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公開番号
2025072833
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-12
出願番号
2023183206
出願日
2023-10-25
発明の名称
電圧発生回路及び放電装置
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02M
7/48 20070101AFI20250501BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】放電電極からのイオンの発生量の低下を抑制しやすい電圧発生回路及び放電装置を提供する。
【解決手段】電圧発生回路1は、トランス6と、パルス発生部2と、を備える。トランス6は、一次巻線61及び二次巻線62を有する。パルス発生部2は、一次巻線61にパルス状の一次電流I1を供給する。パルス発生部2は、制御部22を有する。制御部22は、一次電流I1のパルス幅と周期との少なくとも一方を制御値として制御する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
一次巻線及び二次巻線を有するトランスと、
前記一次巻線にパルス状の一次電流を供給するパルス発生部と、を備え、
前記パルス発生部は、前記一次電流のパルス幅と周期との少なくとも一方を制御値として制御する制御部を有する、
電圧発生回路。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記制御部は、単位時間当たりに前記二次巻線から出力される電気エネルギが最大となるときの前記制御値を最適値とする場合、前記制御値の初期値を前記最適値とは異なる値に設定する、
請求項1に記載の電圧発生回路。
【請求項3】
前記制御部は、特定条件を満たすと、前記制御値を前記電気エネルギが大きくなる側に変化させる、
請求項2に記載の電圧発生回路。
【請求項4】
前記特定条件は、経過時間に関する時間条件を含む、
請求項3に記載の電圧発生回路。
【請求項5】
前記特定条件は、前記電気エネルギによって得られる生成物に関する生成物条件を含む、
請求項3又は4に記載の電圧発生回路。
【請求項6】
前記制御部は、
前記パルス幅と前記周期との両方を前記制御値として制御可能であって、
前記パルス幅と前記周期とを個別に制御可能である、
請求項1~4のいずれか1項に記載の電圧発生回路。
【請求項7】
前記制御部は、少なくとも前記制御値としての前記周期を、時間経過に伴って動的に変化させる、
請求項1~4のいずれか1項に記載の電圧発生回路。
【請求項8】
請求項1~4のいずれか1項に記載の電圧発生回路と、
放電電極と、を備える、
放電装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、トランスを備える電圧発生回路及び放電装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
関連技術として、トランス(巻き線トランス)を備え、トランスの二次側に高電圧を発生する電圧発生回路(高電圧出力装置)が知られている(例えば、特許文献1参照)。この電圧発生回路は、例えば、放電装置(イオン発生器)に用いられ、2つの電極を有するイオン発生素子に、トランスの二次側に発生する高電圧を印加し、イオン発生素子からイオンを発生させる。
【0003】
この電圧発生回路は、トランスの二次側の出力につながっている第1端子をイオン発生素子の一方の電極に接続し、グランドライン(基準電位ライン)につながっている第2端子をイオン発生素子の他方の電極に接続する。イオン発生素子の2つの電極間は開放されており、空気が自在に出入りできる構造となっている。これにより電極間に高電圧を発生させて放電状態とし、空気からイオン又はオゾンを発生させることが可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-34174号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記関連技術の構成では、特に使用開始から長時間が経過すると、例えば、放電電極(イオン発生素子の電極)の劣化(異物の付着等を含む)等に起因して、同じだけの高電圧が印加されても、放電電極からのイオンの発生量が低下する場合がある。
【0006】
本発明の目的は、放電電極からのイオンの発生量の低下を抑制しやすい電圧発生回路及び放電装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一の局面に係る電圧発生回路は、トランスと、パルス発生部と、を備える。前記トランスは、一次巻線及び二次巻線を有する。前記パルス発生部は、前記一次巻線にパルス状の一次電流を供給する。前記パルス発生部は、制御部を有する。前記制御部は、前記一次電流のパルス幅と周期との少なくとも一方を制御値として制御する。
【0008】
本発明の一の局面に係る放電装置は、前記電圧発生回路と、前記放電電極と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、放電電極からのイオンの発生量の低下を抑制しやすい電圧発生回路及び放電装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態1に係る放電装置の外観を示す概略斜視図である。
図2は、実施形態1に係る放電装置の構成を示す概略ブロック図である。
図3は、実施形態1に係る電圧発生回路の具体例を示す概略回路図である。
図4は、実施形態1に係る電圧発生回路の動作例を示す概略説明図である。
図5は、実施形態1に係る放電装置によるイオンの発生量を示す概略説明図である。
図6は、実施形態1に係る電圧発生回路の制御部の動作例を示すフローチャートである。
図7は、実施形態2に係る電圧発生回路の動作例を示す概略説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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