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公開番号2025074465
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-14
出願番号2023185279
出願日2023-10-30
発明の名称フローティングコネクタ
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01R 12/91 20110101AFI20250507BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】フローティングコネクタにおいて良好な通信性能を得られる技術を提供することを目的とする。
【解決手段】フローティングコネクタは、固定ハウジングと可動ハウジングと信号端子とを備える。前記信号端子は、前記固定ハウジングに保持される第1端部と、前記可動ハウジングに保持される第2端部と、前記第1端部と前記第2端部とを連結する連結部とを含む。前記可動ハウジングの前記第1方向に沿う移動時に前記連結部が弾性変形しつつ前記第2端部が前記可動ハウジングに追従可能である。前記可動ハウジングは、前記第2端部を保持する第2端部保持部と、前記第2端部保持部から突出して前記連結部を前記第1方向に沿った内側から覆う内側壁部34Wと、前記第2端部保持部から突出して前記連結部を前記第1方向に沿った外側から覆う第1外側壁部35Wとを有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
相手コネクタが嵌合されるフローティングコネクタであって、
固定ハウジングと、
前記相手コネクタの嵌合方向と交差する第1方向に沿って前記固定ハウジングに対して移動可能に設けられる可動ハウジングと、
前記固定ハウジングと前記可動ハウジングとの間に架け渡される信号端子と、
を備え、
前記信号端子は、前記固定ハウジングに保持される第1端部と、前記可動ハウジングに保持される第2端部と、前記第1端部と前記第2端部とを連結する連結部とを含み、
前記可動ハウジングの前記第1方向に沿う移動時に前記連結部が弾性変形しつつ前記第2端部が前記可動ハウジングに追従可能であり、
前記可動ハウジングは、前記第2端部を保持する第2端部保持部と、前記第2端部保持部から突出して前記連結部を前記第1方向に沿った内側から覆う内側壁部と、前記第2端部保持部から突出して前記連結部を前記第1方向に沿った外側から覆う第1外側壁部とを有する、フローティングコネクタ。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
請求項1に記載のフローティングコネクタであって、
前記連結部は、前記第2端部保持部から前記固定ハウジングに向けて突出する第2端側延在部分と、前記第2端側延在部分から延びる延在部分とを有し、
前記延在部分が前記内側壁部と接触する、フローティングコネクタ。
【請求項3】
請求項1に記載のフローティングコネクタであって、
前記固定ハウジングは、前記第1端部を保持する第1端部保持部と、前記第1端部保持部から突出して前記連結部を前記第1方向に沿った外側から覆う第2外側壁部とを有し、
前記連結部は、前記第1端部保持部から前記可動ハウジングに向けて突出する第1端側延在部分を有し、
前記第1端側延在部分が前記第2外側壁部と接触する、フローティングコネクタ。
【請求項4】
請求項1に記載のフローティングコネクタであって、
前記固定ハウジングは、前記第1端部を保持する第1端部保持部と、前記第1端部保持部から突出して前記連結部を前記第1方向に沿った外側から覆う第2外側壁部とを有し、
前記連結部は、前記第1端部保持部から前記可動ハウジングに向けて突出する第1端側延在部分と、前記第2端部保持部から前記固定ハウジングに向けて突出する第2端側延在部分と、前記第1端側延在部分から前記第2端側延在部分に向けて台形波状に延在する延在部分とを有し、
前記第1端側延在部分が前記第2外側壁部と接触し、前記延在部分が前記内側壁部と接触する、フローティングコネクタ。
【請求項5】
請求項4に記載のフローティングコネクタであって、
前記嵌合方向において、前記第1外側壁部の先端と前記第2外側壁部の先端とは、前記第2端側延在部分の先端に対応する位置にある、フローティングコネクタ。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のフローティングコネクタであって、
前記第1外側壁部のうち前記信号端子に対向する内面は、前記嵌合方向に対して傾斜する傾斜面である、フローティングコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、フローティングコネクタに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、可動側ハウジングと、前記可動側ハウジングを支持する固定側ハウジングと、前記可動側ハウジングと前記固定側ハウジングとに跨って取り付けられる信号コンタクト及び電源コンタクトとを備えるフローティングコネクタが開示されている。かかるフローティングコネクタにおいて、可動側ハウジングが固定側ハウジングに対して移動することによって、基板間のずれや相手方コネクタとの嵌合位置のずれが吸収される。また、各コンタクトは、可動側ハウジングに保持された部分が、可動側ハウジングの移動に伴い、固定側ハウジングに保持された部分に対して移動するように変形する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-131161号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
フローティングコネクタにおいて、良好な通信性能が得られることが望まれる。
【0005】
そこで、フローティングコネクタにおいて良好な通信性能を得られる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のフローティングコネクタは、相手コネクタが嵌合されるフローティングコネクタであって、固定ハウジングと、前記相手コネクタの嵌合方向と交差する第1方向に沿って前記固定ハウジングに対して移動可能に設けられる可動ハウジングと、前記固定ハウジングと前記可動ハウジングとの間に架け渡される信号端子と、を備え、前記信号端子は、前記固定ハウジングに保持される第1端部と、前記可動ハウジングに保持される第2端部と、前記第1端部と前記第2端部とを連結する連結部とを含み、前記可動ハウジングの前記第1方向に沿う移動時に前記連結部が弾性変形しつつ前記第2端部が前記可動ハウジングに追従可能であり、前記可動ハウジングは、前記第2端部を保持する第2端部保持部と、前記第2端部保持部から突出して前記連結部を前記第1方向に沿った内側から覆う内側壁部と、前記第2端部保持部から突出して前記連結部を前記第1方向に沿った外側から覆う第1外側壁部とを有する、フローティングコネクタである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、フローティングコネクタにおいて良好な通信性能を得られる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は実施形態1にかかるコネクタ装置を示す分解斜視図である。
図2は図1に示すコネクタ装置を示す分解正面図である。
図3は図1に示すコネクタ装置を示す分解側面図である。
図4は図2のIV-IV線に沿った断面図である。
図5は図2のV-V線に沿った断面図である。
図6は図4のVI-VI線に沿った断面図である。
図7は図1に示すフローティングコネクタを示す分解斜視図である。
図8は実施形態1にかかる信号端子を示す斜視図である。
図9は実施形態1にかかる電源端子を示す斜視図である。
図10は図1に示す相手コネクタを示す分解斜視図である。
図11は実施形態1にかかる信号端子と相手信号端子とが嵌合した状態を示す説明図である。
図12は実施形態1にかかる信号端子と相手信号端子とが嵌合した状態を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
本開示のフローティングコネクタは、次の通りである。
(【0011】以降は省略されています)

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