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公開番号
2025074865
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-14
出願番号
2023185951
出願日
2023-10-30
発明の名称
マニホールド
出願人
株式会社アイシン
代理人
弁理士法人R&C
主分類
F16K
27/04 20060101AFI20250507BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】バルブの高さによる制約を受け難いマニホールドを提供する。
【解決手段】マニホールド300は、互いに接合された複数のハウジング310,330からなり、内部に複数の流路を有する樹脂製のマニホールド本体302と、流路を流通する流体の流れを制御するロータリバルブ340と、を備えている。マニホールド本体302を構成する複数のハウジング310,330のうち互いに接合された接合部324,332を有する2つのハウジングの一方である第1ハウジング310は、ロータリバルブ340を収容支持可能な円筒形状のバルブ収容部316を有しており、バルブ収容部316の少なくとも一部は、接合部324,332よりも2つのハウジングの他方である第2ハウジング330の側に突出している。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに接合された複数のハウジングからなり、内部に複数の流路を有する樹脂製のマニホールド本体と、
前記流路を流通する流体の流れを制御するロータリバルブと、を備え、
前記マニホールド本体を構成する複数の前記ハウジングのうち互いに接合された接合部を有する2つの前記ハウジングの一方である第1ハウジングは、前記ロータリバルブを収容支持可能な円筒形状のバルブ収容部を有しており、
前記バルブ収容部の少なくとも一部は、前記接合部よりも2つの前記ハウジングの他方である第2ハウジングの側に突出しているマニホールド。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
前記バルブ収容部は、前記ロータリバルブを挿入可能な開口と、前記ロータリバルブを支持可能な底壁とを有しており、
前記バルブ収容部の内径は、前記開口の側から前記底壁の側に向かうにつれて小さくなる請求項1に記載のマニホールド。
【請求項3】
前記開口を覆って前記第1ハウジングに固定される蓋を更に備え、
前記ロータリバルブは、前記バルブ収容部の中心軸を中心に回転することにより前記流体の流れを制御するロータと、前記ロータと前記バルブ収容部との間に配置されたシール材とを有しており、
前記バルブ収容部の前記底壁及び前記蓋の少なくともいずれか一方は、前記中心軸の周囲に溝を有しており、
前記シール材は、前記溝に挿入されることにより保持される請求項2に記載のマニホールド。
【請求項4】
前記第1ハウジングは、支持フレームに固定される固定部を有している請求項1から3のいずれか一項に記載のマニホールド。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、マニホールドに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、走行駆動源としてモータを備えた自動車(ハイブリッド車(HEV:Hybrid Electric Vehicle)、プラグインハイブリッド車(PHEV:Plug-in Hybrid Electric Vehicle)、バッテリ車(BEV:Battery Electric Vehicle)、燃料電池車(FCEV:Fuel Cell Electric Vehicle)等)が普及している。以下、これらの自動車を電動車と総称する。電動車では、モータ(エンジン等の内燃機関を含む)、バッテリ、エアコン、ECU等、冷却が必要なデバイスが多いので、冷却液、冷媒、オイルを循環させる冷却回路を構成してこれらを冷却している。このとき、冷却回路の流路をマニホールド内に形成することにより、配管の引き回しをなくして流路構成を簡素にすることができると共に、冷却回路を小型化することができる。
【0003】
特許文献1には、2つのハウジングを接合し、それぞれのハウジングにバルブ収容部を形成して制御バルブを収容したマニホールドが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2023/104347号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のマニホールドにおいては、2つのハウジングを接合して、それぞれのハウジングにバルブ収容部を形成して制御バルブを収容しているので、マニホールドの高さは制御バルブの高さ以上である必要があった。すなわち、マニホールドの高さは、制御バルブの高さによる制約を受けており、改善の余地があった。
【0006】
そこで、バルブの高さによる制約を受け難いマニホールドが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るマニホールドの1つの実施形態は、互いに接合された複数のハウジングからなり、内部に複数の流路を有する樹脂製のマニホールド本体と、前記流路を流通する流体の流れを制御するロータリバルブと、を備え、前記マニホールド本体を構成する複数の前記ハウジングのうち互いに接合された接合部を有する2つの前記ハウジングの一方である第1ハウジングは、前記ロータリバルブを収容支持可能な円筒形状のバルブ収容部を有しており、前記バルブ収容部の少なくとも一部は、前記接合部よりも2つの前記ハウジングの他方である第2ハウジングの側に突出している。
【0008】
本実施形態によると、第1ハウジングに形成されたバルブ収容部の少なくとも一部が、接合部よりも第2ハウジングの側に突出している。このように構成することにより、第1ハウジングに形成されたバルブ収容部の少なくとも一部が接合部よりも第2ハウジングの側に突出しない構成と比較して、マニホールド本体の高さを低くすることができる。これにより、ロータリバルブの高さによる制約を受け難いマニホールドを提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係るマニホールドを表す斜視図である。
マニホールドの分解斜視図である。
マニホールド本体の分解斜視図である。
図1のIV-IV線矢視断面図である。
支持フレームに固定された状態のマニホールドを表す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係るマニホールドの実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に記載される実施形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をこれらの実施形態にのみ限定するものではない。したがって、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、様々な形態で実施することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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