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公開番号
2025073369
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023184094
出願日
2023-10-26
発明の名称
鉄道車両向け床下搭載装置
出願人
株式会社東芝
,
東芝インフラシステムズ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B61D
15/00 20060101AFI20250502BHJP(鉄道)
要約
【課題】
本発明が解決しようとする課題は、外来物の衝突による衝撃から筐体内に設けられた内部機器を保護する鉄道車両向け床下搭載装置を提供することである。
【解決手段】
鉄道車両の床下に搭載され、電気エネルギーを貯蔵している内部機器を格納している筐体と、前記筐体の内部の少なくとも前記内部機器が格納されている第1の領域の下辺に沿って設置され、前記筐体の第1の領域の強度を増加させるための補強部材と、を有する鉄道車両向け床下搭載装置。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
鉄道車両の床下に搭載され、電気エネルギーを貯蔵している内部機器を格納している筐体と、
前記筐体の内部の少なくとも前記内部機器が格納されている第1の領域の下辺に沿って設置され、前記筐体の第1の領域の強度を増加させるための補強部材と、
を有する鉄道車両向け床下搭載装置。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
前記筐体の第1の領域は、第1の筐体として独立して形成されている、
請求項1に記載の鉄道車両向け床下搭載装置。
【請求項3】
前記補強部材は、前記第1の筐体の前記鉄道車両の側面方向側の下辺に沿って設けられる、
請求項2に記載の鉄道車両向け床下搭載装置。
【請求項4】
前記補強部材はL字型の断面で形成されている、
請求項3に記載の鉄道車両向け床下搭載装置。
【請求項5】
前記補強部材と前記第1の筐体の一部により形成された第1の空間に設置される消火装置、
を有する請求項4に記載の鉄道車両向け床下搭載装置。
【請求項6】
前記補強部材は、上辺に切欠きが設けられており、その切欠きを介して内部に設置された前記消火装置の消火剤が前記第1の筐体内に放出される、
請求項5に記載の鉄道車両向け床下搭載装置。
【請求項7】
前記補強部材と前記第1の筐体の一部により形成された第2の空間に設置される調湿材、
を有する請求項4に記載の鉄道車両向け床下搭載装置。
【請求項8】
前記補強部材はL字型の断面で形成され、前記第1の筐体の前記鉄道車両の両側面方向の下辺に沿って設けられ、
一方の前記補強部材と前記第1の筐体との間に設置される消火装置と、
他方の前記補強部材と前記第1の筐体との間に設置される調湿材と、
を有する請求項4に記載の鉄道車両向け床下搭載装置。
【請求項9】
前記第1の筐体に対して、前記鉄道車両の進行方向の前後方向に隣接して設けられ、前記第1の筐体よりも強度の必要性が低い第2の筐体をさらに有する、
請求項2に記載の鉄道車両向け床下搭載装置。
【請求項10】
前記第1の筐体に設けられた補強部材は、前記第1の筐体に外部から加わった力が前記第2の筐体に分散されるように配置されている、
請求項9に記載の鉄道車両向け床下搭載装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施態様は、鉄道車両向け床下搭載装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
鉄道車両向け床下搭載装置は、一般的に鉄道車両の床下に吊り下げられて設置する。鉄道車両向け床下搭載装置は、動物や踏切に進入した自動車などの外来物の衝突により被害を受ける場合があり、この衝突により床下搭載装置の内部機器に影響を及ぼす可能性がある。衝突をセンサで検知し保護装置が働くことで内部機器への通電が止まる機器もあるが、蓄電池やコンデンサは通電が止まった場合でも、電気エネルギーを貯留している可能性が高いために、衝突により発火や漏電が発生する恐れがある。そのため、外来物による衝突が発生しても、内部機器に影響が出ないような筐体形状が求められる。また、万が一火災が発生した場合に消火することも考慮しなければならない。
【0003】
従来技術では、床下搭載装置の筐体と内部機器との間に間隙を設けることで、外来物の衝突が発生した場合、筐体の変形が内部機器にまで及ばないように設計されている。しかし、床下空間はスペースが限られており、小型化が望まれるため、筐体内に設ける間隙を小さくすることが望まれる。他にも、筐体の壁面を厚くして筐体全体の強度を上げ、外来物の衝突による筐体の変形を小さく抑えて内部機器に影響を及ぼさないよう設計される場合もあるが、筐体の壁面を厚くすると装置全体の重量が増えるという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-86642号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、外来物の衝突による衝撃から筐体内に格納された内部機器を保護する鉄道車両向け床下搭載装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本実施形態の鉄道車両向け床下搭載装置は、鉄道車両の床下に搭載され、電気エネルギーを貯蔵している内部機器を格納している筐体と、前記筐体の内部の少なくとも前記内部機器が格納されている第1の領域の下辺に沿って設置され、前記筐体の第1の領域の強度を増加させるための補強部材と、を有する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1の実施形態による鉄道車両向け床下搭載装置の斜視図である。
図1の破線部での断面をX方向から見た断面図である。
図2の鉄道車両向け床下搭載装置の点検カバーを開放した状態を示す断面図である。
第1の実施形態による鉄道車両向け床下搭載装置の一部を透視した斜視図である。
第1の実施形態にかかる補強部材を筐体にボルトで締結している鉄道車両向け床下搭載装置の構成図である。
筐体を1つの筐体で構成し、内部を仕切りによって区分することにより第1の領域と第2の領域とに区分した例を説明する図である。
第1の実施形態にかかる外来物が第1の筐体に衝突した時の第2の筐体に対して力の伝わり方を示す図である。
第2の実施形態にかかる補強部材を筐体に当接している状態を示す鉄道車両向け床下搭載装置の図である。
第2の実施形態にかかる補強部材を筐体にボルトで締結している鉄道車両向け床下搭載装置の構成図である。
第2の実施形態にかかる補強部材を点検カバーを介してボルトで締結を行う図である。
第3の実施形態にかかる底面壁の屈曲部を補強部材にボルトで締結を行う図である。
第4の実施形態の鉄道車両向け床下搭載装置の構成図である。
第4の実施形態において、消火装置から消火剤が放出される様子を示した図である。
クランプ機構の構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、発明を実施するための実施形態について説明する。
【0009】
第1の実施形態の鉄道車両向け床下搭載装置を図1乃至図5を参照して説明する。図1は、床下搭載装置の外観斜視図である。図2は、図1の床下搭載装置を破線部で切断し、X方向から見た断面図である。図3は、図2の鉄道車両向け床下搭載装置の点検カバーを開放した状態を示す断面図である。図4は床下搭載装置の一部を透視した斜視図である。図5は、補強部材3を第1の筐体1にボルト11で固定した状態を示す図である。
【0010】
図1において、床下搭載装置は、第1の筐体1と第2の筐体2とが、鉄道車両(図示せ6)の進行方向7の前後方向に沿って隣接して設けられている。そして、これら第1の筐体1と第2の筐体2とは、固定具15によって鉄道車両の床下部に吊り下げられて固定されている。
(【0011】以降は省略されています)
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