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公開番号
2025079449
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-22
出願番号
2023192111
出願日
2023-11-10
発明の名称
通知制御装置、通知制御方法、通知制御プログラム、車両通知システム、および、車両システム
出願人
株式会社デンソーテン
代理人
弁理士法人 佐野特許事務所
主分類
G08G
1/16 20060101AFI20250515BHJP(信号)
要約
【課題】過剰な通知による煩わしさを低減しつつ、分かり易い通知を行うことができる技術を提供する。
【解決手段】例示的な通知制御装置は、情報の通知に関わる制御を行う通知制御装置であって、外部から入力される第1入力情報により推定される第1推定結果に応じて、通知対象者が必要とする前記通知の認識し易さを示す第1指標値を求め、前記第1指標値に基づき、前記通知が前記通知対象者に与える刺激の強度を示す通知刺激量の仮決定を行い、外部から入力される第2入力情報により推定される第2推定結果に応じて、前記通知を前記通知対象者に行う際に必要とされる緊急性を示す第2指標値を求め、前記仮決定を行った前記通知刺激量を前記第2指標値に基づき調整し、前記通知刺激量の決定を行う。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
情報の通知に関わる制御を行う通知制御装置であって、
外部から入力される第1入力情報により推定される第1推定結果に応じて、通知対象者が必要とする前記通知の認識し易さを示す第1指標値を求め、
前記第1指標値に基づき、前記通知が前記通知対象者に与える刺激の強度を示す通知刺激量の仮決定を行い、
外部から入力される第2入力情報により推定される第2推定結果に応じて、前記通知を前記通知対象者に行う際に必要とされる緊急性を示す第2指標値を求め、
前記仮決定を行った前記通知刺激量を前記第2指標値に基づき調整し、前記通知刺激量の決定を行う、
通知制御装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記第1指標値は、複数の感覚ごとに分けて求められ、
前記通知刺激量の仮決定は、前記感覚ごとに分けて行われ、
前記仮決定された前記通知刺激量ごとの予め設定された緊急性の評価値を統合した統合値と、前記第2指標値とに基づき前記調整を行い、前記感覚ごとの前記通知刺激量が決定される、請求項1に記載の通知制御装置。
【請求項3】
前記第1推定結果は、前記通知対象者の、前記通知を検出する感度および集中度の推定結果を含む、請求項1又は2に記載の通知制御装置。
【請求項4】
前記第1指標値は、以下の式(1)により求められる、請求項3に記載の通知制御装置。
前記第1指標値=C1-前記感度-前記集中度 (1)
C1 : 任意の定数
【請求項5】
前記第2推定結果は、前記通知の内容に基づく緊急度、前記通知対象者の行動の安全度、および、前記通知対象者の感情の推定結果を含む、請求項1又は2に記載の通知制御装置。
【請求項6】
前記第2指標値は、以下の式(2)により求められる、請求項4に記載の通知制御装置。
前記第2指標値=C2+前記緊急度-前記安全度-感情指数 (2)
C2 : 任意の定数
感情指数 : 前記感情を数値へ変換した変換値
【請求項7】
前記通知刺激量の仮決定は、前記通知の形式に応じて決まる項目ごとに行われ、
前記項目ごとの前記通知刺激量の仮決定時においては、予め前記通知刺激量ごとに設定された認識し易さの評価値を合計した第1合計値が、前記第1指標値と同じとなる前記通知刺激量の組合せが選択される、請求項1又は2に記載の通知制御装置。
【請求項8】
前記調整による前記通知刺激量の決定時においては、前記第1合計値が前記第1指標値以上となり、前記通知刺激量ごとに予め設定された前記緊急性の評価値を合計したる第2合計値が、前記第2指標値と同じとなる前記通知刺激量の組合せが選択される、請求項7に記載の通知制御装置。
【請求項9】
情報の通知の対象者の、前記通知を検出する感度および集中度の推定結果に応じて、前記対象者が必要とする前記通知の認識し易さを示す第1指標値を求め、
前記第1指標値に基づき、前記通知が前記対象者に与える刺激の強度を示す通知刺激量の仮決定を行い、
前記通知の内容に基づく緊急度、前記対象者の行動の安全度、および、前記対象者の感情の推定結果に応じて、前記通知を前記対象者に行う際に必要とされる緊急性を示す第2指標値を求め、
前記仮決定を行った前記通知刺激量を前記第2指標値に基づき調整し、前記通知刺激量の決定を行う、
通知制御方法。
【請求項10】
情報の通知の対象者の、前記通知を検出する感度および集中度の推定結果に応じて、前記対象者が必要とする前記通知の認識し易さを示す第1指標値を求めることと、
前記第1指標値に基づき、前記通知が前記対象者に与える刺激の強度を示す通知刺激量の仮決定を行うことと、
前記通知の内容に基づく緊急度、前記対象者の行動の安全度、および、前記対象者の感情の推定結果に応じて、前記通知を前記対象者に行う際に必要とされる緊急性を示す第2指標値を求めることと、
前記仮決定を行った前記通知刺激量を前記第2指標値に基づき調整し、前記通知刺激量の決定を行うことと、
をコンピュータに実行させる通知制御プログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報の通知を行う際の制御技術に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、車両運転中には、運転に関する情報、車両状態に関する情報、および、エンターテイメント情報やインターネット情報等の一般情報といった各種の情報が、ディスプレイやスピーカ等を用いた視覚情報や聴覚情報等の各種の態様で通知される。そして、情報の重要性や運転者の状態等に応じて、適切な情報報知が行われるように様々な工夫が凝らされている(例えば特許文献1、2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-85526号公報
特開2014-123826号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、車両においては、周囲の環境状態や、ドライバ等の人的状態を含む各種の状態が時々刻々と変わる。このような状況下では、環境変化等の各種の状態変化に対応させて情報の通知制御を行う必要が生じ、従来の構成では十分に対応できていない面があり、より適切な通知制御が望まれる。例えば、通知の頻度や量が多くなり、通知される者が煩わしく感じることや、通知内容がわかり難くなることがあり、より適切な通知制御が望まれれる。
【0005】
本発明は、上述の点に鑑み、過剰な通知による煩わしさを低減しつつ、分かり易い通知を行うことができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
例示的な本発明の通知制御装置は、情報の通知に関わる制御を行う通知制御装置である。当該通知制御装置は、外部から入力される第1入力情報により推定される第1推定結果に応じて、通知対象者が必要とする前記通知の認識し易さを示す第1指標値を求め、前記第1指標値に基づき、前記通知が前記通知対象者に与える刺激の強度を示す通知刺激量の仮決定を行い、外部から入力される第2入力情報により推定される第2推定結果に応じて、前記通知を前記通知対象者に行う際に必要とされる緊急性を示す第2指標値を求め、前記仮決定を行った前記通知刺激量を前記第2指標値に基づき調整し、前記通知刺激量の決定を行う。
【発明の効果】
【0007】
例示的な本発明によれば、情報の通知が通知対象者に与える刺激(視覚や聴覚等に与える刺激)の強度を示す通知刺激量が、第1指標値と第2指標値とを用いて決定される。第1指標値は、通知対象者が必要とする通知の認識し易さを示す指標値であるために、当該指標値を考慮することにより、通知対象者が通知内容を認識(理解)できるように通知刺激量を決定することができる。また、第2指標値は、情報の通知を通知対象者に行う際に必要とされる緊急性を示す指標値であるために、当該指標値を考慮した調整を行うことにより、通知の緊急性が低い情報が過剰に通知されないように通知刺激量を決定することができる。このために、例示的な本発明によれば、過剰な通知による煩わしさを低減しつつ、分かり易い通知を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
情報処理システムの概略の構成を示す図
通知制御装置の概略の構成を示すブロック図
感度テーブルの構成を示す概略図
集中度テーブルの構成を示す概略図
通知刺激量用参照テーブルの構成を示す概略図
緊急度テーブルの構成を示す概略図
安全運転度テーブルの構成を示す概略図
感情指数テーブルの構成を示す概略図
通知制御装置により実行される通知制御処理の流れを例示するフローチャート
ユーザが優先を希望する感覚(通知手段)を設定する画面例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
【0010】
<1.情報処理システム>
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理システムSYS1の概略の構成を示す図である。本実施形態では、情報処理システムSYS1は、車両に適用される車両システムである。以下、情報処理システムSYS1のことを車両システムSYS1と表現する。なお、本発明の情報処理システムは、車両用に限らず、例えば、車両以外の移動体用、家庭用、工場用、或いは、オフィス用等、様々な用途に適用可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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