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公開番号2025079870
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-23
出願番号2023192710
出願日2023-11-13
発明の名称アプリ使用制御システム
出願人Adora株式会社
代理人個人
主分類G08G 1/16 20060101AFI20250516BHJP(信号)
要約【課題】ながらスマホをより効果的に防止できるようにする。
【解決手段】携帯端末のユーザの歩行中または自転車走行中に、携帯端末において特定のアプリケーションを使用できない状態に制限することにより、携帯端末のユーザが歩行中または自転車走行中に特定のアプリケーションを使用することを効果的に防止することができるようにする。例えば、携帯端末のユーザが歩行中または自転車走行中に携帯端末を使用していることが検出された場合、特定のアプリケーションを起動する操作が行われたときまたは特定のアプリケーションの使用中に、特定のアプリケーションを使用できない旨を画面に表示し、特定のアプリケーションを使用できない状態に制限する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
携帯端末のユーザの歩行中または自転車走行中に、上記携帯端末において特定のアプリケーションを使用できない状態に制限することを特徴とするアプリ使用制御システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
上記携帯端末のユーザが歩行中または自転車走行中に上記携帯端末を使用していることが検出された場合、上記特定のアプリケーションを起動する操作が行われたときまたは上記特定のアプリケーションの使用中に、上記特定のアプリケーションを使用できない旨を画面に表示し、上記特定のアプリケーションを使用できない状態に制限することを特徴とする請求項1に記載のアプリ使用制御システム。
【請求項3】
上記特定のアプリケーションは、上記携帯端末のユーザである子供の保護者が選択したアプリケーションであることを特徴とする請求項1に記載のアプリ使用制御システム。
【請求項4】
上記携帯端末のユーザが車両の交通量または人の通行量が多い地域に存在することが検出されている場合にのみ、上記特定のアプリケーションを使用できない状態に制限することを特徴とする請求項1に記載のアプリ使用制御システム。
【請求項5】
上記携帯端末のユーザが在宅中ではないことが検出されている場合にのみ、上記特定のアプリケーションを使用できない状態に制限することを特徴とする請求項1に記載のアプリ使用制御システム。
【請求項6】
あらかじめ指定された制限地域に上記携帯端末のユーザが存在していることが検出されている場合にのみ、または、あらかじめ指定された許可地域に上記携帯端末のユーザが存在していないことが検出されている場合にのみ、上記特定のアプリケーションを使用できない状態に制限することを特徴とする請求項1に記載のアプリ使用制御システム。
【請求項7】
上記携帯端末のユーザが歩行中または自転車走行中に上記携帯端末を使用している状態が閾値以上継続していることが検出された場合に、上記特定のアプリケーションを使用できない状態に制限することを特徴とする請求項2に記載のアプリ使用制御システム。
【請求項8】
上記特定のアプリケーションを使用できない状態に制限された後、上記携帯端末のユーザが歩行中または自転車走行中に上記携帯端末を使用している状態ではなくなったことが検出された場合に、上記特定のアプリケーションを使用できない状態を解除することを特徴とする請求項7に記載のアプリ使用制御システム。
【請求項9】
上記携帯端末のユーザが歩行中または自転車走行中に上記携帯端末を使用している状態が第1の閾値以上継続していることが検出された場合に、上記特定のアプリケーションを使用できない状態に制限した上で、上記第1の閾値をそれより小さい第2の閾値に変更し、その後は上記携帯端末のユーザが歩行中または自転車走行中に上記携帯端末を使用している状態が上記第2の閾値以上継続していることが検出された場合に、上記特定のアプリケーションを使用できない状態に制限することを特徴とする請求項2に記載のアプリ使用制御システム。
【請求項10】
上記第1の閾値を上記第2の閾値に変更した後、上記携帯端末のユーザが移動していない状態が所定時間以上継続していることが検出された場合に、上記第2の閾値を上記第1の閾値に変更することを特徴とする請求項9に記載のアプリ使用制御システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アプリ使用制御システムに関し、特に、歩きながらまたは自転車を運転しながら携帯端末のアプリケーションを使用することを防止するシステムに用いて好適なものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
歩きながらまたは自転車を運転しながらスマートフォンなどの携帯端末を見たり操作したりする行為は、「歩きスマホ」または「ながらスマホ」などと呼ばれる。ながらスマホをすると、視覚が狭くなって周囲が見えなくなるため、危険性が指摘されている。すなわち、ながらスマホをしているときは周囲への注意力が落ちて、車両や人との接触事故、線路や階段での転倒転落事故などを起こしてしまう恐れがある。
【0003】
これに対して従来、歩きスマホをしている状態を検出して警告の通知を行うシステムが知られている(例えば、特許文献1~3参照)。しかしながら、歩きスマホの警告通知をするだけでは、歩きスマホを防止するには効果が限定的であるという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-109444号公報
特開2017-73711 号公報
特許第6655727号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、ながらスマホをより効果的に防止できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記した課題を解決するために、本発明では、携帯端末のユーザの歩行中または自転車走行中に、携帯端末において特定のアプリケーションを使用できない状態に制限するようにしている。
【発明の効果】
【0007】
上記のように構成した本発明によれば、携帯端末のユーザが歩行中または自転車走行中に特定のアプリケーションを使用することを効果的に防止することができる。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の一実施形態を説明する。本実施形態のアプリ使用制御システムは、スマートフォン等の携帯端末のユーザが歩きながらまたは自転車を運転しながら携帯端末のアプリケーションを使用することを防止するシステムであり、ユーザの歩行中または自転車走行中に携帯端末において特定のアプリケーション(以下、特定アプリという)を使用できない状態に制限するものである。特定アプリは1つでもよいし、複数でもよい。
【0009】
例えば、携帯端末に搭載された加速度センサによる携帯端末の動きの検出結果と、携帯端末にインストールされているアプリケーションの使用状態の検出結果とに基づいて、携帯端末のユーザが歩行中または自転車走行中に携帯端末を使用している状態が検出された場合に、特定アプリを使用できない状態に制限する。例えば、特定アプリを起動する操作が行われたときまたは特定アプリの使用中に、当該特定アプリを使用できない旨を画面に表示し、特定アプリを使用できない状態に制限する。
【0010】
ここで、ユーザが歩行中または自転車走行中の状態とは、歩行中または自転車走行中のときに特有のセンサ出力が加速度センサから得られている状態をいう。また、携帯端末を使用している状態とは、ユーザが携帯端末に触っている状態、ユーザが携帯端末にインストールされているアプリケーションの表示画面を見ている状態、ユーザがアプリケーションに対して断続的に操作を行っている状態などをいう。
(【0011】以降は省略されています)

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