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公開番号2025074666
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-14
出願番号2023185640
出願日2023-10-30
発明の名称記録装置、制御方法、およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類H04N 5/76 20060101AFI20250507BHJP(電気通信技術)
要約【課題】蓄電部への給電状況に応じた記録時間を取得可能な技術を提供する。
【解決手段】USBケーブルを介して供給された電力を蓄電可能な蓄電手段を備え、前記蓄電手段から供給された電力を用いて動作可能な記録装置であって、記録媒体の搬送方向と交差する方向に走査しながら該記録媒体への記録を行う記録手段と、前記USBケーブルからの給電に関する給電情報を取得する第1取得手段と、前記給電情報に基づいて、記録媒体に対する前記記録手段による記録時間を取得する第2取得手段と、を有し、前記第2取得手段は、前記給電情報に基づいて、前記記録時間に、前記USBケーブルからの給電による前記蓄電手段への充電時間を加算するようにした。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
USBケーブルを介して供給された電力を蓄電可能な蓄電手段を備え、前記蓄電手段から供給された電力を用いて動作可能な記録装置であって、
記録媒体への記録を行う記録手段と、
前記USBケーブルからの給電に関する給電情報を取得する第1取得手段と、
前記給電情報に基づいて、記録媒体に対する前記記録手段による記録時間を取得する第2取得手段と、を有し、
前記第2取得手段は、前記給電情報に基づいて、前記記録時間に、前記USBケーブルからの給電による前記蓄電手段への充電時間を加算することを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記第2取得手段は、前記記録時間として、記録媒体1枚当たりの記録時間を取得することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記第2取得手段は、
前記給電情報に基づいて、記録動作に必要な電力量が前記USBケーブルを介する給電量を下回る場合には、前記記録時間として、設定された記録速度で記録するときの、1枚の記録媒体への記録に要する時間を取得し、
前記給電情報に基づいて、記録動作に必要な電力量が前記USBケーブルを介する給電量以上となる場合には、前記記録時間を取得する際に、前記記録速度で記録するときの、1枚の記録媒体への記録に要する時間に、前記充電時間を加算することを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項4】
前記充電時間は、1回の充電に要する時間であることを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
【請求項5】
前記第2取得手段は、前記記録時間として、実行中の記録動作における残りの記録時間を取得することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項6】
前記記録手段は、記録媒体の搬送方向と交差する方向に走査しながら該記録媒体に対する記録を行い、
前記第2取得手段は、
前記給電情報に基づいて、記録動作に必要な電力量が前記USBケーブルを介する給電量を下回る場合には、記録中の記録媒体に対する第1走査数と、未だ記録していない記録媒体への第2走査数と、1走査に要する時間と、に基づいて前記記録時間を取得し、
前記給電情報に基づいて、記録動作に必要な電力量が前記USBケーブルを介する給電量以上となる場合には、前記記録に要する時間に、残りの記録に必要な、前記USBケーブルを介する給電による前記蓄電手段への充電回数と1回の充電に要する時間とから算出される前記充電時間を加算して前記記録時間を取得することを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
【請求項7】
前記記録に要する時間および前記充電時間はそれぞれ、動作速度が異なる動作モードに応じて異なることを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
【請求項8】
原稿を読み取り可能な読取手段をさらに有し、
前記第2取得手段はさらに、前記給電情報に基づいて、実行中の読取動作における、残りの読取時間を取得することを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
【請求項9】
前記第2取得手段は、
前記給電情報に基づいて、コピー動作に必要な電力量が前記USBケーブルを介する給電量を下回る場合には、コピー動作中の読取動作において、読取中の原稿を読み取るための前記読取手段の残りの移動量と、原稿1枚の読み取りに要する時間と、原稿1枚を読み取るために必要な前記読取手段の移動量と、から算出される読み取りに要する時間を前記読取時間として取得し、
前記給電情報に基づいて、コピー動作に必要な電力量が前記USBケーブルを介する給電量を下回る場合には、前記読み取りに要する時間に、残りの読み取りに必要な、前記USBケーブルからの給電による前記蓄電手段への充電回数と、1回の充電に要する時間と、から算出される充電時間を加算して前記読取時間を取得することを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
【請求項10】
前記原稿1枚の読み取りに要する時間、および残りの読み取りに必要な前記充電回数と、前記1回の充電に要する時間と、から算出される前記充電時間はそれぞれ、動作速度が異なる動作モードに応じて異なることを特徴とする請求項9に記載の記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、記録装置、制御方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、蓄電部に蓄電された電力を用いて記録を行う記録装置が知られている。こうした記録装置では、記録動作時には、蓄電部に蓄電された電力を利用して記録を行うが、蓄電された電力が一定量以下まで低下すると、蓄電部に充電するために記録動作を停止する。特許文献1には、実行中の記録における残りの記録枚数および記録時間を算出する技術が開示されており、当該算出の条件に蓄電部の駆動可能時間を含むようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-125996号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示の技術では、蓄電部へ充電する際の当該蓄電部への給電状況が考慮されておらず、算出した記録時間が実際の記録時間と異なる虞があった。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、蓄電部への給電状況に応じた記録時間を取得可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の一実施形態は、USBケーブルを介して供給された電力を蓄電可能な蓄電手段を備え、前記蓄電手段から供給された電力を用いて動作可能な記録装置であって、記録媒体の搬送方向と交差する方向に走査しながら該記録媒体への記録を行う記録手段と、前記USBケーブルからの給電に関する給電情報を取得する第1取得手段と、前記給電情報に基づいて、記録媒体に対する前記記録手段による記録時間を取得する第2取得手段と、を有し、前記第2取得手段は、前記給電情報に基づいて、前記記録時間に、前記USBケーブルからの給電による前記蓄電手段への充電時間を加算することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、蓄電部への給電状況に応じた記録時間を取得できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
記録システムの概略構成図。
記録装置の制御系の構成を示すブロック図。
記録装置の電源供給系の構成を示すブロック図。
記録部の概略構成図。
読取部の概略構成図。
接続規格ごとの電力供給量を示す表。
接続規格に応じた動作種別ごとの実行能力を示す表。
起動時通知処理の処理内容を示すフローチャート。
起動時通知処理で表示される通知画面の一例を示す図。
記録動作時の通知処理の処理内容を示すフローチャート。
図10の通知処理で表示される通知画面の一例を示す図。
コピー動作時の通知処理の処理内容を示すフローチャート。
通知処理のサブルーチンである読取時間通知処理のフローチャート。
通知処理のサブルーチンである記録時間通史処理のフローチャート。
表示画面および通知画面の一例を図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付の図面を参照しながら、記録装置、制御方法、およびプログラムの実施形態の一例を説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を限定するものではなく、また、本実施形態で説明されている特徴の組合せのすべてが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。また、実施形態に記載されている構成要素の位置、形状などはあくまで一例であり、この発明をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0010】
(第1実施形態)
まず、図1乃至図9を参照しながら、第1実施形態による記録装置について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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