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公開番号2025076149
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023187926
出願日2023-11-01
発明の名称土壌分析の前処理装置
出願人株式会社クボタ
代理人安田岡本弁理士法人
主分類G01N 1/10 20060101AFI20250508BHJP(測定;試験)
要約【課題】蓋体によって、抽出容器の開口部を簡単且つ確実に閉鎖する。
【解決手段】土壌分析の前処理装置は、圃場で採取した土壌D1に含まれる成分を分析する前に処理をする前処理装置1であって、土壌D1と、土壌D1から被分析成分を抽出する抽出液とを取り入れるための開口部80eを有する抽出容器54と、抽出容器54の開口部80eを蓋する蓋体82と、抽出容器54の開口部80eに蓋体82を取り付けた状態で、抽出容器54の内部を加圧する加圧部76と、抽出容器54と蓋体82との間に配置され、且つ加圧によって抽出容器54と蓋体82との間を密閉して、開口部を閉鎖する第1シール103と、を備えている。
【選択図】図26
特許請求の範囲【請求項1】
圃場で採取した土壌に含まれる成分を分析する前に処理をする前処理装置であって、
前記土壌と、前記土壌から被分析成分を抽出する抽出液とを取り入れるための開口部を有する抽出容器と、
前記抽出容器の前記開口部を蓋する蓋体と、
前記抽出容器の前記開口部に前記蓋体を取り付けた状態で、前記抽出容器の内部を加圧する加圧部と、
前記抽出容器と前記蓋体との間に配置され、且つ前記加圧によって前記抽出容器と前記蓋体との間を密閉して、前記開口部を閉鎖する第1シールと、
を備えている土壌分析の前処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記抽出容器は、底壁と、前記底壁の周縁から上方に起立して、前記開口部を形成する側壁と、を有し、
前記蓋体は、天壁と、前記天壁の周縁から下方に垂下する周壁と、を有し、
前記第1シールは、前記側壁及び前記周壁のいずれか一方から他方に延び、且つ前記他方に近づくにつれて当該他方に沿って湾曲する請求項1に記載の土壌分析の前処理装置。
【請求項3】
前記周壁は、前記側壁の外周に被さり、
前記第1シールは、前記他方に近づくにつれて前記天壁に向かって湾曲する請求項2に記載の土壌分析の前処理装置。
【請求項4】
前記第1シールは、前記周壁の内周面から前記側壁の外周面に延び、且つ前記側壁の前記外周面に近づくにつれて、当該外周面に沿って、前記天壁に向かって湾曲する請求項3に記載の土壌分析の前処理装置。
【請求項5】
前記第1シールは、前記側壁の外周面から前記周壁の内周面に延び、且つ前記周壁の前記内周面に近づくにつれて、当該内周面に沿って、前記天壁に向かって湾曲する請求項3に記載の土壌分析の前処理装置。
【請求項6】
前記側壁は、前記周壁の外周に被さり、
前記第1シールは、前記他方に近づくにつれて前記底壁に向かって湾曲する請求項2に記載の土壌分析の前処理装置。
【請求項7】
前記第1シールは、前記側壁の内周面から前記周壁の外周面に延び、且つ前記周壁の前記外周面に近づくにつれて、当該外周面に沿って、前記底壁に向かって湾曲する請求項6に記載の土壌分析の前処理装置。
【請求項8】
前記第1シールは、前記周壁の外周面から前記側壁の内周面に延び、且つ前記側壁の前記内周面に近づくにつれて、当該内周面に沿って、前記底壁に向かって湾曲する請求項6に記載の土壌分析の前処理装置。
【請求項9】
前記第1シールは、前記抽出容器と前記蓋体との間隙に沿って無端環状に延びている請求項1に記載の土壌分析の前処理装置。
【請求項10】
前記抽出容器の前記開口部に前記蓋体を取り付けた状態で、前記抽出容器の内部を減圧する減圧部と、
前記抽出容器と前記蓋体との間に配置され、且つ前記減圧によって前記抽出容器と前記蓋体との間を密閉して、前記開口部を閉鎖する第2シールと、
を備えている請求項1に記載の土壌分析の前処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、圃場で採取した土壌に含まれる成分を分析する前の処理をする土壌分析の前処理装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示される土壌分析の前処理装置は、圃場で採取した土壌に含まれる成分を分析する前に処理をする前処理装置であって、前記土壌を入れるための取入口を有する容器と、前記取入口を塞ぐ蓋体と、を有する抽出装置を備え、前記容器は、前記取入口に前記蓋体と取り付けた状態で、空気圧調整装置から空気を注入される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-96819号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の土壌分析の前処理装置では、土壌から分析対象の成分を抽出する際に、蓋移動機構が蓋体を移動させ、当該蓋体で取入口(開口部)を塞ぎ、空気圧調整装置によって容器(抽出容器)内の圧力を上昇させる。
【0005】
しかしながら、特許文献1の前処理装置のように、蓋体の内部の圧力を変動させる場合には、蓋体によって開口部を閉鎖する必要がある。
【0006】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、蓋体によって、抽出容器の開口部を簡単且つ確実に閉鎖することができる土壌分析の前処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明が上記課題を解決するために講じた技術的手段は、以下に示す点を特徴とする。
【0008】
本発明の一態様に係る土壌分析の前処理装置は、圃場で採取した土壌に含まれる成分を分析する前に処理をする前処理装置であって、前記土壌と、前記土壌から被分析成分を抽出する抽出液とを取り入れるための開口部を有する抽出容器と、前記抽出容器の前記開口部を蓋する蓋体と、前記抽出容器の前記開口部に前記蓋体を取り付けた状態で、前記抽出容器の内部を加圧する加圧部と、前記抽出容器と前記蓋体との間に配置され、且つ前記加圧によって前記抽出容器と前記蓋体との間を密閉して、前記開口部を閉鎖する第1シールと、を備えている。
【0009】
前記抽出容器は、底壁と、前記底壁の周縁から上方に起立して、前記開口部を形成する側壁と、を有し、前記蓋体は、天壁と、前記天壁の周縁から下方に垂下する周壁と、を有し、前記第1シールは、前記側壁及び前記周壁のいずれか一方から他方に延び、且つ前記他方に近づくにつれて当該他方に沿って湾曲していてもよい。
【0010】
前記周壁は、前記側壁の外周に被さり、前記第1シールは、前記他方に近づくにつれて前記天壁に向かって湾曲していてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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