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公開番号2025074663
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-14
出願番号2023185635
出願日2023-10-30
発明の名称管理装置及び賃貸システム
出願人ミサワホーム株式会社
代理人個人
主分類G06Q 50/16 20240101AFI20250507BHJP(計算;計数)
要約【課題】賃借希望者が希望する家具を、希望する配置で置くことが可能な賃貸物件を提供できるようにする。
【解決手段】賃貸物件の賃借希望者が使用するユーザー端末30と通信可能な管理装置10であって、前記ユーザー端末30から物件希望情報を取得する物件希望情報取得手段11と、前記物件希望情報取得手段11が取得した物件希望情報に基づいて、候補物件を検索する候補物件検索手段12と、前記候補物件検索手段12の検索結果を、前記ユーザー端末30を介して前記賃借希望者に提示する検索結果提示手段13と、を備え、前記物件希望情報には、前記賃借希望者によって入力された家具配置パターンが含まれており、前記候補物件は、前記賃借希望者によって入力された家具配置パターンで家具を配置可能な物件である。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
賃貸物件の賃借希望者が使用するユーザー端末と通信可能な管理装置であって、
前記ユーザー端末から物件希望情報を取得する物件希望情報取得手段と、
前記物件希望情報取得手段が取得した物件希望情報に基づいて、候補物件を検索する候補物件検索手段と、
前記候補物件検索手段の検索結果を、前記ユーザー端末を介して前記賃借希望者に提示する検索結果提示手段と、を備え、
前記物件希望情報には、前記賃借希望者によって入力された家具配置パターンが含まれており、
前記候補物件は、前記賃借希望者によって入力された家具配置パターンで家具を配置可能な物件であることを特徴とする管理装置。
続きを表示（約 760 文字）【請求項２】
請求項１に記載の管理装置において、
前記候補物件には、
間取りタイプが、前記賃借希望者によって入力された間取りタイプと同じ第一候補物件と、
間取りタイプが、前記賃借希望者によって入力された間取りタイプと異なる第二候補物件と、が含まれており、
前記賃借希望者によって入力された間取りタイプは、前記物件希望情報に基づき判断可能であることを特徴とする管理装置。
【請求項３】
請求項２に記載の管理装置において、
前記候補物件には、寝室数が、前記賃借希望者によって入力された寝室数と異なる第三候補物件が含まれており、
前記賃借希望者によって入力された寝室数は、前記物件希望情報に基づき判断可能であることを特徴とする管理装置。
【請求項４】
請求項１に記載の管理装置において、
前記賃借希望者によって入力された家具配置パターンとは異なるパターンを、前記ユーザー端末を介して前記賃借希望者に提案することを特徴とする管理装置。
【請求項５】
請求項１に記載の管理装置において、
前記候補物件の評価に関する情報を、前記ユーザー端末を介して前記賃借希望者に提示することを特徴とする管理装置。
【請求項６】
請求項１に記載の管理装置において、
引越し業者が使用する業者端末と通信可能であり、
前記賃借希望者によって入力された家具配置パターンを、前記業者端末を介して前記引越し業者に提供する家具配置提供手段を備えることを特徴とする管理装置。
【請求項７】
請求項１に記載の管理装置と、
前記ユーザー端末と、を備えることを特徴とする賃貸システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、管理装置及び賃貸システムに関する。
続きを表示（約 1,800 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、不動産の賃貸契約のために利用されるネットワークシステムが知られている（例えば、特許文献１参照）。
例えば、特許文献１のシステムにおいては、まず、不動産オーナーが、自身の通信端末を利用して、マンションの部屋や戸建て住宅などを貸し出すための賃貸不動産の情報や家賃や入居者の属性などのような賃貸の希望条件などをサーバに登録する。そして、入居希望者が、自身の通信端末を利用して、マンションの部屋や戸建て住宅などを借りるための賃借希望条件をサーバに登録すると、サーバが、両者の希望条件をマッチングさせて、条件が合致する不動産を抽出するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２３－８２９１２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、住宅として使用される賃貸物件の場合、賃借人は、既に出来上がっている物件に住むことになるため、希望する家具を、希望する配置で置くことができないことが多い。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、賃借希望者が希望する家具を、希望する配置で置くことが可能な賃貸物件を提供できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
請求項１に記載の発明は、例えば図１～図１７に示すように、賃貸物件の賃借希望者が使用するユーザー端末３０と通信可能な管理装置１０であって、
前記ユーザー端末３０から物件希望情報を取得する物件希望情報取得手段１１と、
前記物件希望情報取得手段１１が取得した物件希望情報に基づいて、候補物件を検索する候補物件検索手段１２と、
前記候補物件検索手段１２の検索結果を、前記ユーザー端末３０を介して前記賃借希望者に提示する検索結果提示手段１３と、を備え、
前記物件希望情報には、前記賃借希望者によって入力された家具配置パターンが含まれており、
前記候補物件は、前記賃借希望者によって入力された家具配置パターンで家具を配置可能な物件であることを特徴とする。
【０００６】
請求項１に記載の発明によれば、検索結果提示手段１３が提示する候補物件は、賃借希望者によって入力された家具配置パターンで家具を配置可能な物件であるので、賃借希望者が希望する家具を、賃借希望者が希望する配置で置くことが可能な賃貸物件を提供できる。
【０００７】
請求項２に記載の発明は、例えば図６～図１７に示すように、請求項１に記載の管理装置１０において、
前記候補物件には、
間取りタイプが、前記賃借希望者によって入力された間取りタイプと同じ第一候補物件と、
間取りタイプが、前記賃借希望者によって入力された間取りタイプと異なる第二候補物件と、が含まれており、
前記賃借希望者によって入力された間取りタイプは、前記物件希望情報に基づき判断可能であることを特徴とする。
【０００８】
請求項２に記載の発明によれば、賃借希望者が希望する間取りタイプに、賃借希望者が希望する家具を、賃借希望者が希望する配置で置くことが可能な賃貸物件（第一候補物件）を提供できる。
また、第一候補物件に加えて、間取りタイプは賃借希望者が希望する間取りタイプと異なるが、賃借希望者が希望する家具を、賃借希望者が希望する配置で置くことが可能な第二候補物件も提示するので、より多くの候補物件を提示できる。
【０００９】
請求項３に記載の発明は、例えば図６～図１７に示すように、請求項２に記載の管理装置１０において、
前記候補物件には、寝室数が、前記賃借希望者によって入力された寝室数と異なる第三候補物件が含まれており、
前記賃借希望者によって入力された寝室数は、前記物件希望情報に基づき判断可能であることを特徴とする。
【００１０】
請求項３に記載の発明によれば、第一候補物件及び第二候補物件に加えて、寝室数は賃借希望者が希望する寝室数と異なるが、賃借希望者が希望する家具を、賃借希望者が希望する配置で置くことが可能な第三候補物件も提示するので、より多くの候補物件を提示できる。
（【００１１】以降は省略されています）

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