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公開番号
2025074583
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-14
出願番号
2023185494
出願日
2023-10-30
発明の名称
バンド用ベース
出願人
株式会社オンダ製作所
代理人
主分類
F16L
3/137 20060101AFI20250507BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】長尺体を保持する作業を容易に行うことができるバンド用ベースを提供する。
【解決手段】バンド用ベース70は、底壁22の底面22aに固定されかつ結束バンド103が挿通されるものであり、結束バンド103との協働によって、底面22aにてパイプを保持する。バンド用ベース70は、底面22aに固定されるベース部71と、パイプを受ける支持部72と、結束バンド103が挿通されるバンド通路73とを備える。ベース部71においてバンド通路73の出口75に臨む位置には、出口75を底面22aとは反対側へと指向させるガイド部76が設けられている。支持部72において出口75に臨む位置には、ガイド部76に向かって突出する突出部81が設けられている。バンド通路73の通過断面積は、ガイド部76と突出部81の先端との対向部分において狭められている。
【選択図】 図15
特許請求の範囲
【請求項1】
設置面に固定されかつ結束バンドが挿通されるものであり、前記結束バンドとの協働によって、前記設置面にて長尺体を保持するバンド用ベースであって、
前記設置面に固定されるベース部と、
前記長尺体を受ける支持部と、
前記ベース部と前記支持部との間に形成され、前記結束バンドが挿通されるバンド通路とを備え、
前記ベース部において前記バンド通路の出口に臨む位置には、前記出口を前記設置面とは反対側へと指向させるガイド部が設けられ、
前記支持部において前記バンド通路の前記出口に臨む位置には、前記ガイド部に向かって突出する突出部が設けられており、前記バンド通路の通過断面積は、前記ガイド部と前記突出部の先端との対向部分において狭められているバンド用ベース。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記バンド通路の前記出口の付近において前記ベース部と前記支持部との間には、前記ガイド部及び前記支持部とで前記バンド通路を画成する側壁部が設けられ、前記側壁部において前記バンド通路を画成する面は、前記ガイド部及び前記支持部のそれぞれにおいて前記バンド通路の前記出口の付近を画成する面よりも、前記設置面から遠い位置まで延在されている請求項1に記載のバンド用ベース。
【請求項3】
前記支持部において前記バンド通路の入口から前記出口までを画成する面は、全体として前記設置面に向かう凸曲面状をなしており、前記凸曲面状の頂点は、前記突出部よりも前記設置面に近い位置まで延出されている請求項1又は請求項2に記載のバンド用ベース。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、結束バンドとの協働によって長尺体を保持するバンド用ベースに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
壁に設けられたカバー内に固定され、結束バンドと協働して配管を保持するバンド用ベースが、例えば特許文献1に開示されている。特許文献1の壁埋め込み型配管カバーでは、壁に埋め込まれたベース部材にバンド用ベースが固定されている。バンド用ベースに結束バンドを挿通し、その結束バンドによりバンド用ベースごと配管を結束することにより配管を保持することができるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-148291号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなバンド用ベースにおいて、配管等の長尺体を保持するための作業をより容易にしたいという要求がある。
本発明の目的は、長尺体を保持する作業を容易に行うことができるバンド用ベースを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記目的を達成するために請求項1の発明のバンド用ベースは、設置面に固定されかつ結束バンドが挿通されるものであり、前記結束バンドとの協働によって、前記設置面にて長尺体を保持するバンド用ベースであって、前記設置面に固定されるベース部と、前記長尺体を受ける支持部と、前記ベース部と前記支持部との間に形成され、前記結束バンドが挿通されるバンド通路とを備え、前記ベース部において前記バンド通路の出口に臨む位置には、前記出口を前記設置面とは反対側へと指向させるガイド部が設けられ、前記支持部において前記バンド通路の前記出口に臨む位置には、前記ガイド部に向かって突出する突出部が設けられており、前記バンド通路の通過断面積は、前記ガイド部と前記突出部の先端との対向部分において狭められている。
【0006】
請求項2の発明は請求項1において、前記バンド通路の前記出口の付近において前記ベース部と前記支持部との間には、前記ガイド部及び前記支持部とで前記バンド通路を画成する側壁部が設けられ、前記側壁部において前記バンド通路を画成する面は、前記ガイド部及び前記支持部のそれぞれにおいて前記バンド通路の前記出口の付近を画成する面よりも、前記設置面から遠い位置まで延在されている。
【0007】
請求項3の発明は請求項1又は請求項2において、前記支持部において前記バンド通路の入口から前記出口までを画成する面は、全体として前記設置面に向かう凸曲面状をなしており、前記凸曲面状の頂点は、前記突出部よりも前記設置面に近い位置まで延出されている。
【図面の簡単な説明】
【0008】
壁埋め込み型配管カバーの一実施形態を示す分解斜視図。
第1ベース部材及びバンド用ベースを示す正面図。
第1ベース部材、バンド用ベース、及び第1化粧カバーを示す断面図。
バンド用ベースを示す斜視図。
バンド用ベースを示す正面図。
バンド用ベースを示す底面図。
バンド用ベースを示す左側面図。
バンド用ベースを示す背面図。
バンド用ベースを示すA-A断面図。
壁の裏面に添木を固定する工程を示す斜視図。
壁のスリットにベース部材の収容凹部を挿入するとともに壁にフランジ部を固定する工程を示す斜視図。
ベース部材の収容凹部に配管部材を収容した状態を示す正面図。
ベース部材に対して化粧カバー及び切断面カバーを組み付ける工程を示す斜視図。
(a)は壁に施工された配管カバーを示す正面図、(b)は、壁に施工された配管カバーを示す断面図。
バンド用ベースに結束バンドを挿通する工程を示す断面図。
パイプが保持された状態を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図1~図16を参照して、一実施形態について説明する。
図1に示すように、壁埋め込み型配管カバー(以下、配管カバー10)は、第1ベース部材20、第1化粧カバー30、第2ベース部材40、第2化粧カバー50、切断面カバー60、及びバンド用ベース70を備えている。
次に、配管カバー10の各構成について詳細に説明する。
【0010】
<第1ベース部材20>
図1~図3に示すように、第1ベース部材20は、配管部材100としてのパイプ101(長尺体)を収容する樋状の収容凹部21及び収容凹部21の幅方向の両側に形成された一対のフランジ部27を備えている。第1ベース部材20には、フランジ部27から突出して開口21aを形成するリブ21bが形成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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