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公開番号2025084152
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-03
出願番号2023197799
出願日2023-11-22
発明の名称カーテント
出願人個人
代理人
主分類B60P 3/34 20060101AFI20250527BHJP(車両一般)
要約【課題】ハッチバック車のテールゲートを利用して車内空間の拡張するカーテントを提供する。
【解決手段】カーテントは、拡張テントと延長床板パネルと挟持手段、隙間抑え手段とから成り、拡張テントは、前方と下方を開口する縦型直方形のテントシートから成り、延長床板パネルは、後方に延長される略矩形の床板フレームから成ると共に、前方部にはハッチバック車のテールゲート開口段部の下方に設けられるグロメット穴に引っ掛けられる掛止連結手段を備え、側方両側には、ハッチバック車のテールゲート開口段部の側方両側に設けられるグロメット穴に引っ掛けられる水平吊持手段を回動自在に備えて成り、挟持手段は、拡張テントによって覆い被されたハッチバック車のテールゲートの周縁部を上下両側から複数の挟持手段によって挟持されて成り、拡張テントの両側端とハッチバック車のテールゲート開口段部とを隙間抑え手段で密着固定して成る手段を採る。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ハッチバック車のテールゲートを利用して車内空間の拡張を図るカーテントであって、
前記カーテントは、拡張テントと、延長床板パネルと、挟持手段と、隙間抑え手段と、から成り、
前記拡張テントは、前方と下方が開口する略縦型直方体を形成するテントシートから成り、
前記延長床板パネルは、後方に延長される略矩形の床板フレームから成ると共に、前方部にはハッチバック車のテールゲート開口段部の下方に設けられるグロメット穴に引っ掛けられる掛止連結手段を備え、側方両側には、ハッチバック車のテールゲート開口段部の側方両側に設けられるグロメット穴に引っ掛けられる水平吊持手段を回動自在に備えて成り、
前記挟持手段は、前記拡張テントによって覆い被されたハッチバック車のテールゲートの周縁部を上下両側から複数の挟持手段によって挟持されて成り、
前記拡張テントの両側端とハッチバック車のテールゲート開口段部とを隙間抑え手段で密着固定して成ることを特徴とするカーテント。
続きを表示(約 67 文字)【請求項2】
前記延長床板パネルの中央部に床下収納口と、開閉蓋を設けて成ることを特徴とする請求項1記載のカーテント。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ハッチバック車のテールゲートを利用して車内空間の拡張を図るカーテントに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来より提供されているキャンピング用のカーテントは、時間や宿泊場所が制限されないことによって旅先の自由度ならびに満喫度が格段と高まると共に宿泊料金の節約になることから遠距離滞在型ドライブ旅行の宿泊手段として近年その需要が増してきている。
【0003】
上記におけるキャンピング用のカーテントの具体的な例としては、テールゲートを利用する小型車両用のキャンパーキットであって、基台ボックス体と、該基台ボックス体内に摺動可能に具設される一段以上のスライドレール体と、基台ボックス体に内部収容または外部付装される一以上の床板と、足部と、から成り、床板の底面には各床面に応じた床面F高さ位置決め機構を有し、該床面高さ位置決め機構により、スライドレール上に装着された一以上の床板の上面と基台ボックス体の上面とが平坦となる手段、及び、テールゲート及びスライドレール体を利用して小型車両の車内空間を拡張するカーテントを備える「小型車両用のキャンパーキット」(特許文献-1)が提案されている。
【0004】
しかしながら、係る「小型車両用のキャンパーキット」の提案は、基台ボックス体と、該基台ボックス体内に摺動可能に具設される一段以上のスライドレール体を車両内に備えるには複雑な構造と改造費を必要とすると共に、テールゲートやテントの固定手段が講じられていないことによって、悪天候時における強風などによって煽られて不安定な状態となる可能性があると共にカーテントの全面的な開放手段が備えられていないといった問題があるものだった。
【0005】
また、車内・車外間でスライド移動可能に支持した支持フレームを車外にて脚部とバンパの上面とで水平に支持する。この支持フレーム上に、一面に折り畳み状態のテント布地を展開可能に格納した基板を表裏を反転可能として支持する。テント布地を展開する際には、テント布地の上部を車両後部の跳ね上げ式のテールゲートによって係止される「車載テント」(特許文献-2)が提案されている。
【0006】
しかしながら、係る「車載テント」の提案は、キャンプ時においてテント設営の簡略化が図れるものではなく、所謂車両よりも一回り大きいテントの中に駐車することによって本案件の目的が達成することができるもの(図4参照)であって、特別に本案件の構成手段によって達成される提案ではなかった。
【0007】
本出願人は、上記の問題点を鑑みてなされたもので、従来のこれまでに普及している大型且つ豪華装備の高価格帯のキャンピング用のカーテントと比べて、低価格であると共にコンパクトなキャンピング用のカーテントの提供ができないものかという構想の下、ハッチバック車のテールゲートを利用して車内空間の拡張を図るキャンピング用のカーテントを開発し、本発明における「カーテント」の提案に至るものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
実用新案登録第3166278号公報
特開平10-278663号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
ハッチバック車のテールゲートを利用して車内空間の拡張を図るカーテントの提供を図ることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明におけるカーテントは、ハッチバック車のテールゲートを利用して車内空間の拡張を図るカーテントであって、前記カーテントは、拡張テントと、延長床板パネルと、挟持手段と、隙間抑え手段と、から成り、前記拡張テントは、前方と下方が開口する略縦型直方体を形成するテントシートから成り、前記延長床板パネルは、後方に延長される略矩形の床板フレームから成ると共に、前方部にはハッチバック車のテールゲート開口段部の下方に設けられるグロメット穴に引っ掛けられる掛止連結手段を備え、側方両側には、ハッチバック車のテールゲート開口段部の側方両側に設けられるグロメット穴に引っ掛けられる水平吊持手段を回動自在に備えて成り、前記挟持手段は、前記拡張テントによって覆い被されたハッチバック車のテールゲートの周縁部を上下両側から複数の挟持手段によって挟持されて成り、前記拡張テントの両側端とハッチバック車のテールゲート開口段部とを隙間抑え手段で密着固定して成る手段を採る。
(【0011】以降は省略されています)

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