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公開番号
2025074063
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2024188393
出願日
2024-10-25
発明の名称
温度調節装置の電源ケーブル、温度調節装置および衣服
出願人
長信ジャパン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A41D
13/005 20060101AFI20250502BHJP(衣類)
要約
【課題】衣服着用者が、使用環境などに応じて快適な清涼感、体感温度を得られるように、ペルチェ冷却ユニットと衣服用ファンとを効果的に動作させる。
【解決手段】衣服に着脱自在に装着される温度調節装置は、ペルチェ冷却ユニット10と、衣服用ファン5R1、5R2と、電源ケーブル80とを備える。電源ケーブル80は、分岐ケーブルとして構成され、ペルチェ冷却ユニット用分岐ケーブル92の一部となるペルチェ冷却ユニット側分岐ケーブル92Aが、電源ケーブル80から取り外し可能なように構成されている。また、ペルチェ冷却ユニット側分岐ケーブル92Bには、ペルチェ冷却ユニット10の冷却効果をユーザが調整可能な操作部90が設けられ、ペルチェ冷却ユニット10への電力供給を制御する電力制御部94が、操作部90に組み込まれている。
【選択図】 図5
特許請求の範囲
【請求項1】
供給電圧レベルを調整可能なバッテリと、衣服に着脱自在に装着される、少なくとも1つのペルチェ冷却ユニットおよび少なくとも1つの衣服用ファンとを、電気的に接続させることが可能な温度調節装置の電源ケーブルであって、
前記バッテリと接続する幹ケーブルと、
前記幹ケーブルから分岐して、前記ペルチェ冷却ユニットおよび前記衣服用ファンとそれぞれ接続する複数の分岐ケーブルとを備え、
前記複数の分岐ケーブルが、前記衣服用ファンと接続可能な衣服用ファン用分岐ケーブルと、前記ペルチェ冷却ユニットと接続可能なペルチェ冷却ユニット用分岐ケーブルとを含み、
前記ペルチェ冷却ユニット用分岐ケーブルが、前記バッテリからの電力供給とは独立して、前記ペルチェ冷却ユニットへ電力供給可能な電力制御部を備えることを特徴とする温度調節装置の電源ケーブル。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記ペルチェ冷却ユニット用分岐ケーブルが、ケーブル途中で、電力供給可能な接続状態から非接続状態に切り替え可能なように、構成されていることを特徴とする請求項1に記載の温度調節装置の電源ケーブル。
【請求項3】
前記ペルチェ冷却ユニット用分岐ケーブルが、前記ペルチェ冷却ユニットのペルチェ素子に流れる電流量を調整するための操作部を有し、
前記電力制御部が、前記操作部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の温度調節装置の電源ケーブル。
【請求項4】
前記ペルチェ冷却ユニット用分岐ケーブルが、ケーブル途中で取り外し可能なように、分岐部と接続するバッテリ側分岐ケーブルと、前記ペルチェ冷却ユニットに接続可能なペルチェ冷却ユニット側分岐ケーブルとによって構成され、
前記操作部が、前記ペルチェ冷却ユニット側分岐ケーブルに設けられていることを特徴とする請求項3に記載の温度調節装置の電源ケーブル。
【請求項5】
前記ペルチェ冷却ユニット側分岐ケーブルが、分岐部を介してさらに分岐しているケーブル構成になっていることを特徴とする請求項4に記載の温度調節装置の電源ケーブル。
【請求項6】
前記ペルチェ冷却ユニットが、ペルチェ素子放熱面側に設けられる放熱ファンを有し、
前記電力制御部が、前記操作部に対する入力操作による電流量変更に関係なく、前記放熱ファンの回転速度を一定に維持することを特徴とする請求項2に記載の温度調節装置の電源ケーブル。
【請求項7】
前記ペルチェ冷却ユニットが、ペルチェ素子放熱面側に設けられる放熱ファンを有し、
前記電力制御部が、前記操作部に対する入力操作による電流量変更に応じて、前記放熱ファンの回転速度を変更することを特徴とする請求項2に記載の温度調節装置の電源ケーブル。
【請求項8】
請求項1乃至7のいずれかに記載の温度調節装置の電源ケーブルと、
少なくとも1つの衣服用ファンと、
少なくとも1つのペルチェ冷却ユニットと
を備えたことを特徴とする温度調節装置。
【請求項9】
請求項8に記載された温度調節装置が、着脱自在に装着されていることを特徴とする衣服。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業着などの衣服に装着して身体の体感温度を調節可能な温度調節装置およびそれを備えた衣服に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、着用者の発汗を防止し、清涼感を得ることができるファン(以下、衣服用ファンという)付き衣服(EFウェアともいう)が、建設現場などで利用されている。ファン付き衣服では、衣服に形成された取付穴の縁部分をファン本体に挟み込むことによって、ファンを衣服に装着させる。そして、ファンによって外気を吸入し、衣服内を通過させて首周りなどから排出させる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
一方、ペルチェ素子などの熱電素子を備え、ペルチェ効果による冷却機能を備えた冷却装置(以下、ペルチェ冷却ユニットという)を装着させた衣服が知られている。そこでは、ペルチェモジュールの吸熱面側に熱交換プレートや伝熱材を配置し、身体に接触させて体感温度上昇を抑える(特許文献2参照)。
【0004】
また、ハウジング内にペルチェ素子を配置し、冷却フィンを通過した冷風が排気される冷風口と、放熱フィンを通過した熱風が排気される放熱口を設けた冷却装置も知られている(特許文献3参照)。さらに、ペルチェ素子を備えた冷却装置と衣服用ファンとを組み合わせた温度調節装置を装着させた衣服も提案されている(特許文献4参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実用新案登録第3226938号公報
特開2021-113371号公報
特許第7290237号公報
実用新案登録第3240865号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ペルチェ冷却ユニット、衣服用ファンによる冷却効果は、衣服着用時の外気温や湿度、作業環境などによって異なり、着用者の感じる清涼感、体感温度も変わる。猛暑日のような暑さで衣服用ファンを使用すると、温風が衣服内を流れ、体感温度を高める恐れがある。一方、比較的暑さを感じていない状態でペルチェ冷却ユニットを動作させると、過度な冷却効果を与える。
【0007】
したがって、衣服着用者が、使用環境などに応じて快適な清涼感、体感温度を得られるように、ペルチェ冷却ユニットと衣服用ファンとを効果的に動作させることが求められる。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様である電源ケーブルは、衣服の着用者に対して冷却効果、清涼感を与えることが可能な装置(ここでは、温度調節装置という)の電源ケーブルであって、供給電圧レベルを調整可能なバッテリと、衣服に着脱自在に装着される、少なくとも1つのペルチェ冷却ユニットおよび少なくとも1つの衣服用ファンとを、電気的に接続させることが可能な電源ケーブルとして構成される。
【0009】
電源ケーブルは、バッテリと接続する幹ケーブルと、幹ケーブルから分岐して、ペルチェ冷却ユニットおよび衣服用ファンとそれぞれ接続する複数のケーブル(以下、分岐ケーブルという)とを備え、複数の分岐ケーブルが、衣服用ファンと接続可能な衣服用ファン用分岐ケーブルと、ペルチェ冷却ユニットと接続可能なペルチェ冷却ユニット用分岐ケーブルとを含む。
【0010】
本発明では、ペルチェ冷却ユニット用分岐ケーブルが、バッテリからの電力供給とは独立して、ペルチェ冷却ユニットへ電力供給可能な電力制御部を備える。ここで、「バッテリからの電力供給とは独立して、ペルチェ冷却ユニットへ電力供給可能」とは、ユーザなどによるバッテリの供給電圧レベル変更などに影響されず、ペルチェ冷却ユニットの電力供給を独自に設定、調整可能であることを示す。
(【0011】以降は省略されています)
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