TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025077664
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023190035
出願日
2023-11-07
発明の名称
画像処理装置および画像処理方法
出願人
キヤノン株式会社
,
キヤノンメディカルシステムズ株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
A61B
8/14 20060101AFI20250512BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】3次元画像を対象とした基準断面の推定において、推定性能を向上させることができる技術を提供する。
【解決手段】本開示に係る画像処理装置は、被検体を被写体として含む3次元画像を取得する画像取得部と、前記3次元画像から、所定の基準断面と交差関係にある複数の交差断面に係る情報を取得する交差断面取得部と、前記複数の交差断面に係る情報に基づいて、前記複数の交差断面と前記基準断面との交差線に係る情報である交差線情報を取得する交差線情報取得部と、前記交差線情報に基づいて、前記基準断面に係る情報である基準断面情報を取得する断面情報取得部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
被検体を被写体として含む3次元画像を取得する画像取得部と、
前記3次元画像から、所定の基準断面と交差関係にある複数の交差断面に係る情報を取得する交差断面取得部と、
前記複数の交差断面に係る情報に基づいて、前記複数の交差断面と前記基準断面との交差線に係る情報である交差線情報を取得する交差線情報取得部と、
前記交差線情報に基づいて、前記基準断面に係る情報である基準断面情報を取得する断面情報取得部と、
を有することを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記3次元画像から前記被検体の位置と姿勢の少なくともいずれかを含む情報を取得する位置姿勢取得部をさらに有し、
前記交差断面取得部は、前記位置姿勢取得部が取得した前記情報に基づいて前記複数の交差断面に係る情報を取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記3次元画像から前記基準断面に係る情報の推定結果を取得する推定結果取得部をさらに有し、
前記交差断面取得部は、前記推定結果に基づいて前記複数の交差断面に係る情報を取得し、
前記断面情報取得部は、前記複数の交差断面に係る情報に基づいて前記推定結果を更新することで、前記基準断面情報を取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記複数の交差断面は、前記基準断面と互いに異なる位置で交差することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記推定結果は、前記基準断面の位置と姿勢の少なくともいずれかに関する情報を含むことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記基準断面情報は、前記推定結果の更新に係る前記基準断面の位置と姿勢の少なくともいずれかに関する情報を含むことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記3次元画像における前記被検体の向きを表す中心軸に係る情報を取得する中心軸取得部をさらに有し、
前記交差断面取得部は、前記中心軸に係る情報に基づいて、前記中心軸と交差する複数の断面を、前記複数の交差断面として取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記断面情報取得部は、前記中心軸に係る情報と前記複数の交差断面とに基づいて前記基準断面情報を取得することを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記中心軸は、前記基準断面上の軸であることを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
【請求項10】
前記3次元画像から前記基準断面に係る情報の推定結果を取得する推定結果取得部をさらに有し、
前記交差断面取得部は、前記基準断面に係る情報の前記推定結果および前記中心軸から取得される特徴情報に基づいて、前記複数の交差断面を取得する
ことを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置および画像処理方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
医用画像を用いた診断では、3次元画像(ボリュームデータ)を所定の基準に基づいて切断し、その切断面である2次元断面(基準断面)を取得し、当該断面の画像(基準断面画像)をディスプレイ等に表示をして診断を行う場合がある。また、基準断面画像に対しては、画像処理を施し臓器の形状計測や異常の検出等を行う場合がある。しかしながら、基準断面の手動設定は、3次元空間中から手掛かりとなる解剖学的ランドマーク(特徴点)等を見つけ出す作業を伴うため、医師等にとって負担が大きい問題がある。
【0003】
この課題を解決するため、医師等が大まかに設定したり、粗い推定によって自動推定したりして得られる基準断面の初期値を補正することで、手動設定による負担を軽減しつつ高精度な基準断面を算出する技術が提案されている。特許文献1では、ある基準断面を起点として得られる周辺断面上で解剖学的特徴点を検出し、それら特徴点の中心を通る軸を用いて基準断面を補正する。また、特許文献2では、ユーザーがある断面上でその断面と交差関係にある基準断面の交差線を手動入力し、該交差線情報を用いて基準断面を更新する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2016/195110号
特開2011-239890号公報
【非特許文献】
【0005】
Toshiyuki Amano et.al. An appearance based fast linear pose estimation,MVA 2009 IAPR Conference on Machine Vision Applications.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、これら先行技術に記載の方法では、まず所定の起点を定め、該起点の周辺情報に基づいて基準断面を算出している。そのため、例えば入力3次元画像において、起点周辺領域の画質が低い場合などにおいて、良好に基準断面推定が行えない場合があった。
【0007】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであり、3次元画像を対象とした基準断面の推定において、推定性能を向上させることができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示に係る画像処理装置は、被検体を被写体として含む3次元画像を取得する画像取得部と、前記3次元画像から、所定の基準断面と交差関係にある複数の交差断面に係る情報を取得する交差断面取得部と、前記複数の交差断面に係る情報に基づいて、前記複数の交差断面と前記基準断面との交差線に係る情報である交差線情報を取得する交差線情報取得部と、前記交差線情報に基づいて、前記基準断面に係る情報である基準断面情報を取得する断面情報取得部と、を有することを特徴とする画像処理装置を含む。
【0009】
また、本開示に係る画像処理方法は、被検体を被写体として含む3次元画像を取得する画像取得ステップと、前記3次元画像から、所定の基準断面と交差関係にある複数の交差断面に係る情報を取得する交差断面取得ステップと、前記複数の交差断面に係る情報に基づいて、前記複数の交差断面と前記基準断面との交差線に係る情報である交差線情報を取得する交差線情報取得ステップと、前記交差線情報に基づいて、前記基準断面に係る情報である基準断面情報を取得する断面情報取得ステップと、含むことを特徴とする画像処理方法である。
【発明の効果】
【0010】
本開示の技術によれば、3次元画像を対象とした基準断面の推定において、推定性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
キヤノン株式会社
トナー
21日前
キヤノン株式会社
トナー
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
21日前
キヤノン株式会社
撮像装置
20日前
キヤノン株式会社
培養装置
1か月前
キヤノン株式会社
培養装置
1か月前
キヤノン株式会社
光学装置
1か月前
キヤノン株式会社
記録装置
1か月前
キヤノン株式会社
通信装置
8日前
キヤノン株式会社
現像装置
8日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
現像装置
8日前
キヤノン株式会社
撮像装置
24日前
キヤノン株式会社
記録装置
22日前
キヤノン株式会社
撮像装置
22日前
キヤノン株式会社
定着装置
1か月前
キヤノン株式会社
培養装置
1か月前
キヤノン株式会社
現像装置
8日前
キヤノン株式会社
電子機器
24日前
キヤノン株式会社
撮像装置
7日前
キヤノン株式会社
清掃装置
7日前
キヤノン株式会社
撮像装置
28日前
キヤノン株式会社
電子機器
28日前
キヤノン株式会社
電子機器
13日前
キヤノン株式会社
撮像装置
21日前
キヤノン株式会社
撮像装置
28日前
キヤノン株式会社
光走査装置
1日前
キヤノン株式会社
プログラム
1か月前
キヤノン株式会社
プログラム
1か月前
キヤノン株式会社
プログラム
1か月前
キヤノン株式会社
映像表示装置
24日前
続きを見る
他の特許を見る