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公開番号
2025075250
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023186290
出願日
2023-10-31
発明の名称
信号生成装置
出願人
日本電波工業株式会社
代理人
弁理士法人創光国際特許事務所
主分類
H03B
28/00 20060101AFI20250508BHJP(基本電子回路)
要約
【課題】信号生成装置において発生させる信号の周波数を変更した場合に、可変減衰器を通過した信号の出力レベルが安定するまでの時間を短縮する。
【解決手段】発振信号を生成する発振器と、発振信号を第1減衰量だけ減衰させる第1可変減衰器と、発振信号を第2減衰量だけ減衰させる第2可変減衰器と、発振信号を第1可変減衰器に入力する第1状態と、発振信号を第2可変減衰器に入力する第2状態とを切り替える切替スイッチと、発振器が生成する発振信号の周波数を変更する制御回路であって、第1状態において発振器が生成する発振信号の周波数を変更する場合に、第2可変減衰器の第2減衰量を、変更後の周波数に対応する減衰量に設定した後に第2状態に切替スイッチを切り替える制御回路と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
発振信号を生成する発振器と、
前記発振信号を第1減衰量だけ減衰させる第1可変減衰器と、
前記発振信号を第2減衰量だけ減衰させる第2可変減衰器と、
前記発振信号を前記第1可変減衰器に入力する第1状態と、前記発振信号を前記第2可変減衰器に入力する第2状態とを切り替える切替スイッチと、
前記発振器が生成する前記発振信号の周波数を変更する制御回路であって、前記第1状態において前記発振器が生成する前記発振信号の周波数を変更する場合に、前記第2可変減衰器の前記第2減衰量を、変更後の前記周波数に対応する減衰量に設定した後に前記第2状態に前記切替スイッチを切り替える制御回路と、
を備える信号生成装置。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
複数の周波数のそれぞれと、複数の減衰量とを関連付けた周波数情報を記憶する記憶部をさらに備え、
前記制御回路は、前記第1状態において前記発振器が生成する前記発振信号の周波数を変更する場合に、前記周波数情報を参照して、前記変更後の周波数に関連付けて前記記憶部に記憶されている減衰量を前記第2可変減衰器の前記第2減衰量に設定する、
請求項1に記載の信号生成装置。
【請求項3】
前記切替スイッチとして、前記発振信号を前記第1可変減衰器に入力する前記第1状態と、前記発振信号を前記第2可変減衰器に入力する第2状態とを切り替える第1切替スイッチと、前記第1可変減衰器が出力する減衰信号を外部に出力するか前記第2可変減衰器が出力する減衰信号を外部に出力するかを切り替える第2切替スイッチを有し、
前記信号生成装置は、前記発振器と前記第1切替スイッチとの間に設けられ、所定範囲の周波数の前記発振信号を通過させるバンドパスフィルタをさらに備える、
請求項1又は2に記載の信号生成装置。
【請求項4】
前記制御回路は、前記第2状態において前記発振器が生成する前記発振信号の周波数を変更する場合に、前記第1可変減衰器の前記第1減衰量を、変更後の前記周波数に対応する減衰量に設定した後に前記第1状態に前記切替スイッチを切り替える、
請求項1又は2に記載の信号生成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、信号を減衰するための減衰器を備える信号生成装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
信号生成装置において発生させる信号の出力レベルを調節することを目的として、信号を減衰させる可変減衰器を備えることが提案されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-14139号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
信号生成装置において発生させる信号の周波数が変更された場合、この信号の出力レベルが変化する。この場合、信号生成装置では、可変減衰器による信号の減衰量を変更する必要がある。しかしながら、特許文献1に記載された技術では、可変減衰器による信号の減衰量を変更してから可変減衰器を通過した信号の出力レベルが安定するまでのセトリング時間が長くなるという問題があった。
【0005】
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、信号生成装置において発生させる信号の周波数を変更した場合に、可変減衰器を通過した信号の出力レベルが安定するまでの時間を短縮することができる信号生成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様の信号生成装置は、発振信号を生成する発振器と、前記発振信号を第1減衰量だけ減衰させる第1可変減衰器と、前記発振信号を第2減衰量だけ減衰させる第2可変減衰器と、前記発振信号を前記第1可変減衰器に入力する第1状態と、前記発振信号を前記第2可変減衰器に入力する第2状態とを切り替える切替スイッチと、前記発振器が生成する前記発振信号の周波数を変更する制御回路であって、前記第1状態において前記発振器が生成する前記発振信号の周波数を変更する場合に、前記第2可変減衰器の前記第2減衰量を、変更後の前記周波数に対応する減衰量に設定した後に前記第2状態に前記切替スイッチを切り替える制御回路と、を備える。
【0007】
前記信号生成装置は、複数の周波数のそれぞれと、複数の減衰量とを関連付けた周波数情報を記憶する記憶部をさらに備え、前記制御回路は、前記第1状態において前記発振器が生成する前記発振信号の周波数を変更する場合に、前記周波数情報を参照して、前記変更後の周波数に関連付けて前記記憶部に記憶されている減衰量を前記第2可変減衰器の前記第2減衰量に設定してもよい。
【0008】
前記信号生成装置は、前記切替スイッチとして、前記発振信号を前記第1可変減衰器に入力する前記第1状態と、前記発振信号を前記第2可変減衰器に入力する第2状態とを切り替える第1切替スイッチと、前記第1可変減衰器が出力する減衰信号を外部に出力するか前記第2可変減衰器が出力する減衰信号を外部に出力するかを切り替える第2切替スイッチを有し、前記信号生成装置は、前記発振器と前記第1切替スイッチとの間に設けられ、所定範囲の周波数の前記発振信号を通過させるバンドパスフィルタをさらに備えてもよい。
【0009】
前記制御回路は、前記第2状態において前記発振器が生成する前記発振信号の周波数を変更する場合に、前記第1可変減衰器の前記第1減衰量を、変更後の前記周波数に対応する減衰量に設定した後に前記第1状態に前記切替スイッチを切り替えてもよい。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、信号生成装置において発生させる信号の周波数を変更した場合に、可変減衰器を通過した信号の出力レベルが安定するまでの時間を短縮するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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