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公開番号
2025080095
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-23
出願番号
2023193115
出願日
2023-11-13
発明の名称
電力開閉器
出願人
オムロン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
H05K
7/14 20060101AFI20250516BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】発熱量の大きい基板の温度上昇の影響を、通信部や制御部を含む基板が受けにくくする技術を提供する。
【解決手段】外部装置と通信可能に接続される通信部と、電源から負荷に電力を供給する電路を開閉するリレーと、前記通信部を介して前記外部装置から受信した情報に基づいて前記リレーを制御する制御部と、前記通信部、前記リレー及び前記制御部を収容する筐体と、を有する電力開閉器であって、前記筐体は、第1室と、該第1室と隔壁によって隔てられた第2室を有し、前記第1室には、前記リレーが実装され、前記電路の一部を構成する第1基板が配置され、前記第2室には、前記通信部と、前記制御部の少なくとも一部とを含み、前記第1基板に接続される第2基板が配置される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
外部装置と通信可能に接続される通信部と、
電源から負荷に電力を供給する電路を開閉するリレーと、
前記通信部を介して前記外部装置から受信した情報に基づいて前記リレーを制御する制御部と、
前記通信部、前記リレー及び前記制御部を収容する筐体と、
を有する電力開閉器であって、
前記筐体は、
第1室と、該第1室と隔壁によって隔てられた第2室とを有し、
前記第1室には、前記リレーが実装され、前記電路の一部を構成する第1基板が配置され、
前記第2室には、前記通信部と、前記制御部の少なくとも一部とを含み、前記第1基板に接続される第2基板が配置されることを特徴とする電力開閉器。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
前記第1室は、前記筐体の中空内部を含み、
前記第2室は、前記筐体において、外方から前記中空内部に向けて凹状をなし、前記外方に向けて開口する凹部を含むことを特徴とする請求項1に記載の電力開閉器。
【請求項3】
前記筐体は、
前記第1基板が配置される第1筐体部と、
前記凹部を有する第2筐体部と、
を備え、
前記第1筐体部と前記第2筐体部によって、前記第1室を形成することを特徴とする請求項2に記載の電力開閉器。
【請求項4】
前記凹部の開口部を覆う蓋部と、
前記蓋部と前記第2基板との間に設けられ、該第2基板からの熱を前記蓋部に伝える熱伝導部材と、
を備えたことを特徴とする請求項2又は3に記載の電力開閉器。
【請求項5】
前記第1基板は、前記電路の一部を構成するバスバーを含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電力開閉器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電力開閉器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ケースの同一空間内に、EV用電源ラインを含み、切り替え用リレー等が実装された発熱量の大きい基板と、通信部やMPU等の制御部を含む基板とを収容していた。このため、発熱量の大きい基板の影響を、通信部や制御部を含む基板が受けてMPU等の使用許容温度以上となることがあった。
【0003】
特許文献1には、EV用の充電スタンドに収容された制御装置が開示されているが、EV用電源ライン等による発熱の対策については開示されていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-46536号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、発熱量の大きい基板の温度上昇の影響を、通信部や制御部を含む基板が受けにくくする技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するための本発明は、
外部装置と通信可能に接続される通信部と、
電源から負荷に電力を供給する電路を開閉するリレーと、
前記通信部を介して前記外部装置から受信した情報に基づいて前記リレーを制御する制御部と、
前記通信部、前記リレー及び前記制御部を収容する筐体と、
を有する電力開閉器であって、
前記筐体は、
第1室と、該第1室と隔壁によって隔てられた第2室とを有し、
前記第1室には、前記リレーが実装され、前記電路の一部を構成する第1基板が配置され、
前記第2室には、前記通信部と、前記制御部の少なくとも一部とを含み、前記第1基板に接続される第2基板が配置されることを特徴とする。
【0007】
これによれば、通信部と、制御部の少なくとも一部とを含む第2基板が、電源から負荷に電力を供給する電路を開閉するリレーを実装し、電路の一部を構成する第1基板が配置された第1室と隔壁によって隔てられ第2室に配置されるので、発熱量の大きい第1基板の温度上昇の影響を、第2基板が受けにくくなる。したがって、通信部及び制御部が適正な温度範囲で動作させ、電力開閉器の動作の確実性を確保することができる。
【0008】
また、本発明において、
前記第1室は、前記筐体の中空内部を含み、
前記第2室は、前記筐体において、外方から前記中空内部に向けて凹状をなし、前記外方に向けて開口する凹部を含むようにしてもよい。
【0009】
これによれば、筐体の中空内部を利用して第1室を形成し、外方に向けて開口する筐体の凹部を利用して第1室を形成することができるので、簡易な構成で、発熱量の大きい第1基板の温度上昇の影響を第2基板が受けにくい電力開閉器を提供することができる。また、隔壁を構成する凹部が筐体の一部を構成しているので、第1基板からの熱を、筐体を通じて外部に放出することができ、第2基板の昇温抑制効果が高い。また、このように筐体の凹部を用いて第2室を構成し、凹部を含む筐体の中空内部を含んで第1室を構成することにより、電力開閉器の容積を抑えることができる。
【0010】
また、本発明において、
前記筐体は、
前記第1基板が配置される第1筐体部と、
前記凹部を有する第2筐体部と、
を備え、
前記第1筐体部と前記第2筐体部によって、前記第1室を形成するようにしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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