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公開番号
2025076795
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-16
出願番号
2023188661
出願日
2023-11-02
発明の名称
ライト制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60Q
1/02 20060101AFI20250509BHJP(車両一般)
要約
【課題】操作誤りが発生することを抑制する。
【解決手段】ライト制御部は、操作レバーの回転操作子が第1の時間スモールライト位置にある場合に、オートライトモードを解除してスモールライト点灯モードに切り替え、回転操作子が第1の時間よりも長い第2の時間スモールライト位置にある場合に、オートライトモードを解除してライトを全消灯するライトオフモードに切り替える。そして、回転操作子がスモールライト位置で保持された場合に、周辺環境と車両の状態とに応じて、
(1)スモールライト点灯モードへ切り替えるための操作条件およびライトオフモードへ切り替えるための操作条件を表示機に表示させる(70)
(2)スモールライト点灯モードへ切り替えるための操作条件を表示機に表示させる(74)
(3)表示機に操作条件を表示させない(78)
の何れかを行う。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
レバー本体の先端部に設けられ、少なくとも、オートライトモードへの切り替えを指示するためのオートライト位置と、スモールライトを点灯させるスモールライト点灯モードへの切り替えを指示するためのスモールライト位置と、の間を回転可能とされた回転操作子と、
前記オートライト位置から前記スモールライト位置までの間の位置で前記回転操作子に対する回転操作力が無くなると、前記回転操作子を前記オートライト位置に自動的に復帰させるモーメンタリ機構が設けられたライトスイッチを内蔵する前記レバー本体と、
前記回転操作子が第1の時間前記スモールライト位置にある場合に、前記オートライトモードを解除して前記スモールライト点灯モードに切り替え、前記回転操作子が第1の時間よりも長い第2の時間前記スモールライト位置にある場合に、前記オートライトモードを解除してライトを全消灯するライトオフモードに切り替えるライト制御部と、
を含み、
前記ライト制御部は、前記回転操作子が前記スモールライト位置で保持された場合に、周辺環境と車両の状態とに応じて、
(1)前記スモールライト点灯モードへ切り替えるための操作条件および前記ライトオフモードへ切り替えるための操作条件を表示機に表示させる
(2)前記スモールライト点灯モードへ切り替えるための操作条件を前記表示機に表示させる
(3)前記表示機に操作条件を表示させない
の何れかを行うライト制御装置。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記ライト制御部は、前記回転操作子が前記スモールライト位置で保持された場合であって、周辺輝度が所定値を超える場合、或いは、前記回転操作子が前記スモールライト位置で保持された場合であって、周辺輝度が所定値以下、且つ、車両の駆動システムが停止中、またはシフトポジションがパーキング、またはパーキングブレーキが作動中の場合に、
(1)スモールライト点灯モードへ切り替えるための操作条件およびライトオフモードへ切り替えるための操作条件を表示機に表示させる
処理を行う請求項1記載のライト制御装置。
【請求項3】
前記ライト制御部は、前記回転操作子が前記スモールライト位置で保持された場合であって、周辺輝度が所定値以下、且つ、シフトポジションがパーキングでない、且つ、パーキングブレーキが非作動中の場合に、
(2)前記スモールライト点灯モードへ切り替えるための操作条件を前記表示機に表示させる
処理を行う請求項1記載のライト制御装置。
【請求項4】
前記ライト制御部は、前記回転操作子が前記スモールライト位置で保持された場合であって、周辺輝度が所定値以下、且つ、車速が所定車速以上の場合に、
(3)前記表示機に操作条件を表示させない
請求項1記載のライト制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示はライト制御装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、レバー本体の先端部に設けられた回転操作子に対し、オートライト位置からライトOFF位置までの間の位置で回転操作力が無くなると、オートライト位置に自動的に復帰するモーメンタリ機構を有するレバースイッチが記載されている。この特許文献1には、回転操作子をライトOFF位置に保持させるOFF操作の継続時間が所定時間以上の場合に、全点灯状態から車幅灯状態へ遷移させ、さらに車幅灯状態から全消灯状態へ遷移させることも記載されている(段落「0030」などを参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-062929号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術では、回転操作子をライトOFF位置に保持するOFF操作がユーザによって行われた場合に、OFF操作の継続時間に基づいて、ユーザが意図した指示が判定される。このため、ユーザは、意図している指示に対応する時間だけOFF操作を継続する必要があるので、例えば操作の要領を習得するまでの期間に操作誤りが生ずる可能性がある。
【0005】
本開示は上記事実を考慮して成されたもので、操作誤りが発生することを抑制できるライト制御装置を得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様に係るライト制御装置は、レバー本体の先端部に設けられ、少なくとも、オートライトモードへの切り替えを指示するためのオートライト位置と、スモールライトを点灯させるスモールライト点灯モードへの切り替えを指示するためのスモールライト位置と、の間を回転可能とされた回転操作子と、前記オートライト位置から前記スモールライト位置までの間の位置で前記回転操作子に対する回転操作力が無くなると、前記回転操作子を前記オートライト位置に自動的に復帰させるモーメンタリ機構が設けられたライトスイッチを内蔵する前記レバー本体と、前記回転操作子が第1の時間前記スモールライト位置にある場合に、前記オートライトモードを解除して前記スモールライト点灯モードに切り替え、前記回転操作子が第1の時間よりも長い第2の時間前記スモールライト位置にある場合に、前記オートライトモードを解除してライトを全消灯するライトオフモードに切り替えるライト制御部と、を含み、前記ライト制御部は、前記回転操作子が前記スモールライト位置で保持された場合に、周辺環境と車両の状態とに応じて、
(1)前記スモールライト点灯モードへ切り替えるための操作条件および前記ライトオフモードへ切り替えるための操作条件を表示機に表示させる
(2)前記スモールライト点灯モードへ切り替えるための操作条件を前記表示機に表示させる
(3)前記表示機に操作条件を表示させない
の何れかを行う。
【0007】
第1の態様では、ライト制御部により、回転操作子が第1の時間スモールライト位置にある場合に、オートライトモードを解除してスモールライト点灯モードに切り替え、回転操作子が第1の時間よりも長い第2の時間スモールライト位置にある場合に、オートライトモードを解除してライトを全消灯するライトオフモードに切り替える制御が行われる。このため、例えば操作の要領を習得するまでの期間に操作誤りが生ずる可能性がある。
【0008】
これに対して第1の態様では、回転操作子がスモールライト位置で保持された場合に、周辺環境と車両の状態とに応じて、
(1)スモールライト点灯モードへ切り替えるための操作条件およびライトオフモードへ切り替えるための操作条件を表示機に表示させる
(2)スモールライト点灯モードへ切り替えるための操作条件を表示機に表示させる
(3)表示機に操作条件を表示させない
の何れかを行う。これにより、ユーザが表示機に表示された操作条件を視認することで、操作条件を認識することができ、操作の要領を習得するまでの間であっても操作誤りが生ずることを抑制することができる。
【0009】
また、上記の(1)~(3)は周辺環境と車両の状態とに応じて選択される。このため、例えば、周辺環境および車両の状態が、スモールライト点灯モードへの切り替えは指示される可能性はあるものの、ライトオフモードへの切り替えが指示されない条件である場合は(2)を選択することが可能となる。また、周辺環境および車両の状態が、スモールライト点灯モードへの切り替えも、ライトオフモードへの切り替えも指示されない条件である場合は(3)を選択することが可能となる。従って、表示機の表示が煩雑となることも抑制することができる。
【0010】
第2の態様は、第1の態様において、前記ライト制御部は、前記回転操作子が前記スモールライト位置で保持された場合であって、周辺輝度が所定値を超える場合、或いは、前記回転操作子が前記スモールライト位置で保持された場合であって、周辺輝度が所定値以下、且つ、車両の駆動システムが停止中、またはシフトポジションがパーキング、またはパーキングブレーキが作動中の場合に、
(1)スモールライト点灯モードへ切り替えるための操作条件およびライトオフモードへ切り替えるための操作条件を表示機に表示させる
処理を行う。
(【0011】以降は省略されています)
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