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公開番号
2025073278
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023183914
出願日
2023-10-26
発明の名称
棚
出願人
三甲株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A47B
47/04 20060101AFI20250502BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】複数の支柱の管理を容易に行えるようにする技術を開示する。
【解決手段】本開示の棚10は、棚板11同士の間に複数の短尺支柱50が配置され、棚板11の複数の被嵌合部21に、複数の短尺支柱50の両端部が嵌合されるものである。そして、複数の短尺支柱50の端部には、短尺支柱50同士を直線状に並べて連結可能とする連結部51が備えられ、棚板11の裏面には、短尺支柱50同士を連結してなる支柱複合体90を寝かせた状態で収容可能な支柱収容部85が設けられている。また、支柱複合体90と支柱収容部85とには、互いに係合し、支柱複合体90を支柱収容部85内に係止する収容係止部53B,53C,84が備えられている。
【選択図】図18
特許請求の範囲
【請求項1】
上下方向で対向する棚板同士の間に複数の支柱が配置され、前記棚板の上面又は下面に開口する複数の被嵌合部に、前記複数の支柱の両端部が嵌合される棚において、
前記複数の支柱の端部に設けられ、前記支柱同士を直線状に並べて連結可能とする連結部と、
前記棚板の裏面に設けられ、前記支柱同士を連結してなる支柱複合体を寝かせた状態で収容可能な支柱収容部と、
前記支柱複合体と前記支柱収容部とに設けられて互いに係合し、前記支柱複合体を前記支柱収容部内に係止する収容係止部と、を備える棚。
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【請求項2】
前記支柱の両端部は、前記支柱の軸方向に凹凸を有すると共に、前記軸方向から見た平面形状が同一であり、
前記支柱同士を相互に回転させて突き合わせると、一方の支柱の前記連結部と他方の支柱の前記連結部とが凹凸係合する請求項1に記載の棚。
【請求項3】
前記支柱の側面には、形状が互いに異なる表面と裏面とが含まれ、
前記連結部は、一方の前記支柱の前記表面と他方の前記支柱の前記裏面とが同じ方向を向いた状態で前記一方と他方の支柱同士を連結可能に構成されている請求項2に記載の棚。
【請求項4】
前記支柱収容部の前記収容係止部は、前記支柱収容部のうち前記支柱の側面に対向する1対の対向面からそれぞれ突出し、
前記支柱の前記収容係止部は、前記支柱収容部に収容された状態の前記支柱における上下方向の中央部に配置されている請求項3に記載の棚。
【請求項5】
前記支柱収容部には、前記支柱複合体の側面に隣接する1対の横リブが備えられ、
前記支柱収容部の前記収容係止部は、前記1対の横リブの対向面からそれぞれ1つずつ突出しかつ、前記支柱収容部のうち前記支柱複合体の軸方向で互いに離れた2箇所に配置され、前記1対の横リブを弾性変形させて前記支柱複合体の前記収容係止部との係合解除が可能になる請求項1に記載の棚。
【請求項6】
前記棚板に形成され、前記被嵌合部に側方から貫通する係合孔と、
前記支柱の端部で前記支柱の軸方向に突出し、前記係合孔に係合する係合突部を先端に備えて前記支柱の端部を前記被嵌合部に抜け止めする弾性係合片と、
前記支柱の端部に設けられ、前記弾性係合片に対し、その弾性変形方向で間隔を空けて対向配置される対向突部と、を備え、
前記支柱同士が連結されるときに、一方の前記支柱の前記対向突部が他方の前記支柱の前記対向突部と前記弾性係合片との間に受容される請求項1から5の何れか1の請求項に記載の棚。
【請求項7】
前記複数の支柱より長く、前記複数の支柱に代えて前記棚板の前記被嵌合部に両端部を嵌合可能な複数の長尺支柱を備え、
前記長尺支柱は、前記支柱収容部に収容可能であると共に、前記支柱収容部の前記収容係止部と係合可能な収容係止部を有する請求項1から5の何れか1の請求項に記載の棚。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、棚板同士の間に複数の支柱が組み付けられる棚に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
この種の棚として、棚板から外された複数の支柱を、棚板の裏面に寝かせた状態にして取り付け可能なものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-180992号公報(図1,図4,[0028]参照)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来の棚では、棚板から外れた状態の複数の支柱が散らばり易く、複数の支柱の一部が紛失するような事態が生じ得た。また、全て支柱が揃っているかを数える作業は手間を要する。これに対し、本願では、複数の支柱の管理を容易に行えるようにする技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するためになされた本開示の発明の一態様は、上下方向で対向する棚板同士の間に複数の支柱が配置され、前記棚板の上面又は下面に開口する複数の被嵌合部に、前記複数の支柱の両端部が嵌合される棚において、前記複数の支柱の端部に設けられ、前記支柱同士を直線状に並べて連結可能とする連結部と、前記棚板の裏面に設けられ、前記支柱同士を連結してなる支柱複合体を寝かせた状態で収容可能な支柱収容部と、前記支柱複合体と前記支柱収容部とに設けられて互いに係合し、前記支柱複合体を前記支柱収容部内に係止する収容係止部と、を備える棚である。
【発明の効果】
【0006】
本開示の棚では、棚板から外された支柱同士を連結させて支柱複合体にしておくことができるので、複数の支柱の散らばりが抑えられると共に、全て支柱が揃っているかを数える作業が従来より容易になる。これにより、複数の支柱の管理が容易になり、従来より支柱の紛失が防がれる。また、支柱複合体は、棚板の支柱収容部に収容した状態に保持されるので、棚を分解した状態での保管や搬送を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本開示の一実施形態に係る棚の斜視図
棚板を下方から見た斜視図
図3Aは、上面開放の被嵌合部の斜視図、図3Bは、下面開放の被嵌合部の斜視図
桁部の一部破断の斜視図
図5Aは、棚板の裏面側の一部拡大斜視図、図5Bは、棚板の収容係止部の拡大斜視図
長尺支柱を前側から見た斜視図
長尺支柱を後側から見た斜視図
図8A及び図8Bは、長尺支柱の嵌合部の斜視図
棚板と長尺支柱の嵌合部分の断面図
図9のA-A切断面の断面図
棚板の支柱収容部に長尺支柱が収容された状態の斜視図
短尺支柱を前側から見た斜視図
短尺支柱を後側から見た斜視図
図14A及び図14Bは、短尺支柱の嵌合部の斜視図
棚板と短尺支柱の嵌合部分の一部破断の斜視図
支柱複合体の斜視図
図17Aは、支柱同士の連結部分の拡大斜視図、図17Bは、支柱同士の連結部分の一部破断の斜視図
棚板の支柱収容部に支柱複合体が収容された状態の斜視図
棚板の支柱収容部に支柱複合体が収容された状態の側断面図
図20Aは、図19のB-B切断面の断面図、図20Bは、図19のC-C切断面の断面図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図1~図20を参照して本開示の一実施形態の棚10について説明する。図1に示すように、本実施形態の棚10は、上下に間隔を開けて並ぶ複数の棚板11と、棚板11同士の間に組み付けられる複数の支柱50と、複数の支柱50に代えて棚板11の間に組み付けられる複数の長尺支柱30とを備える。以下、支柱50を、長尺支柱30と容易に区別可能とするために「短尺支柱50」ということとする。
【0009】
先ずは、棚板11の構造について説明する。棚板11は、樹脂の成形品であり、図2に示すように、長方形の主板部12の下面四隅から平断面四角形の桁部14が垂下された構造をなしている。以下、棚板11の長手方向を「横方向H1」といい、棚板11の短手方向を「縦方向H2」ということとする。
【0010】
図1に示すように、主板部12の上面には、縦横に延びる複数の滑り止め溝12Mが形成されている。一方、主板部12の下面には、図2に示すように、格子状の補強リブ15が設けられている。補強リブ15には、棚板11の横方向H1に延びる複数の横リブ81と、棚板11の縦方向H2に延びる複数の縦リブ82と、棚板11の縦方向H2に延び、横リブ81及び縦リブ82より低い複数の補助リブ83とが含まれている。複数の横リブ81及び複数の縦リブ82は、棚板11の横方向H1の全体及び縦方向H2の全体に亘って延びている。また、縦方向H2の両端に配置された2つの横リブ81と、横方向H1の両端に配置された2つの縦リブ82は、それぞれ両端部が桁部14に接続されている。
(【0011】以降は省略されています)
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