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公開番号
2025078486
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-20
出願番号
2023191091
出願日
2023-11-08
発明の名称
波形出力装置及び波形出力プログラム
出願人
グラフテック株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G01R
13/20 20060101AFI20250513BHJP(測定;試験)
要約
【課題】計測結果のデータ容量が大きい場合であっても好適に波形表示させることが可能な波形出力装置を提供する。
【解決手段】波形出力装置1は、計測対象となる物理量の計測結果の経時変化を表す波形を通信によって出力する。波形出力装置1は、所定の物理量の計測結果を示す計測データを取得し、得られた計測データの計測結果から波形を示す波形データを生成し、ユーザが利用するユーザ端末に波形を表示させるために、ユーザ端末に向けて波形データを出力する。このとき、波形出力装置1は、所定の条件に基づいて計測データに含まれる計測結果の一部を抽出し、抽出した計測結果の一部から部分波形を示す部分波形データを生成し、ユーザ端末に向けて部分波形データを出力する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
物理量の計測結果の経時変化を表す波形を通信によって出力する波形出力装置であって、
所定の物理量の計測結果を示す計測データを取得する計測データ取得部と、
得られた前記計測データの計測結果から、波形を示す波形データを生成する波形データ生成部と、
ユーザが利用するユーザ端末に前記波形を表示させるために、前記ユーザ端末に向けて前記波形データを出力する波形データ出力部と、を備え、
前記波形データ生成部は、
所定の条件に基づいて前記計測データに含まれる前記計測結果の一部を抽出し、
抽出した前記計測結果の一部から、部分波形を示す部分波形データを生成し、
前記波形データ出力部は、前記ユーザ端末に向けて前記部分波形データを出力することを特徴とする波形出力装置。
続きを表示(約 2,200 文字)
【請求項2】
前記計測データ取得部は、前記所定の物理量の計測内容の情報と、計測結果の情報とを含む前記計測データを取得し、
前記波形データ生成部は、
前記計測内容の情報をもとに得られるデータ容量の大きさに基づいて前記計測データに含まれる前記計測結果の情報の一部を抽出し、
抽出した前記計測結果の情報の一部から前記部分波形データを生成し、
前記波形データ出力部は、ウェブサイトを通じて前記ユーザ端末に前記部分波形データが示す部分波形を表示させることを特徴とする請求項1に記載の波形出力装置。
【請求項3】
前記ユーザ端末を通じた第1のユーザ要求を受け付けて、
前記波形データ生成部は、前記計測結果の情報のうち所定の時間範囲における前記計測結果の一部情報を抽出し、抽出した前記計測結果の一部情報から第1の部分波形データを生成し、前記波形データ出力部は、前記第1の部分波形データを出力し、
前記ユーザ端末を通じた第2のユーザ要求をさらに受け付けて、
前記波形データ生成部は、前記第1の部分波形データが示す前記計測結果の一部情報とは異なる時間範囲における前記計測結果の一部情報を抽出し、抽出した前記計測結果の一部情報から第2の部分波形データを生成し、前記波形データ出力部は、前記第2の部分波形データを出力し、
前記ユーザ端末に出力され、該ユーザ端末において読み込まれた前記第1の部分波形データが消去されたことをもって、前記波形データ生成部は前記第2の部分波形データを生成し、又は前記波形データ出力部が前記第2の部分波形データを出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の波形出力装置。
【請求項4】
前記ユーザ端末を通じたユーザ要求を受け付けて、
前記波形データ生成部は、前記計測結果の情報のうち所定の時間範囲における前記計測結果の一部情報を抽出し、抽出した前記計測結果の一部情報から前記部分波形データを生成し、前記波形データ出力部は、前記部分波形データを出力し、
波形の拡大表示に関するユーザ要求をさらに受け付けて、
前記波形データ生成部は、前記部分波形データが示す前記計測結果の一部情報と重なる時間範囲であって該計測結果の一部情報よりも狭い時間範囲における前記計測結果の一部情報を抽出し、抽出した前記計測結果の一部情報から拡大波形データを生成し、前記波形データ出力部は、前記拡大波形データを出力し、
前記ユーザ端末に出力され、該ユーザ端末において読み込まれた前記部分波形データが消去されることなく、前記波形データ生成部は前記拡大波形データを生成し、又は前記波形データ出力部が前記拡大波形データを出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の波形出力装置。
【請求項5】
前記ユーザ端末を通じたユーザ要求を受け付けて、
前記波形データ生成部は、前記計測結果の情報のうち所定の時間範囲における前記計測結果の一部情報を抽出し、抽出した前記計測結果の一部情報から前記部分波形データを生成し、前記波形データ出力部は、前記部分波形データを出力し、
波形の縮小表示に関するユーザ要求をさらに受け付けて、
前記波形データ生成部は、前記部分波形データが示す前記計測結果の一部情報と重なる時間範囲であって該計測結果の一部情報よりも広い時間範囲における前記計測結果の一部情報を抽出し、抽出した前記計測結果の一部情報から縮小波形データを生成し、前記波形データ出力部は、前記縮小波形データを出力し、
前記ユーザ端末に出力され、該ユーザ端末において読み込まれた前記部分波形データが消去されることなく、前記波形データ生成部は前記縮小波形データを生成し、又は前記波形データ出力部が前記縮小波形データを出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の波形出力装置。
【請求項6】
前記計測データ取得部は、複数の物理量の計測内容の情報と、計測結果の情報とを含む前記計測データを取得し、
前記波形データ生成部は、前記複数の物理量の計測内容の情報、又は前記複数の物理量の中から選択された物理量の計測内容の情報をもとに得られるデータ容量と、ユーザ要求を受け付けて前記計測結果の情報のうち要求された所定の時間範囲における前記計測結果の一部情報とに基づいて、前記部分波形データを生成し、
前記波形データ出力部は、前記部分波形データを出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の波形出力装置。
【請求項7】
物理量の計測結果の経時変化を表す波形を通信によって出力する波形出力装置としてのコンピュータに、
所定の物理量の計測結果を示す計測データを取得する処理と、
得られた前記計測データの計測結果から、波形を示す波形データを生成する処理と、
ユーザが利用するユーザ端末に前記波形を表示させるために、前記ユーザ端末に向けて前記波形データを出力する処理と、を実行させ、
前記波形データを生成する処理では、所定の条件に基づいて前記計測データに含まれる前記計測結果の一部を抽出し、抽出した前記計測結果の一部から、部分波形を示す部分波形データを生成し、
前記波形データを出力する処理では、前記ユーザ端末に向けて前記部分波形データを出力することを特徴とする波形出力プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、波形出力装置及び波形出力プログラムに係り、特に、物理量の計測結果の経時変化を表す波形を通信によって出力する波形出力装置及び波形出力プログラムに関する。
続きを表示(約 3,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、計測対象となる物理量を計測し、計測結果の経時変化を表す波形を表示画面に表示させる波形出力装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の波形測定装置は、所定の試験物の物理量を測定データを取得し、当該試験物に対して異なる「時間軸」と「サンプリング・レート」で取得した複数の波形データと、これら複数の波形データの解析結果とを表示画面に表示させるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-64655号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ユーザが利用するユーザ端末の表示画面に計測結果の経時変化を示す波形を表示させる方法として、ユーザ端末とウェブサーバ(波形出力装置)が通信を行い、ウェブサーバがサーバ内に保存された計測結果に基づく波形データを出力することで、ユーザ端末に波形を表示(ブラウザ表示)させることが考えられる。
上記表示を行うにあたっては、例えば計測データのデータ容量が大きいとウェブブラウザがクラッシュしてしまい、ユーザ端末の表示画面に計測結果に基づく波形を出力できなくなる虞があった。
【0005】
本発明の目的は、ユーザ端末に計測結果の経時変化を表す波形を表示させるにあたって、計測結果のデータ容量が大きい場合であっても好適に波形表示させることが可能な波形出力装置及び波形出力プログラムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、波形を表示(ブラウザ表示)させるにあたってデータ容量を抑えながら、ユーザ端末の表示画面に波形を拡大表示や縮小表示させることが可能な波形出力装置及び波形出力プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題は、本発明の波形出力装置によれば、物理量の計測結果の経時変化を表す波形を通信によって出力する波形出力装置であって、所定の物理量の計測結果を示す計測データを取得する計測データ取得部と、得られた前記計測データの計測結果から、波形を示す波形データを生成する波形データ生成部と、ユーザが利用するユーザ端末に前記波形を表示させるために、前記ユーザ端末に向けて前記波形データを出力する波形データ出力部と、を備え、前記波形データ生成部は、所定の条件に基づいて前記計測データに含まれる前記計測結果の一部を抽出し、抽出した前記計測結果の一部から、部分波形を示す部分波形データを生成し、前記波形データ出力部は、前記ユーザ端末に向けて前記部分波形データを出力すること、により解決される。
上記構成により、ユーザ端末に計測結果の経時変化を表す波形を表示させるにあたって、計測結果のデータ容量が大きい場合であっても好適に波形表示させることが可能な波形出力装置を実現できる。
詳しく述べると、上記波形出力装置では、波形データ生成部が、所定の条件に基づいて計測データに含まれる計測結果の一部を抽出し、抽出した計測結果の一部から部分波形を示す部分波形データを生成し、波形データ出力部がユーザ端末に向けて部分波形データを出力することとしている。
そのため、計測データのデータ容量が大きい場合であっても、当該計測データの一部を抽出して(計測データを分割して)部分波形データを生成し、ユーザ端末に部分波形データを読み込ませることで、ユーザ端末に好適に部分波形を表示させることができる。また、部分波形データを利用することで、ユーザ端末の読み込み時間の短縮を図ることができる。
【0007】
このとき、前記計測データ取得部は、前記所定の物理量の計測内容の情報と、計測結果の情報とを含む前記計測データを取得し、前記波形データ生成部は、前記計測内容の情報をもとに得られるデータ容量の大きさに基づいて前記計測データに含まれる前記計測結果の情報の一部を抽出し、抽出した前記計測結果の情報の一部から前記部分波形データを生成し、前記波形データ出力部は、ウェブサイトを通じて前記ユーザ端末に前記部分波形データが示す部分波形を表示させると良い。
上記のように、計測データのデータ容量に応じた部分波形データを生成することで、ユーザ端末に好適に部分波形を表示させることができる。つまりは、ウェブブラウザがクラッシュし、ユーザ端末に波形を出力できなくなることを抑制できる。
【0008】
このとき、前記ユーザ端末を通じた第1のユーザ要求を受け付けて、前記波形データ生成部は、前記計測結果の情報のうち所定の時間範囲における前記計測結果の一部情報を抽出し、抽出した前記計測結果の一部情報から第1の部分波形データを生成し、前記波形データ出力部は、前記第1の部分波形データを出力し、前記ユーザ端末を通じた第2のユーザ要求をさらに受け付けて、前記波形データ生成部は、前記第1の部分波形データが示す前記計測結果の一部情報とは異なる時間範囲における前記計測結果の一部情報を抽出し、抽出した前記計測結果の一部情報から第2の部分波形データを生成し、前記波形データ出力部は、前記第2の部分波形データを出力し、前記ユーザ端末に出力され、該ユーザ端末において読み込まれた前記第1の部分波形データが消去されたことをもって、前記波形データ生成部は前記第2の部分波形データを生成し、又は前記波形データ出力部が前記第2の部分波形データを出力すると良い。
上記構成により、ユーザの要求を受け付けてユーザ端末に第2の部分波形を表示させる場合には、既に表示させた第1の部分波形(第1の部分波形データ)が消去されたことをもって第2の部分波形データを出力する。そうすることで、例えばブラウザ表示においてウェブページそのもののデータ(キャッシュ)を保存しながら、読み込んだデータを消去することができる。その結果、計測結果のデータ容量が大きい場合であっても、ユーザ端末に好適に波形を表示させることができる。
【0009】
このとき、前記ユーザ端末を通じたユーザ要求を受け付けて、前記波形データ生成部は、前記計測結果の情報のうち所定の時間範囲における前記計測結果の一部情報を抽出し、抽出した前記計測結果の一部情報から前記部分波形データを生成し、前記波形データ出力部は、前記部分波形データを出力し、波形の拡大表示に関するユーザ要求をさらに受け付けて、前記波形データ生成部は、前記部分波形データが示す前記計測結果の一部情報と重なる時間範囲であって該計測結果の一部情報よりも狭い時間範囲における前記計測結果の一部情報を抽出し、抽出した前記計測結果の一部情報から拡大波形データを生成し、前記波形データ出力部は、前記拡大波形データを出力し、前記ユーザ端末に出力され、該ユーザ端末において読み込まれた前記部分波形データが消去されることなく、前記波形データ生成部は前記拡大波形データを生成し、又は前記波形データ出力部が前記拡大波形データを出力すると良い。
上記のように、ユーザ端末に部分波形を表示させた後、ユーザ要求を受け付けて当該部分波形の一部について拡大表示させる場合には、ユーザ端末において読み込まれた部分波形データを利用することで好適に部分波形を拡大表示させることができる。一から拡大波形データを読み込む必要がなく通信量を抑えることもできる。
【0010】
このとき、前記ユーザ端末を通じたユーザ要求を受け付けて、前記波形データ生成部は、前記計測結果の情報のうち所定の時間範囲における前記計測結果の一部情報を抽出し、抽出した前記計測結果の一部情報から前記部分波形データを生成し、前記波形データ出力部は、前記部分波形データを出力し、波形の縮小表示に関するユーザ要求をさらに受け付けて、前記波形データ生成部は、前記部分波形データが示す前記計測結果の一部情報と重なる時間範囲であって該計測結果の一部情報よりも広い時間範囲における前記計測結果の一部情報を抽出し、抽出した前記計測結果の一部情報から縮小波形データを生成し、前記波形データ出力部は、前記縮小波形データを出力し、前記ユーザ端末に出力され、該ユーザ端末において読み込まれた前記部分波形データが消去されることなく、前記波形データ生成部は前記縮小波形データを生成し、又は前記波形データ出力部が前記縮小波形データを出力すると良い。
上記のように、ユーザ端末に部分波形を表示させた後、ユーザ要求を受け付けて当該部分波形を含む波形について縮小表示させる場合には、ユーザ端末において読み込まれた部分波形データを利用することで好適に部分波形を縮小表示させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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