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公開番号2025108264
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-23
出願番号2024002078
出願日2024-01-10
発明の名称端部パーツ
出願人三甲株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類B65D 61/00 20060101AFI20250715BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】板材の端縁に取り付けられた端部パーツ間の位置規制を行うことが可能となる端部パーツを提供する。
【解決手段】板材(34)の端縁を外側から覆うように板材(34)に取り付け可能な端部パーツ(38A、38B、39A、39B)であって、前記端部パーツは、第1壁部(331)と、前記第1壁部(331)に対向して平行な方向で延伸する第2壁部(332)と、前記第1壁部(331)と前記第2壁部(332)とを連結する連結壁部(333)とにより構成された板材挿入部(301)と、前記板材(34)に取り付けられた状態で、前記端部パーツと前記端部パーツとは異なる他の端部パーツとの位置関係を規制する位置規制部(61、63A、63B、347、348)と、を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
板材の端縁を外側から覆うように板材に取り付け可能な端部パーツであって、
前記端部パーツは、
第1壁部と、前記第1壁部に対向して平行な方向で延伸する第2壁部と、前記第1壁部と前記第2壁部とを連結する連結壁部とにより構成された板材挿入部と、
前記板材に取り付けられた状態で、前記端部パーツと前記端部パーツとは異なる他の端部パーツとの位置関係を規制する位置規制部と、
を備えている、ことを特徴とする端部パーツ。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記位置規制部は、
前記第1壁部から前記板材挿入部への前記板材の挿入方向と交差する上下方向において上方向または下方向に突出する段積み突部と、
前記第2壁部は、前記板材が挿入された前記端部パーツを上下方向に重ねた状態において、上側または下側の前記端部パーツに設けられた前記段積み突部を受容可能な段積受容部と、
を備えている、ことを特徴とする請求項1に記載の端部パーツ。
【請求項3】
前記端部パーツは、前記板材の第1側辺に対して取付け可能な第1端部パーツと、前記板材の前記第1側辺とは異なる第2側辺に対して取付け可能な第2端部パーツと、により構成され、
前記位置規制部は、
前記第2端部パーツに設けられて、前記第1端部パーツに挿入される挿入部と、
前記第1端部パーツに設けられて、前記挿入部が挿入される被挿入部と、
を備えている、ことを特徴とする請求項1に記載の端部パーツ。
【請求項4】
前記被挿入部は、前記第1端部パーツの内側に設けられ、前記内側の端面は、前記第1壁部および前記第2壁部の端面を連結する端面連結壁により閉じられている、ことを特徴とする請求項3に記載の端部パーツ。
【請求項5】
前記段積み突部が前記段積受容部に受容された受容状態において、
上側または下側の前記端部パーツに設けられた前記段積受容部は、前記端部パーツとは異なる他の端部パーツの挿入方向への移動を規制する、ことを特徴とする請求項2に記載の端部パーツ。
【請求項6】
前記第1壁部、および、前記第2壁部のうち、少なくとも一方は、前記板材を係止するための係止突部を更に備える、
ことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の端部パーツ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、板材の端縁に取り付けられる端部パーツに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、段ボール板等の厚紙体内部のトラス構造が露出する切断端に、プラスチックまたは金属製のシール枠(パーツ)を取り付け、さらに、厚紙体の縦縁に沿って、金属またはプラスチックの補強枠(パーツ)を取り付ける構成が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実公平02-042805号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の構成では、プラスチック段ボールなどの板材の端縁に取り付けた補強枠が取り付け位置からずれて、外れ易いという問題がある。また、シール枠および補強枠を取り付けた板材を段積みした場合、運搬時の揺れや振動により上下の板材同士の位置関係がずれて倒壊するおそれがある。
【0005】
本発明の一態様は、板材の端縁に取り付けられた端部パーツ間の位置規制を行うことが可能となる端部パーツを実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る端部パーツは、板材の端縁を外側から覆うように板材に取り付け可能な端部パーツであって、前記端部パーツは、第1壁部と、前記第1壁部に対向して平行な方向で延伸する第2壁部と、前記第1壁部と前記第2壁部とを連結する連結壁部とにより構成された板材挿入部と、前記板材に取り付けられた状態で、前記端部パーツと前記端部パーツとは異なる他の端部パーツとの位置関係を規制する位置規制部と、を備えている。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、板材の端縁に取り付けられた端部パーツ間の位置規制を行うことが可能となる端部パーツを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る端部パーツが取り付けられた仕切りを備える容器の一例を示す分解斜視図である。
図1に示す容器本体のII-II矢視断面図である。
図1に示す容器において、仕切りの設置の一例を示す説明図である。
図3の仕切りの設置状態を説明する部分拡大斜視図である。
図1に示す仕切りの第1端部パーツの第1の端部を上方から見たときの部分拡大斜視図である。
図5の仕切りを表裏反転した第1端部パーツの第1の端部を上方から見たときの部分拡大斜視図である。
図4のVII-VII矢視断面図である。
図4のVIII-VIII矢視断面図である。
図4の仕切りを表裏反転して容器本体に設置した一例を示す部分拡大斜視図である。
図1の仕切りの分解斜視図である。
図10の仕切りを表裏反転した状態を示す分解斜視図である。
図10のXIV部分の第2端部パーツを板材側から見た拡大斜視図である。
図10のXIV部分の第1端部パーツを板材側から見た拡大斜視図である。
図10のXIV部分の拡大斜視図である。
図11のXV部分の拡大斜視図である。
図10のXIV部分の拡大平面図である。
図16の各端部パーツを板材に取り付けた状態を示す水平断面図である。
3枚の仕切りを段積みした一例を示す斜視図である。
図18のXIX-XIX矢視断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
〔実施形態1〕
本発明の一実施形態に係る容器について、図面を用いて説明する。なお、図面には、XYZ系の三次元座標を併せて示しており、XY平面は水平面を規定し、Z軸は鉛直方向(Z軸負方向が重力方向)を規定している。
【0010】
[容器1の概略構成]
本実施形態の容器1は、図1に示すように、容器本体2と、容器本体2に設置可能な仕切り3とを備える。容器本体2は、上に開口部が設けられた箱型の構造物である。容器本体2は、折り畳むことができる。なお、本発明は容器本体2が折り畳み可能である構成に限らない。仕切り3は、板状の構造物であり、容器本体2の収容空間に設置することによって、収容空間を上下方向(高さ方向)に区切る(仕切る)ことができる。容器本体2および仕切り3のそれぞれについて、以下に詳述する。
(【0011】以降は省略されています)

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