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公開番号2025079380
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-22
出願番号2023191959
出願日2023-11-10
発明の名称送風装置
出願人三菱電機株式会社
代理人弁理士法人加藤国際特許事務所
主分類F24F 13/15 20060101AFI20250515BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】騒音を抑制しつつ、効率的に送風することができる送風装置を得ることを目的とする。
【解決手段】送風コントローラ15は、方向調節機構13を制御することにより、ファン12において発生した風の送出方向を周期的に変化させる。また、送風コントローラ15は、ファン12において発生した風の送出方向の変化の周期の中に、一時停止時間を含ませることが可能となっている。また、送風コントローラ15は、一時停止時間の長さを調節可能となっている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ファン、
前記ファンにおいて発生した風の送出方向を変化させる方向調節機構、及び
前記方向調節機構を制御することにより、前記風の送出方向を周期的に変化させる送風コントローラ
を備え、
前記送風コントローラは、前記風の送出方向の変化の周期の中に、前記変化を一時停止させる時間である一時停止時間を含ませることが可能となっており、かつ、前記一時停止時間の長さを調節可能となっている送風装置。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記送風コントローラは、室内環境に関する情報である環境情報に基づいて、どの送出方向で前記変化を一時停止させるかを決定する請求項1記載の送風装置。
【請求項3】
前記室内環境を検出する環境検出器
をさらに備え、
前記送風コントローラは、前記環境情報を前記環境検出器から取得する請求項2記載の送風装置。
【請求項4】
前記環境検出器は、送風対象までの距離を検出する距離検出器であり、
前記送風コントローラは、前記環境情報として、前記距離に関する情報を前記距離検出器から取得する請求項3記載の送風装置。
【請求項5】
前記環境検出器は、送風対象の状態を検出する状態検出器であり、
前記送風対象の状態には、前記送風対象の温度及び湿度の少なくともいずれか1つが含まれており、
前記送風コントローラは、前記環境情報として、前記送風対象の状態に関する情報を前記状態検出器から取得する請求項3記載の送風装置。
【請求項6】
前記送風コントローラは、前記風の送出方向を、360度未満の角度範囲である設定範囲内で繰り返し往復するように変化させ、前記設定範囲の端部において前記変化を一時停止させる請求項1記載の送風装置。
【請求項7】
前記送風コントローラは、前記一時停止時間の長さを、前記周期に対する時間割合として設定可能となっている請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の送風装置。
【請求項8】
前記方向調節機構は、
フラップと、
前記フラップの角度を変化させるフラップモータと
を有している請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の送風装置。
【請求項9】
前記方向調節機構は、前記ファンの向きを変化させる首振りモータを有している請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の送風装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、送風装置に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来の送風機の制御部は、送風対象の湿潤状態に基づいて、ファンを駆動するモーターと、送風部の首振りとを制御する。また、制御部は、送風部の首振りにおける位置に応じて、風速を変化させる(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6647602号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような従来の送風機では、風速を変化させるために、送風部の首振り動作の途中でファンの回転数が急激に変化する。このた、吹き出される空気の流れに乱れが生じたり、風向調整フラップにファンの振動が伝播したりして、騒音が生じる。
【0005】
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、騒音を抑制しつつ、効率的に送風することができる送風装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る送風装置は、ファン、ファンにおいて発生した風の送出方向を変化させる方向調節機構、及び方向調節機構を制御することにより、風の送出方向を周期的に変化させる送風コントローラを備え、送風コントローラは、風の送出方向の変化の周期の中に、変化を一時停止させる時間である一時停止時間を含ませることが可能となっており、かつ、一時停止時間の長さを調節可能となっている。
【発明の効果】
【0007】
本開示の送風装置によれば、騒音を抑制しつつ、効率的に送風することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1による送風装置を示す正面図である。
図1の送風装置の概略の内部構造を示す断面図である。
図1の送風装置の制御系を示すブロック図である。
図3の送風コントローラによる方向調節機構の制御動作を示すフローチャートである。
図2の方向調節機構により、風の送出方向が斜め下方向に調節されている状態を示す断面図である。
図5の方向調節機構により風の送出方向が水平方向に調節されている状態を示す断面図である。
一時停止角度位置の決定方法の第1例により、上下方向の一時停止角度位置を決定する方法を示す説明図である。
図7の送風装置からの風の送出方向の変化パターンの第1例を示すグラフである。
図7の送風装置からの風の送出方向の変化パターンの第2例を示すグラフである。
図7の送風装置からの風の送出方向の変化パターンの第3例を示すグラフである。
一時停止角度位置の決定方法の第1例により、左右方向の一時停止角度位置を決定する方法を示す説明図である。
図11の送風装置からの風の送出方向の変化パターンの一例を示すグラフである。
一時停止角度位置の決定方法の第2例を示す説明図である。
図13の複数の洗濯物における湿度分布の画像情報の一例を示す説明図である。
実施の形態2による送風装置の使用状態の一例を示す説明図である。
図15の送風装置の制御系を示すブロック図である。
図15の送風装置からの風の送出方向の変化パターンの一例を示すグラフである。
図16の送風コントローラによる方向調節機構の制御動作を示すフローチャートである。
実施の形態3の送風装置からの風の送出方向の変化パターンの一例を示すグラフである。
実施の形態1~3の送風コントローラの各機能を実現する処理回路の第1例を示す構成図である。
実施の形態1~3の送風コントローラの各機能を実現する処理回路の第2例を示す構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による送風装置を示す正面図である。図2は、図1の送風装置の概略の内部構造を示す断面図である。図3は、図1の送風装置の制御系を示すブロック図である。実施の形態1の送風装置は、エアコンディショナーである。
【0010】
図において、送風装置50は、ケーシング11、ファン12、方向調節機構13、環境検出器14、送風コントローラ15、及びリモートコントローラ16を有している。
(【0011】以降は省略されています)

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