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公開番号2025074175
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2025030463,2023504431
出願日2025-02-27,2021-11-10
発明の名称電池モジュールおよびそれを含む電池パック
出願人エルジー エナジー ソリューション リミテッド
代理人個人,個人
主分類H01M 10/658 20140101AFI20250502BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電池セル間の熱伝播速度を効果的に遅延させる電池モジュールおよびそれを含む電池パックを提供する。
【解決手段】本発明の一実施形態による電池モジュールは、電池セルが複数積層されて形成された電池セル積層体、および前記複数の電池セルのうち互いに隣り合う電池セルの間に介在しているバリア層を含み、前記バリア層は前記電池セルと平行なボディ部と前記ボディ部の一端で曲がって前記電池セルの上端部を覆う拡張部を含む。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
電池セルが複数積層されて形成された電池セル積層体、および
前記複数の電池セルのうち互いに隣り合う電池セルの間に介在して、前記複数の電池セル間の熱伝播を遅延させるバリアを含み、
前記バリアは、前記電池セルと平行なように配置された第1バリアと、前記第1バリアと前記電池セルの間に配置された第2バリアとを含み、
前記第2バリアは、前記電池セルと平行なボディ部と、前記ボディ部の一端で曲がって前記電池セルの上端部を覆う拡張部とを含む、電池モジュール。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記拡張部は、フレキシブルな材質で形成され、少なくとも2個の電池セルの上端部を覆う、請求項1に記載の電池モジュール。
【請求項3】
前記第1バリアは、互いに隣り合う第1電池セルと第2電池セルとの間に位置し、前記第2バリアは、前記第1バリアと前記第1電池セルとの間に位置する第2-1バリアと、前記第1バリアと前記第2電池セルとの間に位置する第2-2バリアとを含み、
前記第2-1バリアの第1拡張部と前記第2-2バリアの第2拡張部とは、同じ方向に曲がる、請求項1または2に記載の電池モジュール。
【請求項4】
前記互いに隣り合うバリアの拡張部は、互いに異なる方向に曲がる、請求項1~3のいずれか一項に記載の電池モジュール。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか一項に記載の電池モジュールを含む、電池パック。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
[関連出願との相互引用]
本出願は2020年12月7日付韓国特許出願第10-2020-0169334号および2021年11月4日付韓国特許出願第10-2021-0150561号に基づく優先権の利益を主張し、当該韓国特許出願の文献に開示されたすべての内容は本明細書の一部として含まれる。
続きを表示(約 1,400 文字)【0002】
本発明は電池モジュールおよびそれを含む電池パックに関し、より具体的には電池セル間の熱伝播速度を効果的に遅延させる電池モジュールおよびそれを含む電池パックに関する。
【背景技術】
【0003】
モバイル機器に対する技術開発と需要の増加によりエネルギ源としての二次電池の需要が急激に増加している。特に、二次電池は携帯電話、デジタルカメラ、ノートパソコン、ウェアラブルデバイスなどのモバイル機器だけでなく、電気自転車、電気自動車、ハイブリッド電気自動車などの動力装置に対するエネルギ源としても多くの関心を集めている。
【0004】
小型モバイル機器にはデバイス1台当り一つまたは複数の電池セルが使用されることに対して、自動車などのように中大型デバイスには高出力大容量が必要である。したがって、多数の電池セルを電気的に連結した中大型電池モジュールが使用される。
【0005】
中大型電池モジュールはできる限り小型で軽量となるように製造されることが好ましいので、高い集積度で積層されることができ、容量に対して重量が小さい角型電池、パウチ型電池などが中大型電池モジュールの電池セルとして主に使用されている。一方、電池モジュールは、電池セル積層体を外部衝撃、熱または振動から保護するために、前面と後面が開放されて電池セル積層体を内部空間に収納するモジュールフレームを含むことができる。
【0006】
図1は従来の電池モジュールの斜視図である。図2は従来の電池モジュールに含まれた電池セル積層体の上面図である。図3の(a)は図2のA領域を上から見た平面図であり、図3の(b)は(a)の切断面B-Bに沿って切断した断面図である。
【0007】
図1および図2を参照すると、従来の電池モジュールは複数の電池セル11が一方向に積層された積層されている電池セル積層体12、電池セル積層体12を収容するモジュールフレーム30,40、および電池セル積層体12の前後面をカバーするエンドプレート15を含む。モジュールフレーム30,40は電池セル積層体12の下部および両側面を覆う下部フレーム30と電池セル積層体12の上面を覆う上部プレート40を含む。
【0008】
また、電池セル積層体12は複数の電池セル11を互いに固定させる固定部材17を含み、固定部材17は電池セル積層体12の中心部および/または端部に位置する。また、電池セル積層体12で互いに隣り合う一対の電池セルの間に圧縮パッド20が位置する。
【0009】
図2および図3を参照すると、従来の電池セル積層体に位置する圧縮パッド20は電池セル11の上面または下面に接する。圧縮パッド20は隣り合う電池セル11に伝播する衝撃を吸収することができる。また、電池セル11の発火時、圧縮パッド20が有する厚さにより熱伝播速度を遅延させることもできる。しかし、電池セル11の発火時、隣り合う電池セル11間の熱伝導とともに電池セル11で発生する火炎による外部熱伝導により2次セル発火が発生し得る。
【0010】
これによって既存の圧縮パッド20だけでは熱伝播速度を遅延させる役割を十分に果たしにくい。そのため、従来とは異なり電池セル間の熱伝播速度を効果的に遅延させる電池モジュールを開発する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)

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