TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025078181
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-20
出願番号2023190567
出願日2023-11-08
発明の名称道路構造推定方法及び道路構造推定装置
出願人日産自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G08G 1/16 20060101AFI20250513BHJP(信号)
要約【課題】移動体の移動中において移動体の進行したい方向に関する構造を推定することができる道路構造推定方法及び道路構造推定装置を提供する。
【解決手段】道路構造推定方法及び道路構造推定装置は、移動体に備えられたセンサを介して得られる移動体の周囲の道路情報から、移動体の周囲の道路構造の特徴を示す第1特徴データを生成し、移動体が進んだルートを示す地図上のルート情報から、ルートの特徴を示す第2特徴データを生成する。そして、第1特徴データ及び第2特徴データを統合して統合データを生成し、統合データから道路構造の確率マップを生成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
移動体に備えられたセンサを介して得られる前記移動体の周囲の道路情報、及び、
前記移動体が進んだルートを示す地図上のルート情報
が入力されるコントローラを制御する道路構造推定方法であって、
前記コントローラは、
前記道路情報から、前記移動体の周囲の道路構造の特徴を示す第1特徴データを生成し、
前記ルート情報から、前記ルートの特徴を示す第2特徴データを生成し、
前記第1特徴データ及び前記第2特徴データを統合して統合データを生成し、
前記統合データから前記道路構造の確率マップを生成する、
道路構造推定方法。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記コントローラは、前記統合データを生成する際に、重み付けを行って前記第1特徴データ及び前記第2特徴データを統合する、請求項1に記載の道路構造推定方法。
【請求項3】
前記センサは、カメラ、超音波センサ、又は、LiDARのうち少なくともいずれかである、請求項1に記載の道路構造推定方法。
【請求項4】
前記ルート情報は、前記ルート上の前記移動体の過去の移動の軌跡を示す点列情報を含む、請求項1に記載の道路構造推定方法。
【請求項5】
前記ルート情報は、前記ルート上の交差点を示す交差点情報を含む、請求項1に記載の道路構造推定方法。
【請求項6】
前記コントローラは、ニューラルネットワークを介して、前記道路情報から前記第1特徴データを生成する、請求項1に記載の道路構造推定方法。
【請求項7】
前記コントローラは、ニューラルネットワークを介して、前記ルート情報から前記第2特徴データを生成する、請求項1に記載の道路構造推定方法。
【請求項8】
前記コントローラは、ニューラルネットワークを介して、前記第1特徴データ及び前記第2特徴データから前記統合データを生成する、請求項1に記載の道路構造推定方法。
【請求項9】
前記コントローラは、ニューラルネットワークを介して、前記統合データのうちの一部を抽出して部分データを生成する、請求項1に記載の道路構造推定方法。
【請求項10】
前記コントローラは、前記部分データから前記確率マップを生成する、請求項9に記載の道路構造推定方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、道路構造推定方法及び道路構造推定装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
LiDAR(Light Detection And Ranging)などのセンサデータに対してディープニューラルネットワーク(DNN)を適用し、車線情報を取得し、HD Map(High Definition Map)の生成・更新、及び、自己位置推定を行う技術が提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2022-546397号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示される技術によれば、HD Mapの生成・更新において推定できた道路全体の構造を使うことで、自己位置及び地図の更新の最適化を実現している。しかしながら、移動体の移動中において移動体の進行したい方向に関する構造の推定が困難であるという問題がある。
【0005】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものである。その目的とするところは、移動体の移動中において移動体の進行したい方向に関する構造を推定することができる道路構造推定方法及び道路構造推定装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した問題を解決するために、本発明の一態様に係る道路構造推定方法及び道路構造推定装置は、移動体に備えられたセンサを介して得られる移動体の周囲の道路情報から、移動体の周囲の道路構造の特徴を示す第1特徴データを生成し、移動体が進んだルートを示す地図上のルート情報から、ルートの特徴を示す第2特徴データを生成する。そして、第1特徴データ及び第2特徴データを統合して統合データを生成し、統合データから道路構造の確率マップを生成する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、移動体の移動中において移動体の進行したい方向に関する構造を推定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の一実施形態に係る道路構造推定装置の構成を示すブロック図である。
図2は、本発明の一実施形態に係る道路構造推定装置の処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。説明において、同一のものには同一符号を付して重複説明を省略する。
【0010】
[道路構造推定装置の構成]
図1は、本実施形態に係る道路構造推定装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る道路構造推定装置は、取得部71と、データベース73と、コントローラ100と、出力部400と、を備える。コントローラ100は、有線あるいは無線の通信路によって、取得部71、データベース73、出力部400と接続されている。例えば、道路構造推定装置は、車両などの移動体に搭載されるものであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
安全運転車両
1か月前
個人
自動車ケアフル灯
1か月前
個人
忘れ物検出装置
2か月前
個人
出会い頭事故防止装置
2か月前
能美防災株式会社
発信機
1か月前
ニッタン株式会社
発信機
10日前
ニッタン株式会社
発信機
10日前
個人
逆走・正走車両検出システム
22日前
日本信号株式会社
情報提供システム
21日前
日本信号株式会社
情報管理システム
2か月前
ホーチキ株式会社
異常報知設備
10日前
ホーチキ株式会社
監視システム
1か月前
ホーチキ株式会社
異常報知設備
1日前
個人
磁気・光学誘導路線による車両の運行制御
15日前
株式会社JVCケンウッド
通知システム
1か月前
タック株式会社
安全監視システム
1か月前
株式会社SUBARU
車速制御システム
2か月前
日本信号株式会社
路側装置及びセンサ装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
配車システム
14日前
三菱ロジスネクスト株式会社
搬送システム
1か月前
三菱ロジスネクスト株式会社
搬送システム
1か月前
ホーチキ株式会社
非常通報システム
4日前
株式会社フィットネスワン
見守りシステム
8日前
三菱ロジスネクスト株式会社
搬送システム
1か月前
三菱ロジスネクスト株式会社
搬送システム
1か月前
株式会社アジラ
注目行動呼びかけシステム
1か月前
Adora株式会社
アプリ使用制御システム
今日
株式会社デンソー
運転支援装置
1か月前
河村電器産業株式会社
警報装置
2か月前
東亜電子工業株式会社
警報コントローラ
1か月前
トヨタ自動車株式会社
方法
1か月前
株式会社 ミックウェア
情報処理装置、情報処理方法
2か月前
能美防災株式会社
非常報知システム
29日前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
矢崎総業株式会社
路面監視装置
1か月前
愛知時計電機株式会社
生活データ集計装置
1か月前
続きを見る