文献1には、センサの計測範囲を可視化する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2007-233971号公報
【非特許文献】
【0007】
Holoportation: Virtual 3D Teleportation in Real-time, In Proceedings of the 29th Annual Symposium on User Interface Software and Technology (pp. 741-754). ACM.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、コミュニケーションの形式に依って、ユーザーが見る3次元空間におけるセンサ(撮像装置)と複数の人物の好適な配置が変わる。そのため、特許文献1に開示の技術を用いたとしても、センサと複数の人物の配置の設定をユーザーが間違わずスムーズに行うのは困難である。
【0009】
本発明は、XRを用いて複数の人物の間で行うコミュニケーションの準備を容易に行えるようにする技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の第1の態様は、ユーザーが見る3次元空間に1人以上の人物の映像を表示して前記ユーザーを含む複数の人物の間で行うコミュニケーションの形式を設定する設定手段と、設定された前記コミュニケーションの形式と、前記ユーザーを撮像する撮像装置の数とに基づいて、前記複数の人物と前記撮像装置との配置を決定する決定手段と、決定された前記ユーザーと前記撮像装置の配置の通知を前記ユーザーに対して行うように制御する制御手段とを有することを特徴とする情報処理装置である。
(【0011】以降は省略されています)
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