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公開番号
2025079518
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-22
出願番号
2023192242
出願日
2023-11-10
発明の名称
アンテナモジュール
出願人
株式会社トーキン
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01Q
7/06 20060101AFI20250515BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】所望の構成と所望のアンテナ特性とを有するアンテナモジュールを提供すること。
【解決手段】アンテナモジュール10において、支持部材20は、収容溝22を構成する外壁24と内壁26とを有している。コイル40の主部42は、支持部材20の収容溝22に少なくとも部分的に収容されている。コイル40の端部44は、FPC50に接続されている。FPC50の引き出し部54は、支持部材20の外側に引き出されている。支持部材20は、第1方位に向かって外壁24から突出する第1つば部281と、第2方位に向かって外壁24から突出する第2つば部283とを有する。コイル40の主部42の一部は、上面視で第1つば部281と第2つば部283の下側に位置する。磁性シート60は、コイル40の主部42を部分的に覆うように外壁24の上部に取り付けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
支持部材と、コイルと、フレキシブル印刷回路基板と、磁性シートとを備えるアンテナモジュールであって、
前記コイルは、主部と端部とを有しており、
前記端部は、前記フレキシブル印刷回路基板に接続されており、
前記フレキシブル印刷回路基板は、引き出し部を有しており、
前記支持部材は、収容溝を構成する外壁及び内壁と、少なくとも一つの第1つば部と、少なくとも一つの第2つば部とを有しており、
前記少なくとも一つの第1つば部は、上下方向と直交する第1方位に向かって前記外壁から突出しており、
前記少なくとも一つの第2つば部は、前記第1方位の反対方位である第2方位に向かって前記外壁から突出しており、
前記収容溝には、前記コイルの前記主部が少なくとも部分的に収容されており、
前記フレキシブル印刷回路基板の前記引き出し部は、部分的に、前記上下方向と直交しかつ前記第1方位及び前記第2方位の双方と直交する第3方位に向かって、前記支持部材の外側に引き出されており、
前記コイルの前記主部の一部は、上面視した場合に、前記第1つば部と前記第2つば部の下側に位置しており、
前記磁性シートは、前記コイルの前記主部を部分的に覆うように前記外壁の上部に取り付けられている
アンテナモジュール。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のアンテナモジュールであって、
前記支持部材は、前記第3方位に向かって前記外壁から突出した少なくとも一つの第3つば部を更に有しており、
前記コイルの前記主部の一部は、上面視した場合に、前記第3つば部の下側に位置している
アンテナモジュール。
【請求項3】
請求項1に記載のアンテナモジュールであって、
前記支持部材には、前記収容溝と連通した開口部が設けられており、
前記開口部は、前記外壁の下部に形成されており、
前記引き出し部は、前記コイルの下側を通り、前記開口部を通って前記支持部材の外側に引き出されている
アンテナモジュール。
【請求項4】
請求項1に記載のアンテナモジュールであって、
前記コイルは、部分的に前記引き出し部の上側に位置しており、
前記支持部材は、前記第3方位の反対方位である第4方位に向かって前記外壁から突出した二つの突起を更に有しており、
前記二つの突起は、前記引き出し部を挟んで位置しており、
前記コイルの前記主部の一部は、上面視した場合に、前記二つの突起の下側に位置しているアンテナモジュール。
【請求項5】
請求項1に記載のアンテナモジュールであって、
前記支持部材の前記内壁には、第1凹部と第2凹部とが設けられており、
前記第1凹部と前記第2凹部とは、前記第1つば部と前記第2つば部とに夫々対応しており、
前記第1凹部は、対応する前記第1つば部の前記第1方位側に位置しており、かつ前記第1方位に凹んでおり、
前記第2凹部は、対応する前記第2つば部の前記第2方位側に位置しており、かつ前記第2方位に凹んでいる
アンテナモジュール。
【請求項6】
請求項1に記載のアンテナモジュールであって、
前記支持部材は、前記収容溝が形成された上面と、前記上面の反対側の下面とを有しており、
前記下面には、互いに交差する複数のリブと、隣り合う前記リブ間に位置する窪みが形成されている
アンテナモジュール。
【請求項7】
請求項1に記載のアンテナモジュールであって、
前記支持部材は、前記収容溝が形成された上面と、前記上面の反対側の下面とを有しており、
前記下面には、前記コイルが前記収容溝に収容されていることを視認可能とする確認窓が形成されている
アンテナモジュール。
【請求項8】
請求項1に記載のアンテナモジュールであって、
前記フレキシブル印刷回路基板には、複数の貫通孔が形成されており、
前記支持部材には、前記貫通孔に対応した複数の保持部が形成されており、
前記保持部は、対応する前記貫通孔に挿入されている被挿入部と、前記被挿入部の上方に位置し、前記上下方向と直交する水平方向において前記貫通孔より大きいサイズを有している固定部とを有している
アンテナモジュール。
【請求項9】
請求項1に記載のアンテナモジュールであって、
前記第1つば部は、前記第1方位と前記上下方向で規定される面に沿った断面において、前記第1方位に向かうに連れて下方に向かう形状を有しており、
前記第2つば部は、前記第2方位と前記上下方向で規定される面に沿った断面において、前記第2方位に向かうに連れて下方に向かう形状を有している
アンテナモジュール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アンテナモジュールに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示されたアンテナモジュール(アンテナコイル)は、コイル(コイル本体)と、磁性シート(樹脂結合軟磁性体)と、支持部材(コイルケース)とを備えている。
【0003】
特許文献1のアンテナモジュールにおいて、支持部材は、フレーム形状を有しており、その外形に沿って溝状に形成された収容部を有している。そして、収容部には、磁性シートとコイルとが収容されている。磁性シートは、収容部の底側に位置し、コイルは、磁性シートの上側、即ち収容部の開口側に位置している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-339757号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のアンテナモジュールにおいて、磁性シートはコイルの下側に位置しているが、アンテナモジュールの使用状態を考慮すると、磁性シートをコイルの上側に設けたい場合もある。
また、特許文献1のアンテナモジュールは、コイルケースに設けられたコイル側端子を用いて外部と接続されるが、コイルと外部との接続を、フレキシブル印刷回路基板(FPC)を用いて行いたいとの要望もある。
加えて、FPCを用いる場合には、コイルを支持部材に取り付ける前に、コイルにFPCを接続しておきたいという要望がある。
【0006】
本発明は、上記要望を満たしつつ、所望のアンテナ特性を発揮し得るアンテナモジュールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、第1のアンテナモジュールとして、支持部材と、コイルと、フレキシブル印刷回路基板と、磁性シートとを備えるアンテナモジュールであって、
前記コイルは、主部と端部とを有しており、
前記端部は、前記フレキシブル印刷回路基板に接続されており、
前記フレキシブル印刷回路基板は、引き出し部を有しており、
前記支持部材は、収容溝を構成する外壁及び内壁と、少なくとも一つの第1つば部と、少なくとも一つの第2つば部とを有しており、
前記少なくとも一つの第1つば部は、上下方向と直交する第1方位に向かって前記外壁から突出しており、
前記少なくとも一つの第2つば部は、前記第1方位の反対方位である第2方位に向かって前記外壁から突出しており、
前記収容溝には、前記コイルの前記主部が少なくとも部分的に収容されており、
前記フレキシブル印刷回路基板の前記引き出し部は、部分的に、前記上下方向と直交しかつ前記第1方位及び前記第2方位の双方と直交する第3方位に向かって、前記支持部材の外側に引き出されており、
前記コイルの前記主部の一部は、上面視した場合に、前記第1つば部と前記第2つば部の下側に位置しており、
前記磁性シートは、前記コイルの前記主部を部分的に覆うように前記外壁の上部に取り付けられている
アンテナモジュールを提供する。
【0008】
また、本発明は、第2のアンテナモジュールとして、第1のアンテナモジュールであって、
前記支持部材は、前記第3方位に向かって前記外壁から突出した少なくとも一つの第3つば部を更に有しており、
前記コイルの前記主部の一部は、上面視した場合に、前記第3つば部の下側に位置している
アンテナモジュールを提供する。
【0009】
また、本発明は、第3のアンテナモジュールとして、第1アンテナモジュールであって、
前記支持部材には、前記収容溝と連通した開口部が設けられており、
前記開口部は、前記外壁の下部に形成されており、
前記引き出し部は、前記コイルの下側を通り、前記開口部を通って前記支持部材の外側に引き出されている
アンテナモジュールを提供する。
【0010】
また、本発明は、第4のアンテナモジュールとして、第1のアンテナモジュールであって、
前記コイルは、部分的に前記引き出し部の上側に位置しており、
前記支持部材は、前記第3方位の反対方位である第4方位に向かって前記外壁から突出した二つの突起を更に有しており、
前記二つの突起は、前記引き出し部を挟んで位置しており、
前記コイルの前記主部の一部は、上面視した場合に、前記二つの突起の下側に位置しているアンテナモジュールを提供する。
(【0011】以降は省略されています)
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