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公開番号2025080096
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-23
出願番号2023193116
出願日2023-11-13
発明の名称電力開閉器及び電気機器
出願人オムロン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類H02J 7/00 20060101AFI20250516BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】結露による水滴の浸入を防止する。
【解決手段】外部装置と通信可能に接続される通信部と、電源から負荷に電力を供給する電路を開閉するリレーと、前記通信部を介して前記外部装置から受信した情報に基づいて前記リレーを制御する制御部と、前記負荷に向けて、前記電源から入力された前記電力を出力する出力ケーブルが接続される出力コネクタと、を有する電力開閉器であって、前記出力ケーブルが接続される差込口が開口する、前記出力コネクタの接続面が、使用状態で、下方に向くように傾斜して設けられることを特徴とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
外部装置と通信可能に接続される通信部と、
電源から負荷に電力を供給する電路を開閉するリレーと、
前記通信部を介して前記外部装置から受信した情報に基づいて前記リレーを制御する制御部と、
前記負荷に向けて、前記電源から入力された前記電力を出力する出力ケーブルが接続される出力コネクタと、
を有する電力開閉器であって、
前記出力ケーブルが接続される差込口が開口する前記出力コネクタの接続面が、使用状態で下方に向くように傾斜して設けられることを特徴とする電力開閉器。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記通信部、前記リレー、前記制御部及び前記出力コネクタを収容する筐体を備え、
前記筐体は、
前記使用状態において、前記筐体から露出する前記接続面の下端部に連続して、上方に向くように傾斜して設けられた斜面部を有することを特徴とする請求項1に記載の電力開閉器。
【請求項3】
前記使用状態において、
上下方向に延びる前記筐体の表面に設けられた第1開口部と、
該筐体の内部に退避した位置に、下方に向くように傾斜して設けられ、前記接続面が露出する第2開口部と、
を備え、
前記第2開口部の下縁部から前記第1開口部の下縁部まで連続する前記斜面部が形成されることを特徴とする請求項2に記載の電力開閉器。
【請求項4】
前記接続面及び/又は前記斜面部が、水滴の落下を案内する案内部を構成することを特徴とする請求項2又は3に記載の電力開閉器。
【請求項5】
前記電源から前記電力を入力する入力ケーブルが接続される入力コネクタを有し、
前記入力ケーブルが接続される第2差込口が、前記使用状態で下方を向いて開口して設けられることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電力開閉器。
【請求項6】
外部装置と通信可能に接続される通信部と、
出力線が接続される出力コネクタと、
前記出力コネクタに接続される線路を開閉するリレーと、
前記通信部を介して前記外部装置から受信した情報に基づいて前記リレーを制御する制御部と、
を有する電気機器であって、
前記出力線が接続される差込口が開口する前記出力コネクタの接続面が、使用状態で下方に向くように傾斜して設けられることを特徴とする電気機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電力開閉器及び電気機器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、屋外に設置するケーブル接続機器において、機器から横方向にケーブルを出す場合に、ケーブルの結露が発生すると、水滴がケーブルを伝わって機器内部に入り込んでショートの原因となることが懸念されている。
【0003】
特許文献1には、EV用の充電スタンドに収容された制御装置が開示されているが、地面下の収納部に収納可能な構成であるため、大雨による電気部品の水没防止を目的とする技術であり、結露による水滴のケーブルを介した機器内への侵入対策については開示されていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-46536号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、結露による水滴の浸入を防止する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するための本発明は、
外部装置と通信可能に接続される通信部と、
電源から負荷に電力を供給する電路を開閉するリレーと、
前記通信部を介して前記外部装置から受信した情報に基づいて前記リレーを制御する制御部と、
前記負荷に向けて、前記電源から入力された前記電力を出力する出力ケーブルが接続される出力コネクタと、
を有する電力開閉器であって、
前記出力ケーブルが接続される差込口が開口する前記出力コネクタの接続面が、使用状態で下方に向くように傾斜して設けられることを特徴とする。
【0007】
これによれば、結露により出力ケーブルに水滴が付着した場合に、出力ケーブルは出力コネクタの接続面の差込口から下方に向けて引き出されているため、出力ケーブルに付着した水滴は出力コネクタの接続面とは反対側に移動することとなり、出力ケーブを伝って水滴が出力コネクタから電力開閉器に浸入することを防止できる。
【0008】
また、本発明において、
前記通信部、前記リレー、前記制御部及び前記出力コネクタを収容する筐体を備え、
前記筐体は、
前記使用状態において、前記筐体から露出する前記接続面の下端部に連続して、上方に向くように傾斜して設けられた斜面部を有するようにしてもよい。
【0009】
これによれば、使用状態における斜面部は、筐体から露出する接続面の下端部に連続し上方を向くように傾斜して設けられているので、接続面に付着した水滴は接続面に沿って
下端部へと落下し、さらに、斜面部を伝って下方に落下するので、出力コネクタの接続面から電力開閉器内に水滴が浸入することを防止できる。
【0010】
また、本発明において、
前記使用状態において、
上下方向に延びる前記筐体の表面に設けられた第1開口部と、
該筐体の内部に退避した位置に、下方に向くように傾斜して設けられ、前記接続面が露出する第2開口部と、
を備え、
前記第2開口部の下縁部から前記第1開口部の下縁部まで連続する前記斜面部が形成されるようにしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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