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公開番号
2025079406
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-22
出願番号
2023192036
出願日
2023-11-10
発明の名称
パレット搬送装置
出願人
日産自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65G
47/52 20060101AFI20250515BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】速やかにパレットを返送することができるパレット搬送装置を提供する。
【解決手段】パレット搬送装置1は、搬送路11と、搬送路11の下方に配置された返送路21と、搬送路11の下流端11Bと返送路21の上流端21Aとの間に、搬送路11の下流端11Bと返送路21の上流端21Aとを結ぶ他端側円弧軌道A3に沿って形成された接続路71と、搬送路11、接続路71及び返送路21の上を移動可能、かつ、ワークWを載置可能なパレット31と、他端側円弧軌道A3の外周側に設置され、接続路71におけるパレット31の移動をガイドする第1回転ガイド81と、搬送路11の下流側の上方に設けられ、パレット31に載置したワークWと当接するストッパ91と、を有している。ワークWがストッパ91と当接している際に、パレット前端部36が接続路71上に位置している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
搬送路と、
前記搬送路の下方に配置された返送路と、
前記搬送路の下流端と前記返送路の上流端との間に、前記搬送路の下流端と前記返送路の上流端とを結ぶ他端側円弧軌道に沿って形成された接続路と、
前記搬送路、前記接続路及び前記返送路の上を移動可能、かつ、ワークを載置可能なパレットと、
前記他端側円弧軌道の外周側に設置され、前記接続路における前記パレットの移動をガイドする第1回転ガイドと、
前記搬送路の下流側の上方に設けられ、前記パレットに載置した前記ワークと当接するストッパと、を有し、
前記ワークが前記ストッパと当接している際に、前記パレット前端部が前記接続路上に位置している、パレット搬送装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記搬送路は、前記搬送路の上流側から下流側に向けて下方へ傾斜し、
前記返送路は、前記返送路の上流側から下流側に向けて下方へ傾斜し、
前記搬送路の水平方向に対する傾斜角度は、前記返送路の前記水平方向に対する傾斜角度よりも小さい、請求項1にパレット搬送装置。
【請求項3】
前記返送路は、搬送方向と直交する幅方向に回転軸を有するローラが前記搬送方向に複数配置されて構成されたローラウェイが、前記幅方向に2列平行に配置されており、
前記パレットは、厚さ方向に屈曲自在な板状のトレーと、前記トレーの前記幅方向両端部において前記トレー上面から上方に突出して前記搬送方向に延在する緩衝部と、を有し、
前記緩衝部の前記幅方向内側の内壁は、2列の前記ローラウェイの前記幅方向外側にそれぞれ配置される、請求項1又は2に記載のパレット搬送装置。
【請求項4】
前記搬送路は、前記ローラウェイが前記幅方向に3列平行に配置されており、
前記パレットは、前記トレー下面から下方に突出して前記搬送方向に延在するガイド部を有し、
前記ガイド部は、隣接する前記ローラウェイの前記幅方向内側に挟まれて配置されている、請求項3に記載のパレット搬送装置。
【請求項5】
前記搬送路の上流端と前記返送路の下流端とを結ぶ円弧軌道に沿って往復動可能で、前記パレットに係合可能な可動係合部を有し、前記返送路上の前記パレットに前記可動係合部を係合させた状態で前記可動係合部を前記円弧軌道に沿って往動させることで前記パレットを前記搬送路の上流側へ引き上げる引上げ部と、
前記搬送路の上流側から下流側に移動することにより前記搬送路上の前記パレットを前記搬送路の下流側へ押し出す押出部と、
を備え、
前記押出部の前記搬送路の上流側から下流側への移動に伴って前記可動係合部が前記円弧軌道に沿って往動するように、前記押出部と前記引上げ部とが連動可能に連結されている、請求項1又は2に記載のパレット搬送装置。
【請求項6】
前記可動係合部は、前記円弧軌道上において、前記返送路の下流端に対応する第一回転位置と、前記搬送路の上流端に対応する第二回転位置と、を有し、
前記搬送路の上流端に接続される第2円弧軌道に沿って前記搬送路の上流端に対応する第三回転位置と前記第三回転位置より下方の第四回転位置との間を往復動可能で、前記パレットに係合可能な第2可動係合部を有し、前記押出部の往動に伴って前記第2可動係合部を前記第四回転位置に復動させ、前記押出部の復動に伴って前記パレットに前記第2可動係合部を係合させた状態で前記第2可動係合部を前記第2円弧軌道に沿って往動させることで前記パレットを前記搬送路上に押し上げる、前記押出部と連動可能に連結された押上げ部と、
を備え、
前記押出部を往動させ、前記パレットを前記搬送路の下流側へ押し出すとともに前記可動係合部を前記第一回転位置から前記第二回転位置まで往動させることにより前記パレットを前記搬送路の上流側へ引き上げ、
前記押出部を復動させ、前記可動係合部を前記第二回転位置から前記第一回転位置まで復動させるとともに、前記第2可動係合部を前記第四回転位置から前記第三回転位置まで往動させることにより前記パレットを押し上げる、請求項5に記載のパレット搬送装置。
【請求項7】
前記円弧軌道の外周側及び内周側に、前記引上げ部による前記パレットの引き上げをガイドする第2回転ガイド及び第3回転ガイドがそれぞれ設けられている、請求項6に記載のパレット搬送装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、パレット搬送装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、ワークが入ったパレットをワークにのみ当接するストッパによって停止させ、ワークがパレットから取り出された場合にパレットがストッパを通過し、搬送部に自動的に搬入され、搬送部から返却シュートへ自動的に搬出される搬送装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-120468号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1の搬送装置は、ワーク取り出し後のパレットを返送する際、シューターの延長部にある搬送部において、パレットの自重により搬送部を回動させて返却シュートへ返送する。そのため、パレットを返送するまでに時間を要する。
【0005】
本発明の目的は、速やかにパレットを返送することができるパレット搬送装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係るパレット搬送装置は、搬送路と、搬送路の下方に配置された返送路と、搬送路の下流端と返送路の上流端との間に、搬送路の下流端と返送路の上流端とを結ぶ他端側円弧軌道に沿って形成された接続路と、搬送路、接続路及び返送路の上を移動可能、かつ、ワークを載置可能なパレットと、他端側円弧軌道の外周側に設置され、接続路におけるパレットの移動をガイドする第1回転ガイドと、搬送路の下流側の上方に設けられ、パレットに載置したワークと当接するストッパと、を有している。ワークがストッパと当接している際に、パレット前端部が接続路上に位置している。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、速やかにパレットを返送することができるパレット搬送装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係るパレット搬送装置の側面図である。
実施形態に係るパレットの構造を示す斜視図である。
実施形態に係るパレットの構造を示す斜視図である。
実施形態に係るパレット下面の構造を示す斜視図である。
実施形態に係る搬送路とパレットの位置関係を示す断面図である。
実施形態に係る返送路とパレットの位置関係を示す断面図である。
実施形態に係るパレット搬送装置の動作を示す拡大図である。
実施形態に係るパレット搬送装置の動作を示す拡大図である。
実施形態に係るパレット搬送装置の動作を示す拡大図である。
実施形態に係るパレット搬送装置の動作を示す拡大図である。
実施形態に係るスライダーと引上げ部との連結構造を示す概略図である。
実施形態に係るスライダーと引上げ部との連結構造を示す概略図である。
実施形態に係るサブスライダーと押上げ部との連結構造を示す概略図である。
実施形態に係るサブスライダーと押上げ部との連結構造を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、実施形態に係るパレット搬送装置1について説明する。
【0010】
パレット搬送装置1は、搬送路11と、返送路21と、ワークWを載置可能なパレット31と、引上げ部41と、押出部51と、を備えている。ここで、説明の便宜のために、パレット搬送装置1の高さ方向を上下方向とし、上下方向と直交する方向を水平方向とする。図1における左右方向において左側を一側、図1の右側を他側とする。図1における左右方向において搬送路11の左側を上流側、搬送路11の右側を下流側とする。図1における左右方向において返送路21の右側を上流側、返送路21の左側を下流側とする。搬送路11の上流側から下流側への方向を搬送方向とし、返送路21の上流側から下流側への方向を返送方向とする。水平方向のうち、搬送方向及び返送方向と直交する方向を幅方向とする。なお、「上下」「左右」等の方向は、説明の便宜上定めたものであって、各要素の実際の配置等を限定するものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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