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公開番号
2025074810
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-14
出願番号
2023185871
出願日
2023-10-30
発明の名称
ステータ
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H02K
3/48 20060101AFI20250507BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】ステータコアのスロット内に設けられたコイルがスロットの開口部側に露出しないようにスロット紙を閉じること。
【解決手段】スロットを有するステータコアと、スロット内に挿入されてステータコアに巻き回されたコイルと、スロット内に設けられてステータコアとコイルとの間を絶縁するスロット紙と、を備え、スロット紙は、ステータコアとコイルとの間に配置される部分では絶縁層の両面に発泡層が形成された構造を有するステータであって、スロット紙は、ステータコアとコイルとの間に配置されていない部分では絶縁層の両端部が重なった状態で発泡層を介して積層し、かつスロットの開口部に面した径方向内側を向く面が絶縁層により形成された構造を有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
スロットを有するステータコアと、
前記スロット内に挿入されて前記ステータコアに巻き回されたコイルと、
前記スロット内に設けられて前記ステータコアと前記コイルとの間を絶縁するスロット紙と、
を備え、
前記スロット紙は、前記ステータコアと前記コイルとの間に配置される部分では絶縁層の両面に発泡層が形成された構造を有するステータであって、
前記スロット紙は、前記ステータコアと前記コイルとの間に配置されていない部分では前記絶縁層の両端部が重なった状態で前記発泡層を介して積層し、かつ前記スロットの開口部に面した径方向内側を向く面が前記絶縁層により形成された構造を有する
ことを特徴とするステータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ステータに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ステータコアにコイルが巻き回されたステータにおいて、ステータコアのスロット内に絶縁シートを設けて、コイルとステータコアとの間を絶縁シートにより絶縁することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-120528号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、スロットの開口部に面する箇所で絶縁シートが開いているので、スロット内のコイルがロータと対向するように露出しており、スロットの開口部を介してコイルとロータとの間で放電が発生する虞がある。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、ステータコアのスロット内に設けられたコイルがスロットの開口部側に露出しないようにスロット紙を閉じることができるステータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、スロットを有するステータコアと、前記スロット内に挿入されて前記ステータコアに巻き回されたコイルと、前記スロット内に設けられて前記ステータコアと前記コイルとの間を絶縁するスロット紙と、を備え、前記スロット紙は、前記ステータコアと前記コイルとの間に配置される部分では絶縁層の両面に発泡層が形成された構造を有するステータであって、前記スロット紙は、前記ステータコアと前記コイルとの間に配置されていない部分では前記絶縁層の両端部が重なった状態で前記発泡層を介して積層し、かつ前記スロットの開口部に面した径方向内側を向く面が前記絶縁層により形成された構造を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明では、ステータコアのスロット内に設けられたコイルがスロットの開口部側に露出しないようにスロット紙を閉じることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態におけるステータを示す図である。
図2は、スロット紙を説明するための図である。
図3(a)は図2のA-A線断面を説明するための模式図であり、図3(b)は図2のB-B線断面を説明するための模式図である。
図4は、スロット紙が開いた状態を説明するための図である。
図5は、押さえ治具によってスロット紙を閉じた状態を示す図である。
図6は、スロット紙が押さえ治具に接触している状態を示す図である。
図7は、図6のC-C線断面を説明するための模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態におけるステータについて具体的に説明する。なお、本発明は、以下に説明する実施形態に限定されるものではない。
【0010】
図1は、実施形態におけるステータを示す図である。ステータ1は、ステータコア11と、ステータコア11に巻き回されたコイル12とを備える。ステータ1はモータを構成するものであり、ロータの外周側に配置された円筒状の構造を有する。ステータコア11はスロット13を有する。コイル12はスロット13の内部に挿入されている。
(【0011】以降は省略されています)
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