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公開番号2025077574
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023189868
出願日2023-11-07
発明の名称車両の制御装置
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B60W 30/18 20120101AFI20250512BHJP(車両一般)
要約【課題】装置構成が大型になることを抑制しながら、複数の機器を適正に冷却しつつ冷却効率を向上させることができる車両の制御装置を提供する。
【解決手段】制御装置10は、車両1の冷却回路21によって冷却対象部であるドライブトレインとともに冷却される。制御装置10は、運転者の運転負荷を軽減する走行制御を実行する第1走行制御部と、運転者の運転負荷を第1走行制御部よりも大きく軽減する走行制御を実行する第2走行制御部とを備える。制御装置10は、冷却対象部の冷却負荷が所定負荷以上である場合に第2走行制御部の出力を低減する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両の冷却部によって冷却対象部とともに冷却される制御部を備え、
前記制御部は、
運転者の運転負荷を軽減する走行制御を実行する第1制御部と、
運転者の運転負荷を前記第1制御部よりも大きく軽減する走行制御を実行する第2制御部とを備え、
前記冷却対象部の冷却負荷が所定負荷以上である場合に前記第2制御部の出力を低減する
車両の制御装置。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記第2制御部の出力を低減する場合、
第1状態又は
前記第1状態よりも処理負荷が大きい及び前記第1状態よりも前記出力の低減の解消が早い第2状態を選択する
請求項1に記載の車両の制御装置。
【請求項3】
前記制御部及び前記冷却対象部は、前記車両の走行中に冷却が必要である
請求項1又は請求項2に記載の車両の制御装置。
【請求項4】
前記制御部及び前記冷却対象部は、前記冷却部によって直列的に冷却される
請求項3に記載の車両の制御装置。
【請求項5】
前記冷却対象部は、前記車両のドライブトレインである
請求項1又は請求項2に記載の車両の制御装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記車両の高速走行の場合、前記車両の牽引走行の場合及び前記車両の登坂走行の場合のうち少なくともいずれか1つの場合に前記第2制御部の出力を低減する
請求項3に記載の車両の制御装置。
【請求項7】
前記制御部は、
前記車両が高速道路を走行する場合に前記第2状態により前記第2制御部の出力を低減する
請求項2に従属する請求項6に記載の車両の制御装置。
【請求項8】
前記制御部は、
前記車両の牽引走行の場合に前記第1状態により前記第2制御部の出力を低減する
請求項2に従属する請求項6又は請求項7に記載の車両の制御装置。
【請求項9】
前記制御部は、
前記車両の高速走行の場合、前記車両の牽引走行の場合又は前記車両の登坂走行の場合に前記第2状態により前記第2制御部の出力を低減し、
前記車両の高速走行の場合、前記車両の牽引走行の場合及び前記車両の登坂走行の場合のうち少なくともいずれか複数の場合に前記第1状態により前記第2制御部の出力を低減する
請求項2に従属する請求項6に記載の車両の制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、より多くの人々が手ごろで信頼でき、持続可能かつ先進的なエネルギーへのアクセスを確保できるようにするため、エネルギーの効率化に貢献する研究開発が行われている。
従来、駆動装置を冷却する第1冷却水路と、充電器を冷却する第2冷却水路と、冷却水の流通を第1冷却水路又は第2冷却水路に切り替える切替弁と、駆動装置及び充電器の状態に応じて切替弁を制御する制御装置とを備える車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-48758号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、本技術においては、装置構成が大型になることを抑制しながら、複数の機器を適正に冷却しつつ冷却効率を向上させることが課題である。
例えば上記した車両のように、複数の機器の各々の冷却を選択的に切り換えて行うことによって、複数の機器を同時に冷却しない場合、システム全体での冷却動作が制限されてしまうという問題が生じる。
また、例えば、車載充電器及び駆動用の電力変換装置等の複数の機器の冷却配管を直列に接続することによって、冷却媒体を複数の機器に順次に供給する冷却機構の場合、冷却媒体の流通経路の下流側の機器等に対して冷却能力が不足するおそれがある。
【0005】
本願は上記課題の解決のため、装置構成が大型になることを抑制しながら、複数の機器を適正に冷却しつつ冷却効率を向上させることの達成を目的としたものである。そして、延いてはエネルギーの効率化に寄与するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決して係る目的を達成するために、本発明は以下の態様を採用した。
(1):本発明の一態様に係る車両の制御装置(例えば、実施形態での制御装置10)は、車両(例えば、実施形態での車両1)の冷却部(例えば、実施形態での冷却回路21)によって冷却対象部(例えば、実施形態でのドライブトレイン、蓄電装置)とともに冷却される制御部(例えば、実施形態での制御装置10が兼ねる)を備え、前記制御部は、運転者の運転負荷を軽減する走行制御を実行する第1制御部(例えば、実施形態での第1走行制御部10b)と、運転者の運転負荷を前記第1制御部よりも大きく軽減する走行制御を実行する第2制御部(例えば、実施形態での第2走行制御部10c)とを備え、前記冷却対象部の冷却負荷が所定負荷以上である場合に前記第2制御部の出力を低減する。
【0007】
(2):上記(1)に記載の車両の制御装置では、前記制御部は、前記第2制御部の出力を低減する場合、第1状態又は前記第1状態よりも処理負荷が大きい及び前記第1状態よりも前記出力の低減の解消が早い第2状態を選択してもよい。
【0008】
(3):上記(1)又は(2)に記載の車両の制御装置では、前記制御部及び前記冷却対象部は、前記車両の走行中に冷却が必要であってもよい。
【0009】
(4):上記(3)に記載の車両の制御装置では、前記制御部及び前記冷却対象部は、前記冷却部によって直列的に冷却されてもよい。
【0010】
(5):上記(1)又は(2)に記載の車両の制御装置では、前記冷却対象部は、前記車両のドライブトレイン(例えば、実施形態でのドライブユニット24)であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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