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公開番号
2025076357
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2024188152
出願日
2024-10-25
発明の名称
局所空気清浄化装置
出願人
興研株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F24F
7/06 20060101AFI20250508BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】箱状の囲いを必要としない作業性の高い作業領域を提供するとともに、汚染物質を外部に漏れ出さないようにすることが可能な局所空気清浄化装置を提供する。
【解決手段】局所空気清浄化装置1は、清浄化された一様空気流を吹き出す空気流開口面2a-1,2a-2を有する一対のプッシュフード2-1,2-2と、プッシュフード2-1,2-2の間に配置される作業台3と、作業台3の近傍に配置されるプルフード4と、を備える。プッシュフード2-1,2-2は、対向した空気流開口面2a-1,2a-2のそれぞれから吹き出される一様空気流が、衝突した後に略垂直に流れの向きを変えて、プッシュフード2-1,2-2と作業台3とにより構成される開放した領域5の外に流出するように、配置される。プルフード4は、作業台3に設けられた吸引口から、一様空気流及び開放した領域5の外に流出しようとする衝突した後の気流を吸引する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
清浄化された一様空気流を吹き出す空気流開口面を有する一対のプッシュフードと、
前記一対のプッシュフードの間に配置される作業台と、
前記作業台の近傍に配置されるプルフードと、
を備え、
前記一対のプッシュフードは、それぞれの前記空気流開口面が対向し、前記空気流開口面のそれぞれから吹き出される一様空気流が、互いに衝突し、衝突した後に略垂直に流れの向きを変えて、前記一対のプッシュフードと前記作業台とにより構成される開放した局所領域の外に流出するように、配置され、
前記プルフードは、前記作業台に設けられた吸引口から、前記空気流開口面のそれぞれから吹き出される一様空気流及び前記開放した局所領域の外に流出しようとする前記衝突した後の気流を吸引し、
前記吸引口は、前記作業台の開放した端部に、前記空気流開口面から吹き出される一様空気流と平行に設けられ、
前記開放した局所領域を、他の領域と比較して高い清浄度とし、かつ、前記開放した局所領域において発生した汚染物質の前記開放した局所領域の外への流出を防ぐ
ことを特徴とする局所空気清浄化装置。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記一対のプッシュフードのそれぞれの空気流開口面から吹き出される一様空気流の流量と、前記吸引口から吸引される気流の流量との流量比を変更する流量調整機構を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の局所空気清浄化装置。
【請求項3】
前記一対のプッシュフードのそれぞれの空気流開口面から吹き出される一様空気流の流量の和と、前記吸引口から吸引される気流の流量との流量比が、1:0.5~1:2である
ことを特徴とする請求項2に記載の局所空気清浄化装置。
【請求項4】
前記プルフードが吸引した気流は、前記一対のプッシュフードのそれぞれに供給され、
前記一対のプッシュフードのそれぞれは、供給された気流を用いて前記一様空気流を吹き出す
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の局所空気清浄化装置。
【請求項5】
前記吸引口の前記開放した局所領域に対して外側に、前記空気流開口面から吹き出される一様空気流と平行に延びるガイドが設けられる
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の局所空気清浄化装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、局所空気清浄化装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、人体や環境に有害な汚染物質を取り扱う場合に、有害な汚染物質を隔離するための安全キャビネットが知られている(例えば、特許文献1)。安全キャビネットは、汚染物質を隔離するために箱状の囲いが設けられる。そして、作業者は、囲いの一部に設けられた開口から、囲いにより形成された作業領域に腕を挿入し、汚染物質を取り扱う。安全キャビネットの開口は、狭いものが多く、作業がしづらいという問題がある。
【0003】
一方、開放した作業領域を提供する局所空気清浄化装置が知られている(例えば、特許文献2)。このような局所空気清浄化装置は、一組のプッシュフードから吹き出される一様空気流が互いに衝突し、衝突した一様空気流が作業台上の作業領域から外に流出することにより、作業領域を他の領域と比較して高い清浄度とすることができ、さらに、囲いがないので高い作業性を提供できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許5712181号公報
特許5127292号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記局所空気清浄化装置では、衝突した一様空気流は、作業領域の外に流出するので、汚染物質を局所空気清浄化装置で取り扱うと、作業領域外に漏れ出してしまう。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、箱状の囲いを必要としない作業性の高い作業領域を提供するとともに、汚染物質を外部に漏れ出さないようにすることが可能な局所空気清浄化装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明の局所空気清浄化装置は、
清浄化された一様空気流を吹き出す空気流開口面を有する一対のプッシュフードと、
前記一対のプッシュフードの間に配置される作業台と、
前記作業台の近傍に配置されるプルフードと、
を備え、
前記一対のプッシュフードは、それぞれの前記空気流開口面が対向し、前記空気流開口面のそれぞれから吹き出される一様空気流が、互いに衝突し、衝突した後に略垂直に流れの向きを変えて、前記一対のプッシュフードと前記作業台とにより構成される開放した局所領域の外に流出するように、配置され、
前記プルフードは、前記作業台に設けられた吸引口から、前記空気流開口面のそれぞれから吹き出される一様空気流及び前記開放した局所領域の外に流出しようとする前記衝突した後の気流を吸引し、
前記吸引口は、前記作業台の開放した端部に、前記空気流開口面から吹き出される一様空気流と平行に設けられ、
前記開放した局所領域を、他の領域と比較して高い清浄度とし、かつ、前記開放した局所領域において発生した汚染物質の前記開放した局所領域の外への流出を防ぐ
ことを特徴とする。
【0008】
また、上記局所空気清浄化装置において、
前記一対のプッシュフードのそれぞれの空気流開口面から吹き出される一様空気流の流量と、前記吸引口から吸引される気流の流量との流量比を変更する流量調整機構を備える
ことを特徴とする。
【0009】
また、上記局所空気清浄化装置において、
前記一対のプッシュフードのそれぞれの空気流開口面から吹き出される一様空気流の流量の和と、前記吸引口から吸引される気流の流量との流量比が、1:0.5~1:2である
ことを特徴とする。
【0010】
また、上記局所空気清浄化装置において、
前記プルフードが吸引した気流は、前記一対のプッシュフードのそれぞれに供給され、
前記一対のプッシュフードのそれぞれは、供給された気流を用いて前記一様空気流を吹き出す
ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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