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公開番号2025079672
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-22
出願番号2023192496
出願日2023-11-10
発明の名称シャローエッチングプロセスチャンバ
出願人ヴイエム インコーポレイテッド
代理人個人
主分類H01L 21/3065 20060101AFI20250515BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】シャローエッチングプロセスチャンバを提供すること。
【解決手段】シャローエッチングプロセスチャンバは、チャンバ空間11の内部に配されたサセプタ;サセプタの両側に形成されたリフトリング13;及びリフトリング13の昇降のための移動手段;を含み、リフトリング13の昇降によってウェーハ(W)がサセプタの上側で昇降自在である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
チャンバ空間11の内部に配されたサセプタと、
サセプタの両側に形成されたリフトリング13と、
リフトリング13の昇降のための移動手段と、を含み、
リフトリング13の昇降によってウェーハ(W)がサセプタの上側で昇降自在である
ことを特徴とするシャローエッチングプロセスチャンバ。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
チャンバ空間11の上部に配された内部シャワーヘッド17a及び外部シャワーヘッド17bをさらに含み、内部シャワーヘッド17aにシャワーヘッドヒーター171が配される
請求項1に記載のシャローエッチングプロセスチャンバ。
【請求項3】
内部シャワーヘッド17a及び外部シャワーヘッド17bの間に配されるバッフル18をさらに含む
請求項2に記載のシャローエッチングプロセスチャンバ。
【請求項4】
上昇するリフトリング13は、バッフル18に接触される
請求項3に記載のシャローエッチングプロセスチャンバ。
【請求項5】
上昇したリフトリング13によって内部シャワーヘッド17aとウェーハ(W)との間に工程空間が形成される
請求項1に記載のシャローエッチングプロセスチャンバ。
【請求項6】
リフトリング13の内部に配されるリングヒーター131をさらに含む
請求項1に記載のシャローエッチングプロセスチャンバ。
【請求項7】
移動手段は、線形ギア14a、14b及び線形ギア14a、14bに沿って移動可能なリフト軸15a、15bを含む
請求項1に記載のシャローエッチングプロセスチャンバ。
【請求項8】
内部シャワーヘッド17a及び内部シャワーヘッド17aの上側部分を取り囲むように昇降自在な移動ガス壁42をさらに含む
請求項1に記載のシャローエッチングプロセスチャンバ。
【請求項9】
バッフル18に流動経路が形成される
請求項1に記載のシャローエッチングプロセスチャンバ。
【請求項10】
リフトリング13は、バッフル18の底面に接するか、バッフル18の底面の一部に接するか、バッフル18の底面と内側面とに接する
請求項4に記載のシャローエッチングプロセスチャンバ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シャローエッチングプロセスチャンバに係り、具体的に、エッチング工程過程でエッチング工程空間の調節が可能なシャローエッチングプロセスチャンバに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
半導体製造工程が微細化され、3D構造に立体化されながら、一部のエッチング工程で薄い酸化膜質を除去するか、非常に高い縱横比で薄い膜質を除去する技術が要求されている。また、相対的に広いパターンと狭いパターンとのエッチング量の差であるローディングエフェクトを最小化にするために、原子層レベルで徐々にローディングエフェクトなしに繰り返してエッチングする技術が開発されている。このような高縦横比の原子層エッチング技術としてALE(Atomic Layer Etching)、ALR(Atomic Layer Removal)または乾式クリーニング(Dry Cleaning)のような技術が開発過程にある。このようなシャローエッチング(shallow etching)工程の共通点は、80℃以下の低温で自己制限変形(Self Limited Modification)反応による吸着段階と、120℃以上の高温で変形(Modification)された原子層レベルの薄い膜質を除去する除去段階と、を含む。公知のシャローエッチングのための装備は、吸着段階と除去段階とをいずれも熱工程(Thermal Process)に進行し、このような装備は、工程時間が多く必要となって生産性に限界があるという短所を有する。また、プラズマエネルギーで吸着段階を進行し、熱エネルギーで除去段階を進行する装備が開発されて、低温と高温とを段階的に変化させる試みがさまざまな方法で試みられている。ALEと関連して、特許文献1は、半導体基板をプロセッシングするための方法及び装置について開示する。また、特許文献2は、マイクロ電子ワークピース上にパターン化された構造体の形成を含むマイクロ電子ワークピースの製造方法について開示する。しかし、先行技術は、高効率と生産性とを同時に満足させることができるALEまたは乾式クリーニング技術について開示しない。
【0003】
本発明は、先行技術の問題点を解決するためのものであって、下記のような目的を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
大韓民国特許公開番号10-2017-0124087(ラムリサーチコーポレーション、2017.11.09.公開)ALE及び選択的蒸着を使用して基板のエッチング
大韓民国特許公開番号10-2020-0116273(東京エレクトロン株式会社、2020.10.07.公開)タングステンまたは他の金属層の原子層エッチング
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、プラズマエネルギーを使用する低温の吸着段階を高効率と生産性とを同時に満足させながら進行しうるシャローエッチングプロセスチャンバを提供するところにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の適切な実施形態によれば、シャローエッチングプロセスチャンバは、チャンバ空間の内部に配されたサセプタ(susceptor);サセプタの両側に形成されたリフトリング;及びリフトリングの昇降のための移動手段;を含み、リフトリングの昇降によってウェーハがサセプタの上側で昇降自在である。
【0007】
本発明の他の適切な実施形態によれば、チャンバ空間11の上部に配された内部シャワーヘッド及び外部シャワーヘッドをさらに含み、内部シャワーヘッドにシャワーヘッドヒーターが配される。
【0008】
本発明の他の適切な実施形態によれば、内部シャワーヘッド及び外部シャワーヘッドの間に配されるバッフルをさらに含む。
【0009】
本発明のさらに他の適切な実施形態によれば、上昇するリフトリングは、バッフルに接触される。
【0010】
本発明のさらに他の適切な実施形態によれば、上昇したリフトリングによって内部シャワーヘッドとウェーハとの間に工程空間が形成される。
(【0011】以降は省略されています)

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