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公開番号2025076811
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-16
出願番号2023188694
出願日2023-11-02
発明の名称電池パック
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H01M 10/658 20140101AFI20250509BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電池セルの冷却効率を向上させることができる電池パックを提供すること。
【解決手段】電池パックは、複数の電池セルと、各電池セルの間に配置された断熱材と、電池セルを冷却する冷却流路と、を備え、断熱材は、内部に設けられた超音波発生装置と、超音波発生装置を断熱材に固定する固定手段と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
複数の電池セルと、
各電池セルの間に配置された断熱材と、
前記電池セルを冷却する冷却流路と、
を備え、
前記断熱材は、
内部に設けられた超音波発生装置と、
前記超音波発生装置を前記断熱材に固定する固定手段と、
を備える電池パック。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、電池パックに関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、電池パック内の電池セルの温度を均等化させるために、吸気流路に絞り部を設けた構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１－０９９９３７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
電池セル内では、例えば上側と下側とで温度分布が異なるため、特許文献１で開示された構成では、冷却効率の面で改善の余地がある。
【０００５】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、電池セルの冷却効率を向上させることができる電池パックを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係る電池パックは、複数の電池セルと、各電池セルの間に配置された断熱材と、前記電池セルを冷却する冷却流路と、を備え、前記断熱材が、内部に設けられた超音波発生装置と、前記超音波発生装置を前記断熱材に固定する固定手段と、を備える。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、固定部材により断熱材に超音波発生装置を固定しつつ、超音波により電池セル内部の電解液を撹拌することにより、電解液が均等に冷却されやすくなるため、電池セルの冷却効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、実施形態に係る電池パックの概略的な構成を示す側面図である。
図２は、実施形態に係る電池パックの断熱材の構成を示す平面図である。
図３は、実施形態に係る電池パックの断熱材の構成を示す図であり、図２をＸ－Ｘ線で切断した場合の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本開示の実施形態に係る電池パックについて、図面を参照しながら説明する。なお、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【００１０】
実施形態に係る電池パックについて、図１～図３を参照しながら説明する。実施形態に係る電池パックは、例えばハイブリッド車（ＨＥＶ：Hybrid Electric Vehicle）、プラグインハイブリッド車（ＰＨＥＶ：Plug-in Hybrid Electric Vehicle）、電気自動車（ＢＥＶ：Battery Electric Vehicle）等のバッテリとして用いられる。
（【００１１】以降は省略されています）

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