TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025072139
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2023182692
出願日
2023-10-24
発明の名称
真贋判定装置、コンピュータプログラム及び真贋判定方法
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B42D
25/328 20140101AFI20250430BHJP(製本;アルバム;ファイル;特殊印刷物)
要約
【課題】鮮明な回折光を検出して媒体の真贋判定を行うことができる真贋判定装置、コンピュータプログラム及び真贋判定方法を提供する。
【解決手段】真贋判定装置は、発光部と、発光部から発光された光の透過を制限する透過制限部と、制御部とを備え、制御部は、透過制限部で制限された透過光を対象媒体に照射して対象媒体を撮影した第1画像を取得し、取得した第1画像に基づいてホログラムで表現されるコード情報を特定し、特定したコード情報に基づいて対象媒体の真贋を判定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
発光部と、
前記発光部から発光された光の透過を制限する透過制限部と、
制御部と
を備え、
前記制御部は、
前記透過制限部で制限された透過光を対象媒体に照射して前記対象媒体を撮影した第1画像を取得し、
取得した第1画像に基づいてホログラムで表現されるコード情報を特定し、
特定したコード情報に基づいて前記対象媒体の真贋を判定する、
真贋判定装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記制御部は、
取得した第1画像に基づいて輝点領域を特定し、
特定した輝点領域の周辺領域におけるホログラムで表現されるコード情報を特定する、
請求項1に記載の真贋判定装置。
【請求項3】
前記透過制限部は、
前記発光部の発光面より小さい領域に制限して光を透過させる、
請求項1に記載の真贋判定装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記コード情報を文字列に変換し、
変換した文字列と正解文字列とを比較して前記対象媒体の真贋を判定する、
請求項1に記載の真贋判定装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記文字列と前記正解文字列とで一致する文字数が所定の閾値以上であるか否かに応じて前記対象媒体の真贋を判定する、
請求項4に記載の真贋判定装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記透過制限部で制限された透過光を対象媒体に照射せずに前記対象媒体を撮影した第2画像を取得し、
取得した第2画像に基づいてホログラムで表現されるホログラム画像を特定し、
特定したホログラム画像に基づいて前記対象媒体の真贋を判定する、
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の真贋判定装置。
【請求項7】
前記制御部は、
特定したホログラム画像と正解画像との類似度を算出し、
算出した類似度と類似度閾値とに基づいて前記対象媒体の真贋を判定する、
請求項6に記載の真贋判定装置。
【請求項8】
前記制御部は、
前記コード情報に基づく真贋判定及び前記ホログラム画像に基づく真贋判定それぞれで真と判定された場合、前記対象媒体を真と判定する、
請求項6に記載の真贋判定装置。
【請求項9】
発光部から発光された光の透過を制限する透過制限部で透過を制限された光を対象媒体に照射して前記対象媒体を撮影した第1画像を取得し、
取得した第1画像に基づいてホログラムで表現されるコード情報を特定し、
特定したコード情報に基づいて前記対象媒体の真贋を判定する、
処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
【請求項10】
発光部から発光された光の透過を制限する透過制限部で透過を制限された光を対象媒体に照射して前記対象媒体を撮影した第1画像を取得し、
取得した第1画像に基づいてホログラムで表現されるコード情報を特定し、
特定したコード情報に基づいて前記対象媒体の真贋を判定する、
真贋判定方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、真贋判定装置、コンピュータプログラム及び真贋判定方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
クレジットカード、紙幣、株券、商品券や高級ブランド品などには、複製や偽造などを防止するための情報が記録された媒体が用いられている。このような媒体には、複製困難なホログラムのようなセキュリティ技術が利用されている。
【0003】
特許文献1には、光源からの光を紙幣のホログラムに照射し、ホログラムからの異なる2方向の反射光を反射型プリズムに取り込んで、ほぼ同一方向へ屈折させて、ホログラムの2つの画像を視認できる検査器が開示されている。しかし、特許文献1のような検査器の取り扱いには、特殊な技能や専門知識を要する。
【0004】
一方で、フラッシュライトや高画質の写真を撮影できる高性能のカメラ、高度な画像処理機能を備えるスマートフォンなどの携帯型端末が広く普及しており、特殊な技能や専門知識が無くても、このような携帯型端末が備える機能を利用することで媒体の真贋判定を行うことは合理的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2006-350995号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、スマートフォンなどの携帯型端末に搭載されるフラッシュライトに使用される発光素子は、小型の面光源であるため、理想的な点光源に比べて発光面が広い。面光源から発光される光には回り込み光が含まれる。この回り込み光による回折光が同時に観測されると、点光源の場合に比べて、鮮明な回折光が得られないという問題がある。
【0007】
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、鮮明な回折光を検出して媒体の真贋判定を行うことができる真贋判定装置、コンピュータプログラム及び真贋判定方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本実施形態の真贋判定装置は、発光部と、前記発光部から発光された光の透過を制限する透過制限部と、制御部とを備え、前記制御部は、前記透過制限部で制限された透過光を対象媒体に照射して前記対象媒体を撮影した第1画像を取得し、取得した第1画像に基づいてホログラムで表現されるコード情報を特定し、特定したコード情報に基づいて前記対象媒体の真贋を判定する。
【0009】
本実施形態のコンピュータプログラムは、発光部から発光された光の透過を制限する透過制限部で透過を制限された光を対象媒体に照射して前記対象媒体を撮影した第1画像を取得し、取得した第1画像に基づいてホログラムで表現されるコード情報を特定し、特定したコード情報に基づいて前記対象媒体の真贋を判定する、処理をコンピュータに実行させる。
【0010】
本実施形態の真贋判定方法は、発光部から発光された光の透過を制限する透過制限部で透過を制限された光を対象媒体に照射して前記対象媒体を撮影した第1画像を取得し、取得した第1画像に基づいてホログラムで表現されるコード情報を特定し、特定したコード情報に基づいて前記対象媒体の真贋を判定する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
書籍
1か月前
個人
連結器具
9か月前
個人
クリア栞
10か月前
個人
折り畳み用紙
8か月前
個人
書類ホルダー
24日前
個人
ノート
9日前
個人
ダブルクリップ
12か月前
個人
紙片収容保持具
3か月前
個人
ダブルクリップ
1か月前
個人
スマホ終活ノート
7か月前
個人
メッセージカード
1か月前
個人
本の表紙補強シート
10か月前
個人
栞及び栞付き収集帳
11か月前
FRC株式会社
学習ノート
9日前
ヒカリ株式会社
筆記帳
9か月前
コクヨ株式会社
構造体
7か月前
コクヨ株式会社
構造体
7か月前
個人
脱着リーフ綴込み補助具
2か月前
個人
吊下式カレンダー
1か月前
東洋紡株式会社
地図フィルム
5か月前
個人
脱着リングノートシステム
3か月前
個人
フアイルホルダースタンド
9か月前
個人
フアイルホルダースタンド
9か月前
個人
加工封筒後付け蛇腹ノート
9か月前
ダイニック株式会社
ブッククロス
3か月前
個人
タロットカード解説書
1か月前
個人
ダブルリング開口部調整器具
8か月前
独立行政法人 国立印刷局
潜像物
3か月前
中国電力株式会社
付箋ホルダ
11か月前
個人
送付体
8か月前
個人
環状具
4か月前
株式会社デュプロ
冊子作成システム
5か月前
株式会社Luciaube
クリアファイル
3か月前
独立行政法人 国立印刷局
光輝性動画模様
8か月前
独立行政法人 国立印刷局
真偽判別印刷物
7か月前
個人
複数の箇所に挟める磁力を持ったしおり
25日前
続きを見る
他の特許を見る