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公開番号
2025079660
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-22
出願番号
2023192480
出願日
2023-11-10
発明の名称
モニタリング装置、モニタリング方法、およびモニタリングプログラム
出願人
オムロン株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
G05B
23/02 20060101AFI20250515BHJP(制御;調整)
要約
【課題】生産ラインで発生した異常の原因を特定するユーザの負担を軽減する。
【解決手段】モニタリング装置100は、1つ以上の設備A1~Anの各々の稼働状況を示すタイムチャートC3を可視化する可視化部を備える。タイムチャートC3は、複数のシンボルPを含む。モニタリング装置100は、複数のシンボルPのうちの対象のシンボルに、当該対象のシンボルが示す期間における生産ライン400の状態を示す時系列データにアクセスするための識別情報を紐付ける紐付け部をさらに備える。可視化部は、タイムチャートC3上で対象のシンボルが指定された場合に、識別情報に基づいてアクセスされる時系列データを可視化する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
1つ以上の設備を備える生産ラインをモニタリングするモニタリング装置であって、
前記1つ以上の設備の各々の稼働状況を示すタイムチャートを可視化する可視化部を備え、
前記タイムチャートは、複数のシンボルを含み、
前記モニタリング装置は、前記複数のシンボルのうちの対象のシンボルに、当該対象のシンボルが示す期間における前記生産ラインの状態を示す時系列データにアクセスするための識別情報を紐付ける紐付け部をさらに備え、
前記可視化部は、前記タイムチャート上で前記対象のシンボルが指定された場合に、前記識別情報に基づいてアクセスされる前記時系列データを可視化する、モニタリング装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記時系列データは、前記1つ以上の設備のうち前記対象のシンボルに対応する対象の設備から収集された変数値データと、前記生産ラインを視野に含む撮像装置により取得された動画データとの少なくとも一方を含む、請求項1に記載のモニタリング装置。
【請求項3】
前記時系列データが前記変数値データを含む場合には、前記可視化部は、前記変数値データが示す数値の推移を出力し、
前記時系列データが前記動画データを含む場合には、前記可視化部は、前記動画データが示す動画を出力する、請求項2に記載のモニタリング装置。
【請求項4】
前記時系列データは、前記1つ以上の設備のうち前記対象のシンボルに対応する対象の設備から収集された変数値データと、前記生産ラインを視野に含む撮像装置により取得された動画データとを含み、
前記可視化部は、前記変数値データが示す数値と前記動画データが示す動画との時間軸が同期するように前記時系列データを可視化する、請求項1に記載のモニタリング装置。
【請求項5】
前記1つ以上の設備は、自動運転される第1設備を含み、
前記対象のシンボルは、前記第1設備の自動運転期間を示す、請求項1~4のいずれか1項に記載のモニタリング装置。
【請求項6】
前記1つ以上の設備は、自動運転される第1設備を含み、
前記対象のシンボルは、前記第1設備の第1エラー期間を示し、
前記第1エラー期間は、前記第1設備の自動運転実行中信号が前記第1設備について予め定められている第1所定時間を超えてオンになっている場合の、当該自動運転実行中信号が当該第1所定時間を超えてオンになっている期間である、請求項1~4のいずれか1項に記載のモニタリング装置。
【請求項7】
前記1つ以上の設備は、自動運転される第1設備を含み、
前記対象のシンボルは、前記第1設備の第2エラー期間を示し、
前記第2エラー期間は、前記第1設備の自動運転実行中信号がオフになってから前記第1設備の次の自動運転実行中信号がオンになるまでの期間が前記第1設備について予め定められている第2所定時間を超える場合の、当該自動運転実行中信号がオフになってから当該次の自動運転実行中信号がオンになるまでの期間である、請求項1~4のいずれか1項に記載のモニタリング装置。
【請求項8】
前記生産ラインは、複数の工程を含み、
前記対象のシンボルは、前記複数の工程のうちの一の工程と当該一の工程の次の工程との間のインターバル期間を示す、請求項1~4のいずれか1項に記載のモニタリング装置。
【請求項9】
前記可視化部は、前記インターバル期間が当該インターバル期間について予め定められている第3所定時間を超える場合に、当該インターバル期間が強調表示されるように前記タイムチャートを更新する、請求項8に記載のモニタリング装置。
【請求項10】
前記紐付け部は、前記複数のシンボルの各々を前記対象のシンボルとして選択する、請求項1~4のいずれか1項に記載のモニタリング装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、1つ以上の設備を備える生産ラインをモニタリングするモニタリング装置、モニタリング方法、およびモニタリングプログラムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
1つ以上の設備を備える生産ラインにおける効率の改善のために、生産ラインの稼働状況の見える化が望まれている。
【0003】
特開2023-39672号公報(特許文献1)は、対象ロットの各ワークについて複数の工程の各々の処理時間帯を示す情報提供画面を端末に表示することを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-39672号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示の技術によれば、管理者は情報提供画面を基に、計画よりも処理が遅延しているワークおよび工程を特定することができる。しかしながら、管理者は、情報提供画面からは、当該ワークの当該工程で処理が遅延した原因を特定することはできない。一般的に、生産ラインで異常が発生した場合には、ユーザ(例えば、生産スタッフ、現場の作業者、管理者等)は当該異常の原因を特定するための調査を行う。当該調査は、ユーザにとって負担である。当該調査を行うユーザの負担の軽減が望まれている。
【0006】
本開示は、生産ラインで発生した異常の原因を特定するユーザの負担を軽減することを一つの目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示のある局面に従うモニタリング装置は、1つ以上の設備を備える生産ラインをモニタリングする。モニタリング装置は、1つ以上の設備の各々の稼働状況を示すタイムチャートを可視化する可視化部を備える。タイムチャートは、複数のシンボルを含む。モニタリング装置は、複数のシンボルのうちの対象のシンボルに、当該対象のシンボルが示す期間における生産ラインの状態を示す時系列データにアクセスするための識別情報を紐付ける紐付け部をさらに備える。可視化部は、タイムチャート上で対象のシンボルが指定された場合に、識別情報に基づいてアクセスされる時系列データを可視化する。
【0008】
この構成によれば、生産ラインで発生した異常の原因を特定するユーザの負担が軽減される。
【0009】
上述の開示において、好ましくは、時系列データは、1つ以上の設備のうち対象のシンボルに対応する対象の設備から収集された変数値データと、生産ラインを視野に含む撮像装置により取得された動画データとの少なくとも一方を含む。
【0010】
この構成によれば、ユーザは、生産ラインで発生した異常の原因を特定することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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