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公開番号
2025079563
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-22
出願番号
2023192318
出願日
2023-11-10
発明の名称
電気機器
出願人
象印マホービン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01R
4/64 20060101AFI20250515BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】アース端子を接続する部材に緩みが生じても、アース状態を維持できる電気機器を提供する。
【解決手段】電気機器10は、貫通孔23dが形成された導電性を有する金属部品23と、金属部品23の下側に配置されたアース端子36と、アース端子36及び金属部品23の貫通孔23dを貫通した軸部37aと、アース端子36を保持する保持部37bとを有する保持部材37と、金属部品23とアース端子36を導電させる導電部37~39と、保持部37bの下側を支持する支持部40とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1方向及び前記第1方向に交差する第2方向に延び、前記第1方向及び前記第2方向の双方に対して交差する第3方向に貫通した貫通孔が形成された導電性を有する金属部品と、
前記金属部品をアースするためのアース線が接続され、前記金属部品に対して前記第3方向の一方側に配置されたアース端子と、
前記アース端子及び前記金属部品の前記貫通孔を貫通した軸部と、前記軸部のうち前記第3方向の一方側の端部に設けられて前記アース端子を保持する保持部とを有する保持部材と、
前記金属部品と前記アース端子を導電させる導電部と、
前記保持部材の脱落を阻止するように、前記保持部を支持可能な支持部と
を備える、電気機器。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記保持部材は、前記軸部であるボルト軸と、前記保持部である頭部とを有する金属製のボルトによって構成されており、
前記導電部は、前記ボルトと、前記金属部品のうち前記第3方向の他方側の面に接触するように前記ボルト軸に螺合された金属製の第1ナットとによって構成されている、請求項1に記載の電気機器。
【請求項3】
前記保持部材は、前記軸部であるボルト軸と、前記保持部である頭部とを有するボルトによって構成されており、
前記導電部は、前記金属部品と前記アース端子にそれぞれ接触するように前記ボルト軸に螺合された金属製の第2ナットによって構成されている、請求項1に記載の電気機器。
【請求項4】
前記保持部材は、前記軸部であるボルト軸と、前記保持部である頭部とを有する金属製のボルトによって構成されており、
前記導電部は、前記ボルトと、前記金属部品のうち前記第3方向の他方側の面に接触するように前記ボルト軸に螺合された金属製の第1ナットと、前記金属部品と前記アース端子にそれぞれ接触するように前記ボルト軸に螺合された金属製の第2ナットとによって構成されている、請求項1に記載の電気機器。
【請求項5】
前記支持部は、前記第1方向及び前記第2方向の前記保持部材の移動を規制する規制部を有し、前記金属部品に対して前記第3方向の一方側に配置された樹脂部品の壁に設けられている、請求項1から4のいずれか1項に記載の電気機器。
【請求項6】
前記支持部は、前記軸部の軸線まわりの前記保持部材の回転を規制する規制部を有し、前記金属部品に対して前記第3方向の一方側に配置された樹脂部品の壁に設けられている、請求項1から4のいずれか1項に記載の電気機器。
【請求項7】
前記支持部は、前記第1方向及び前記第2方向の前記保持部材の移動と、前記軸部の軸線まわりの前記保持部材の回転とを規制する規制部を有し、前記金属部品に対して前記第3方向の一方側に配置された樹脂部品の壁に設けられている、請求項1から4のいずれか1項に記載の電気機器。
【請求項8】
上側にヒータが配置された遮熱板と、
前記遮熱板の上側に着脱可能に配置される調理プレートと、
前記ヒータによって前記調理プレートを加熱するための制御基板が収容され、前記遮熱板の下側に配置された樹脂製の基板ケースと
を備え、
前記支持部は、前記基板ケースの底壁に設けられ、
前記金属部品は、前記遮熱板と前記基板ケースの間に配置され、前記基板ケースの上端開口に取り付けられている、請求項1から4のいずれか1項に記載の電気機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気機器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
ホットプレート等の電気機器は、樹脂部品、金属部品、及び電気部品の組み合わせによって構成されている。この種の電気機器には、安全対策としてアース構造が必要である。
【0003】
特許文献1には、照明器具に関するアース構造が開示されている。このアース構造は、金属部品である器具本体の上側から貫通させたボルトに対し、器具本体の下側から第1のナットを螺合し、アース線が接続されたアース端子を配置し、更に下側から第2のナットを螺合した構成である。ボルト及び2個のナットは金属製である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開昭51-150684号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
使用によって電気機器に加わる振動等によるボルトの緩みは不可避である。そして、ボルトの緩みによってアース端子が脱落すると、アースが断絶される。特許文献1のアース構造では、ボルトの緩みによるアース断絶について何ら考慮されていない。
【0006】
本発明は、アース端子を接続する部材に緩みが生じても、アース状態を維持できる電気機器を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、第1方向及び前記第1方向に交差する第2方向に延び、前記第1方向及び前記第2方向の双方に対して交差する第3方向に貫通した貫通孔が形成された導電性を有する金属部品と、前記金属部品をアースするためのアース線が接続され、前記金属部品に対して前記第3方向の一方側に配置されたアース端子と、前記アース端子及び前記金属部品の前記貫通孔を貫通した軸部と、前記軸部のうち前記第3方向の一方側の端部に設けられて前記アース端子を保持する保持部とを有する保持部材と、前記金属部品と前記アース端子を導電させる導電部と、前記保持部材の脱落を阻止するように、前記保持部を支持可能な支持部とを備える、電気機器を提供する。
【0008】
アース端子は、保持部材を介して導電性を有する金属部品の一方側に配置され、導電部によって金属部品との導電が確保されている。しかも、保持部を支持可能な支持部を備える。そのため、金属部品を貫通した保持部材の軸部に緩みが生じたとしても、支持部によって保持部材が脱落することを防止できる。また、金属部品とアース端子は、導電部によって導電が確保されているため、アースが断絶されることはない。よって、金属部品のアース状態を確実に維持できる。
【0009】
前記保持部材は、前記軸部であるボルト軸と、前記保持部である頭部とを有する金属製のボルトによって構成されており、前記導電部は、前記ボルトと、前記金属部品のうち前記第3方向の他方側の面に接触するように前記ボルト軸に螺合された金属製の第1ナットによって構成されている。
【0010】
この構成により、第1ナットは金属部品及びボルト軸に面接触するとともに、ボルトの頭部はアース端子に面接触する。これにより、金属部品とアース端子の導電面積を確保できるため、通常時に金属部品を確実にアースできる。
(【0011】以降は省略されています)
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