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公開番号2025076861
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-16
出願番号2023188779
出願日2023-11-02
発明の名称ドライブレコーダおよび制御方法
出願人株式会社デンソーテン
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G07C 5/02 20060101AFI20250509BHJP(チェック装置)
要約【課題】車載カメラ映像を記録することができない状況の発生を抑制できるドライブレコーダおよび制御方法を提供する。
【解決手段】実施形態に係るドライブレコーダは、ドライブレコーダは、複数の車載カメラを搭載する。ドライブレコーダは、コントローラを備える。コントローラは、それぞれの車載カメラについて映像の記録許可および記録禁止に関するユーザ設定を取得する。コントローラは、ユーザ設定が少なくとも一つの車載カメラの記録が禁止されている場合、ユーザ設定に関する注意喚起メッセージをユーザに通知する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数の車載カメラを搭載し、それぞれの前記車載カメラについて映像の記録許可および記録禁止に関するユーザ設定を取得し、
前記ユーザ設定が少なくとも一つの前記車載カメラの記録が禁止されている場合、前記ユーザ設定に関する注意喚起メッセージをユーザに通知するコントローラ
を備えるドライブレコーダ。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記コントローラは、
前記ユーザ設定よりも望ましい設定への変更をユーザに提案する
請求項1に記載のドライブレコーダ。
【請求項3】
前記コントローラは、
前記望ましい設定への変更を音声によって前記ユーザに提案し、
前記望ましい設定への変更を許諾する発話を認識した場合、または、前記望ましい設定への変更操作を受け付けた場合に、前記ユーザ設定から前記望ましい設定へ変更する
請求項2に記載のドライブレコーダ。
【請求項4】
前記コントローラは、
前記望ましい設定への変更を許諾しない発話を認識した場合、一定時間の間に前記望ましい設定への変更を許諾する発話を認識しない場合、または、車両が走行を開始した場合に、前記ユーザ設定を維持する
請求項3に記載のドライブレコーダ。
【請求項5】
前記コントローラは、
起動される毎に前記注意喚起メッセージの通知および前記望ましい設定への変更の提案を行い、同一内容の前記通知および前記提案の累積回数が所定回数に達した場合に、前記通知および前記提案を停止する
請求項2に記載のドライブレコーダ。
【請求項6】
前記コントローラは、
前記車載カメラの映像から前記ユーザによる運転操作の傾向を判定し、前記運転操作の傾向に応じた前記望ましい設定への変更を前記ユーザに提案する
請求項2に記載のドライブレコーダ。
【請求項7】
前記コントローラは、
前記車載カメラの映像から前記ユーザによる運転操作の傾向を判定するサーバ装置に前記車載カメラの映像を送信し、前記サーバ装置から前記ユーザによる運転操作の傾向に関する情報を受信し、前記運転操作の傾向に応じた前記望ましい設定への変更を前記ユーザに提案する
請求項2に記載のドライブレコーダ。
【請求項8】
前記コントローラは、
車両の前方を撮像する車載カメラ、車両の後方を撮像する車載カメラ、車両の側方を撮像する車載カメラ、および車室内を撮像する車載カメラの各設定について、個別に前記注意喚起メッセージの通知および前記望ましい設定への変更の提案を行う
請求項2に記載のドライブレコーダ。
【請求項9】
複数の車載カメラを搭載するドライブレコーダのコントローラが、それぞれの前記車載カメラについて映像の記録許可および記録禁止に関するユーザ設定を取得し、
前記ユーザ設定が少なくとも一つの前記車載カメラの記録が禁止されている場合、前記ユーザ設定に関する注意喚起メッセージをユーザに通知する
制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、ドライブレコーダおよび制御方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
車載カメラ映像の記録を開始するトリガとなる記録条件が車両の走行状態に応じて設定されるドライブレコーダがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-98738号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、ドライブレコーダは、ユーザが意図的に車載カメラ映像の記録を禁止する設定を行っていた場合、車載カメラ映像を記録することができない。
【0005】
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、車載カメラ映像を記録することができない状況の発生を抑制できるドライブレコーダおよび制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の一態様に係るドライブレコーダは、複数の車載カメラを搭載する。前記ドライブレコーダは、コントローラを備える。前記コントローラは、それぞれの前記車載カメラについて映像の記録許可および記録禁止に関するユーザ設定を取得する。前記コントローラは、前記ユーザ設定が少なくとも一つの前記車載カメラの記録が禁止されている場合、前記ユーザ設定に関する注意喚起メッセージをユーザに通知する。
【発明の効果】
【0007】
実施形態に係るドライブレコーダは、少なくとも一つの車載カメラによる映像の記録が禁止されている場合、ユーザ設定に関する注意喚起メッセージをユーザに通知し、ユーザ設定の変更を促すことにより、映像を記録することができない状況の発生を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るドライブレコーダおよび制御方法の概要説明図である。
図2は、実施形態に係るドライブレコーダの構成例を示すブロック図である。
図3は、実施形態に係るユーザ設定情報の説明図である。
図4は、実施形態に係る安全運転診断情報の説明図である。
図5は、実施形態に係るシステム発話情報の説明図である。
図6は、実施形態に係る映像音声情報の説明図である。
図7は、実施形態に係るドライブレコーダのコントローラが実行する処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して、ドライブレコーダおよび制御方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0010】
図1は、実施形態に係るドライブレコーダおよび制御方法の概要説明図である。実施形態に係るドライブレコーダ1は、車載カメラによって撮像される映像を記録する装置である。ドライブレコーダ1は、例えば、前方カメラ、側方カメラ、後方カメラ、および車室内カメラによって撮像される映像(以下、「車載カメラ映像」と記載する)を記録する。
(【0011】以降は省略されています)

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