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公開番号
2025075594
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023186883
出願日
2023-10-31
発明の名称
光学装置及び撮像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
7/08 20210101AFI20250508BHJP(光学)
要約
【課題】ズーム反転操作時のズーム変化に伴うピント移動を抑制する事が可能な光学装置を提供する。
【解決手段】案内筒9と、光軸方向に移動する後群ベース403と、案内筒9に対して回転可能に保持されたカム環10と、後群ベース403と案内筒9との相対的な位置を直接検出するズーム位置検出スケール14及びズーム位置検出センサ16とを有する交換レンズ1であって、後群ベース403には、案内筒9に設けられた後群直進溝9e又はカム溝の一方、及びカム環10に設けられた後群カム溝10e又は直進溝の一方に係合する4群メインベアリング411が保持されており、後群ベース403は、カム環10の回転により光軸方向に移動する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
固定部材と、
光軸方向に移動するベース移動部材と、
前記固定部材に対して回転可能に保持された回転部材と、
前記ベース移動部材と前記固定部材との相対的な位置を直接検出する検出ユニットとを有する光学装置であって、
前記ベース移動部材には、前記固定部材に設けられた直進溝又はカム溝の一方、及び前記回転部材に設けられたカム溝又は直進溝の一方に係合する係合部材が保持されており、
前記ベース移動部材は、前記回転部材の回転により前記光軸方向に移動することを特徴とする光学装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記ベース移動部材には、前記ベース移動部材に対して前記光軸方向に相対的に移動可能に保持された少なくとも一つのサブ移動部材が保持されており、
前記サブ移動部材は、前記ベース移動部材に保持された駆動ユニットにより移動することを特徴とする、請求項1に記載の光学装置。
【請求項3】
前記ベース移動部材は、前記固定部材よりも内径側を前記光軸方向に移動し、最も被写体側に位置するレンズ群以外のレンズ群を保持していることを特徴とする、請求項1に記載の光学装置。
【請求項4】
前記ベース移動部材は、移動軌跡の異なる複数の移動部材を保持しており、
前記検出ユニットは、複数の前記移動部材の中で最もカム交角が立っている前記移動部材、又は最も移動量が多い前記移動部材、又は最もピント敏感度が高い前記移動部材の何れか一つの位置を検出することを特徴とする、請求項1に記載の光学装置。
【請求項5】
前記検出ユニットは、パターンが設けられたスケール部と、前記パターンを検出する検出部とで構成され、
前記固定部材には、前記スケール部又は前記検出部の一方が保持され、前記ベース移動部材には、前記スケール部又は前記検出部の他方が保持されていることを特徴とする、請求項1に記載の光学装置。
【請求項6】
前記光軸方向に直交する方向から見た際に、前記ベース移動部材の前記係合部材の保持位置から前記ベース移動部材に保持された前記検出部の検出中心位置までの距離をLSとし、前記係合部材の前記保持位置から前記ベース移動部材の端部までの距離の長い側の端までの距離をLRとした時、
LS ≦ LR/2
の範囲内に前記検出部が保持されていることを特徴とする、請求項5に記載の光学装置。
【請求項7】
前記光軸方向から見た際に、前記ベース移動部材の前記係合部材の保持位置から前記ベース移動部材に保持された前記検出部の検出中心位置までの角度をθSとした時、前記ベース移動部材に保持された隣り合う前記係合部材の角度をθとした時に、何れか一つの前記係合部材に対して、
θS≦θ/3
の範囲内に前記検出部が保持されていることを特徴とする、請求項5に記載の光学装置。
【請求項8】
前記ベース移動部材には、前記サブ移動部材の前記ベース移動部材に対する相対的な位置を検出する第2の検出部が保持されていることを特徴とする、請求項2に記載の光学装置。
【請求項9】
請求項1から8の何れか一項に記載の光学装置と、該光学装置により形成された像を撮る撮像素子とを有することを特徴とする撮像装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学装置及び撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
カメラシステムにおいて、メカ機構で焦点距離を変更する際に発生するピント移動を抑制するために、ズームポジションの変化に応じてフォーカスレンズを移動させてピント移動を補正し合焦状態を維持できるように制御されている。フォーカスレンズの移動軌跡は、被写体距離ごとに移動レンズ群の位置に対するフォーカスレンズの位置を示す電子カム軌跡(トラッキングデータ)として、予め定められている。このようなズーム光学系において合焦状態を維持しつつ変倍を行うには、常に、移動レンズ群の位置とフォーカスレンズの位置がトラッキングデータにより定められた関係となるように正確に保持される必要がある。
【0003】
特許文献1には、ズームリングと一体に回転するカム筒の回転位置がリニアポジションセンサで検出され、ズームリングの回転位置を検出する構成が開示されている。また、特許文献2には、アシストリングに形成された係合溝にリニアセンサの係合部材が係合し、アシストリングと径嵌合している第2のレンズ群のズームポジションがリニアセンサで検出される構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-186225号公報
特開2017-122755号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1では、リニアポジションセンサは、カム筒を介してズームリングの回転位置を検出するので、カム筒に形成された位置検出用カム溝とリニアポジションセンサの係合部の間のガタにより、ガタの分だけセンサが反応し難い場合ある。また、特許文献2では、アシストリングに形成された係合溝とリニアセンサの係合部材の間のガタにより、ガタの分だけセンサが反応し難い場合がある。よって、移動部材が移動しているにも関わらず、ズーム位置が正しく検出されないことがあり、ズーム位置に応じたフォーカス位置を正しく補正する事ができない虞がある。これによりズーム反転操作時のズーム変化に伴うピントの補正動作が正しくできないことがある。
【0006】
本発明は、ズーム反転操作時のズーム変化に伴うピント移動を抑制する事が可能な光学装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明は、固定部材と、光軸方向に移動するベース移動部材と、前記固定部材に対して回転可能に保持された回転部材と、前記ベース移動部材と前記固定部材との相対的な位置を直接検出する検出ユニットとを有する光学装置であって、前記ベース移動部材には、前記固定部材に設けられた直進溝又はカム溝の一方、及び前記回転部材に設けられたカム溝又は直進溝の一方に係合する係合部材が保持されており、前記ベース移動部材は、前記回転部材の回転により前記光軸方向に移動することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ズーム反転操作時のズーム変化に伴うピント移動を抑制する事が可能な光学装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
交換レンズ1の広角端(ワイド端)及び望遠端(テレ端)における断面図である。
外装、案内筒ユニットの分解斜視図である。
案内筒ユニットの分解斜視図である。
ズーム機構を構成する各レンズユニットの分解斜視図である。
後群レンズユニット800の分解斜視図である。
フレキホルダユニット410の分解斜視図である。
フレキホルダユニット410の斜視図である。
後群レンズユニット800の上面図である。
後群レンズユニット800の側面図である。
ズーム位置検出センサ16の出力特性を示す線図である。
撮像装置の構成例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明の好ましい実施形態を添付の図面にもとづいて詳細に説明する。まず、図面を参照して本発明の実施形態における、レンズ交換式カメラ用のレンズ鏡筒である交換レンズ1(光学装置)の全体構成について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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