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公開番号
2025075682
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023187027
出願日
2023-10-31
発明の名称
清掃装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
A47L
13/40 20060101AFI20250508BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】清掃装置の小型化を図ることができる技術を提供する。
【解決手段】清掃対象面から捕集対象物を静電的に吸着可能な第1吸着部を有する第1回転体と、第1吸着部から捕集対象物を静電的に吸着可能な第2吸着部を有する第2回転体と、第2吸着部に吸着された捕集対象物を除去する除去手段と、除去手段が除去した捕集対象物を収容する収容容器と、第2回転体の回転軸線に沿った長手方向における第2吸着部の端部と、収容容器と、の間に配置されるシール部材と、を備える清掃装置において、長手方向において、第1吸着部の端面の位置を、シール部材と第2吸着部との接触領域よりも内側に規制する規制手段を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
清掃対象面から捕集対象物を静電的に吸着可能な第1吸着部を有する第1回転体と、
前記第1吸着部から捕集対象物を静電的に吸着可能な第2吸着部を有する第2回転体と、
前記第2吸着部に吸着された捕集対象物を除去する除去手段と、
前記除去手段が除去した捕集対象物を収容する収容容器と、
前記第2回転体の回転軸線に沿った長手方向における前記第2吸着部の端部と、前記収容容器と、の間に配置されるシール部材と、
を備える清掃装置において、
前記長手方向において、前記第1吸着部の端面の位置を、前記シール部材と前記第2吸着部との接触領域よりも内側に規制する規制手段を備えることを特徴とする清掃装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記第1吸着部は、
清掃対象面と対向する吸着領域と、
前記第2吸着部と対向する被回収領域と、
を含み、
前記規制手段は、少なくとも前記第1吸着部の前記被回収領域における前記端面の位置を、前記長手方向において、前記接触領域よりも内側に規制することを特徴とする請求項1に記載の清掃装置。
【請求項3】
前記第1吸着部の前記吸着領域における前記端面の位置は、前記長手方向において、前記第1吸着部の前記被回収領域における前記端面の位置よりも外側であることを特徴とする請求項2に記載の清掃装置。
【請求項4】
前記長手方向における前記第1回転体の両側に回転可能に配置される円盤部材をさらに備え、
前記規制手段は、前記端面に対して前記長手方向に当接するように前記円盤部材に設けられた当接部であることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の清掃装置。
【請求項5】
前記円盤部材の回転軸線は、前記第1回転体の回転軸線と同軸であることを特徴とする請求項4に記載の清掃装置。
【請求項6】
前記円盤部材の回転軸線の延びる方向は、前記第1回転体の回転軸線の延びる方向に対して角度を有することを特徴とする請求項4に記載の清掃装置。
【請求項7】
前記円盤部材は、前記第1吸着部と清掃対象面との対向距離を一定に維持するように清掃対象面と接触し、清掃装置を清掃対象面に対して移動させるための車輪であることを特徴とする請求項4に記載の清掃装置。
【請求項8】
前記第1回転体、前記第2回転体、前記除去手段、前記収容容器、を支持する枠体をさらに備え、
前記規制手段は、前記端面に対して前記長手方向に当接するように前記枠体に設けられた当接部であることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の清掃装置。
【請求項9】
前記第1吸着部は、
前記第1回転体の回転によって前記第1回転体の回転軸線周りに周回移動するように前記第1回転体に設けられ、
前記回転軸線周りの一周の回転に、清掃対象面と対向する吸着位相と、前記第2吸着部と対向する被回収位相と、を含み、
前記第1回転体は、前記長手方向に変位可能に設けられており、
前記規制手段は、少なくとも前記第1吸着部が前記被回収位相にある間、前記長手方向において前記端面の位置が前記接触領域よりも内側に位置するように、前記第1回転体の前記長手方向の位置を規制することを特徴とする請求項1に記載の清掃装置。
【請求項10】
前記第1回転体は、
前記長手方向における一方の側に配置される右側回転部材と、
前記長手方向における他方の側に配置される左側回転部材と、
前記右側回転部材と前記左側回転部材とを前記長手方向に離隔させるように作用する付勢力を発生するバネと
を含み、
前記第1吸着部は、
前記右側回転部材に設けられる右側吸着部と、
前記左側回転部材に設けられる左側吸着部と、
を含み、
前記右側吸着部と前記左側吸着部は、前記回転軸線周りにおいて異なる位相に配置され、前記回転軸線周りの周方向に見たときに前記長手方向の中央部において互いにオーバラップするように構成されていることを特徴とする請求項9に記載の清掃装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、捕集対象物を捕集する清掃装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、捕集対象物を捕集する方式として、静電式清掃方式が知られている(特許文献1)。清掃対象面の捕集対象物を、先ず第1吸着回転体に静電的に吸着させた後、より強力な静電気力で、第1吸着回転体から第1吸着回転体に隣接した第2吸着回転体へ吸着転写させる。その後、ブレード等の除去部材によって第2吸着回転体から捕集対象物の収容部に掻き落として捕集する。
【0003】
ここで、第2吸着回転体と捕集対象部の収容部との間には、捕集対象物が収容部から漏れ出るのを防止するために、シール部材が設けられる。特に、第2吸着回転体の回転軸線方向に沿った長手方向両端部のシール部材は、第2吸着回転体の回転方向におけるシール部材の上流端に捕集対象物を大量に噛みこむことで、シール不良を発生する懸念がある。これを防止するための対策として、シール部材の配置を、長手方向における第1吸着回転体による最大清掃幅より所定距離外側にクリアランスをもたせた配置とする手法がある(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-84993号公報
特開2016-62065号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、長手方向における第1吸着回転体の端部の位置は、第2吸着回転体との接触部において長手方向外側へばらつくことがある。そのため、シール部材の配置は、そのばらつきを考慮して、より所定距離外側にクリアランスを設けて配置する必要があり、製品幅方向サイズが大きくなる課題がある。特に、清掃対象面の凹凸に対応するために、第1吸着回転体として毛足が長いブラシを使用すると、第2吸着回転体との間でのブラシの端部暴れにより、第1吸着回転体の長手端部位置のばらつきがより大きくなり、より大きなクリアランスの設定が必要となる。このような清掃装置を、例えば、電子写真方式の画像形成装置の紙粉やトナーなどの回収部に適用する場合においては、清掃装置のサイズが画像形成装置の小型化を阻害する要因となり得る。
【0006】
本発明の目的は、清掃装置の小型化を図ることができる技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明の清掃装置は、
清掃対象面から捕集対象物を静電的に吸着可能な第1吸着部を有する第1回転体と、
前記第1吸着部から捕集対象物を静電的に吸着可能な第2吸着部を有する第2回転体と、
前記第2吸着部に吸着された捕集対象物を除去する除去手段と、
前記除去手段が除去した捕集対象物を収容する収容容器と、
前記第2回転体の回転軸線に沿った長手方向における前記第2吸着部の端部と、前記収容容器と、の間に配置されるシール部材と、
を備える清掃装置において、
前記長手方向において、前記第1吸着部の端面の位置を、前記シール部材と前記第2吸着部との接触領域よりも内側に規制する規制手段を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、清掃装置の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1に係る清掃装置の概略構成を示す断面図
実施例1に係る清掃装置の概略構成を示す斜視図
実施例1に係る清掃装置の分割概略構成を示す斜視図
実施例1のシール構成を説明する概略斜視図
実施例1における端部シールと規制部材の位置関係の説明図
実施例2における端部シールと規制部材の位置関係の説明図
実施例2の規制ガイド近傍斜視図
実施例3における端部シールと規制部材の位置関係の説明図
実施例3の規制ガイド近傍斜視図
実施例4に係る清掃装置の概略斜視図
本実施例に係る清掃装置が備えられた画像形成装置の横断面図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下の実施例において、本開示における実施の形態を、例示的に説明する。ただし、以下の実施例に開示された構成、例えば、部品の機能、材質、形状、その相対配置は、特許請求の範囲と関連する形態の一例を示すものであり、特許請求の範囲をこれら実施例に開示された構成に限定する趣旨のものではない。また、以下の実施例に開示された構成が解決する課題もしくは開示された構成から得られる作用又は効果は、特許請求の範囲を限定する趣旨のものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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