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公開番号
2025072755
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-12
出願番号
2023183059
出願日
2023-10-25
発明の名称
電子機器及びプログラム等
出願人
株式会社ユピテル
代理人
主分類
G06F
3/0481 20220101AFI20250501BHJP(計算;計数)
要約
【課題】従来と異なる仕組みを提案することで、例えば、車両において使用される電子機器を利用するシステムの機能を向上させること。
【解決手段】システム1は、車両40において使用される電子機器10であって、車両40が所定の停車状態であることを検出する状態検出部と、ユーザに対して所定のフレーズの音声を出力するフレーズ処理を実行するフレーズ処理部と、を有し、前記フレーズ処理部は、車両40が所定の第1の停車状態である場合は、所定の第1のフレーズ処理を実行し、車両40が所定の第2の停車状態である場合は、前記第1のフレーズ処理の実行を抑制する、電子機器10を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両において使用される電子機器であって、
前記車両が所定の停車状態であることを検出する状態検出部と、
ユーザに対して所定のフレーズの音声を出力するフレーズ処理を実行するフレーズ処理部と、
を有し、
前記フレーズ処理部は、
前記車両が所定の第1の停車状態である場合は、所定の第1のフレーズ処理を実行し、
前記車両が所定の第2の停車状態である場合は、前記第1のフレーズ処理の実行を抑制する、
電子機器。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記第1のフレーズ処理は、前記ユーザへの質問を意味するフレーズの音声を出力する処理と、前記ユーザからの応答を認識し、さらにその応答に対するフレーズの音声を出力する処理とが含まれる対話処理である、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記フレーズ処理部は、前記ユーザに対して所定のフレーズの音声を出力する処理からなる第2のフレーズ処理をさらに実行し、
前記第2の停車状態である場合は、前記第1のフレーズ処理の実行を抑制するが、前記第2のフレーズ処理の実行を抑制せずに実行する、
請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記第2の停車状態は、前記車両が信号待ちの状態であることを含む、
請求項3に記載の電子機器。
【請求項5】
全地球航法衛星システムにより測位した結果に基づいて、前記車両の位置情報を取得する位置情報取得部と、
マップマッチングの機能に基づいて前記位置情報を補正することにより、地図における道路上に前記車両の位置を表示する処理を行う表示処理部と、
を有し、
前記状態検出部は、
前記車両が停車しており、かつ前記マップマッチングの機能による前記位置情報の補正が行われていない場合に、前記信号待ちの状態であることを検出する、
請求項4に記載の電子機器。
【請求項6】
外部の車載機器が接続される接続部と、
前記車載機器と連係した機能を実現する連係処理部と、
を有し、
前記フレーズ処理部は、
前記接続部への前記車載機器の接続の実績に応じて、前記車載機器に関する話題を内容とする第3のフレーズ処理を実行し、又は実行を抑制する、
請求項5に記載の電子機器。
【請求項7】
前記フレーズ処理部は、
前記接続部に一度でも前記車載機器が接続されたことがある場合、前記第3のフレーズ処理の実行を抑制する、
請求項6に記載の電子機器。
【請求項8】
前記第1のフレーズ処理の実行を抑制することは、前記第1のフレーズ処理の実行しないことである、
請求項7に記載の電子機器。
【請求項9】
全地球航法衛星システムにより測位した結果に基づいて、前記車両の位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記位置情報に基づいて、所定の単位で区分された複数の地理的範囲のうち、前記車両が存在する地理的範囲を逐次特定する地理的範囲特定部を有し、
前記フレーズ処理部は、
前記車両が走行状態であり、かつ前記車両が存在する地理的範囲が変化してから同一の地理的範囲内で所定の走行をした場合、前記車両の現在地に関する第4のフレーズ処理を実行する、
請求項1から8のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項10】
前記同一の地理的範囲内で所定の走行をすることは、同一の地理的範囲内で車両が所定の距離だけ走行したことである、
請求項9に記載の電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器及びプログラム等に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、キャラクタを表示してユーザの安全運転に資する情報を出力するシステムを開示している。特許文献1は、車両の走行距離の情報に基づいて、ユーザとキャラクタとの親密度を向上させ、その親密度に基づいてキャラクタ音声を出力することを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-169873号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的の一つは、従来と異なる仕組みを提案することで、例えば、車両において使用される電子機器の機能を向上させることである。
【0005】
本願の発明の目的はこれに限定されず、本明細書及び図面等に開示される構成の部分から奏する効果を得ることを目的とする構成についても分割出願・補正等により権利取得する意思を有する。例えば本明細書において「~できる」と記載した箇所を「~が課題である」と読み替えた課題が本明細書には開示されている。課題はそれぞれ独立したものとして記載しているものであり、各々の課題を解決するための構成についても単独で分割出願・補正等により権利取得する意思を有する。課題が明細書の記載から黙示的に把握されるものであっても、本出願人は本明細書に記載の構成の一部を補正又は分割出願にて特許請求の範囲とする意思を有する。またこれら独立の課題を組み合わせた課題を解決する構成についても開示しているものであり、権利取得する意思を有する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)車両において使用される電子機器であって、前記車両が所定の停車状態であることを検出する状態検出部と、ユーザに対して所定のフレーズの音声を出力するフレーズ処理を実行するフレーズ処理部と、を有し、前記フレーズ処理部は、前記車両が所定の第1の停車状態である場合は、所定の第1のフレーズ処理を実行し、前記車両が所定の第2の停車状態である場合は、前記第1のフレーズ処理の実行を抑制する、電子機器が提供されるとよい。
【0007】
このようにすると、車両において使用され、ユーザに対して所定のフレーズの音声を出力するフレーズ処理を実行する電子機器のユーザは、車両の停車状態に応じて、第1のフレーズ処理に接し、又は接する機会が抑制されるようにすることができる。このようして、第1のフレーズ処理が、ユーザによる車両の安全な利用に影響するのを抑えることができる。
【0008】
車両において使用される電子機器としては、例えば、レーダー探知機、レーザー探知機に例示される探知機とするとよいが、ナビゲーション装置、ドライブレコーダその他の車載機器としてもよい。車両において使用される電子機器としては、車両に対して後付けされる電子機器とするとよい
【0009】
第1のフレーズ処理としては、開始から終了までの長さがある程度長いフレーズ処理とするとよい。このような第1のフレーズ処理としては、ユーザへの質問を意味するフレーズの音声を出力するフレーズ処理を含むとよい。このような第1のフレーズ処理としては、ユーザへの質問に対する当該ユーザからの応答を認識し、さらにその応答に対するフレーズの音声を出力する処理である、対話処理とすると、特に良い。あるいは、第1のフレーズ処理としては、ユーザに対して所定の長さ以上のフレーズの音声を出力するフレーズ処理としてもよい。
【0010】
第1の停車状態としては、第1のフレーズ処理を実行するのに適した停車状態とするとよい。第2の停車状態としては、第1のフレーズ処理を実行するのに適さない停車状態とするとよい。第1の停車状態としては、第1のフレーズ処理を完結させるのに、十分な時間が確保される停車状態とするとよく、特に、車両が駐車場に停車(つまり、駐車)している状態であるとすると、特に良い。第2の停車状態としては、第1のフレーズ処理を完結させるのに十分な時間が確保できない又は確保するのが困難である停車状態とするとよく、特に、車両が信号待ちの状態であるとすると、特に良い。第2の停車状態としては、車両が停車状態であり、かつ第1の停車状態でないこととして特定されてもよい。あるいは、第1の停車状態としては、車両が停車状態であり、かつ第2の停車状態でないこととして特定されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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