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公開番号2025080058
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-23
出願番号2023193049
出願日2023-11-13
発明の名称熱流体解析結果の可視化装置
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人
主分類F24F 11/52 20180101AFI20250516BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】環境の時系列的な変化を知らせる技術を提供する。
【解決手段】携帯情報端末300は、矩形の平板状の筐体と、筐体の一面に設けた短形の表示部340と、一面の背面側に撮影口を設けた撮像部350とを備える。表示部340は、撮像部350が撮影する空間の画像と、空間を解析空間として設定した熱流体解析結果とをAR(Augmented Reality)として重ねて表示する際に、熱流体解析結果が時系列的に変化する状態を動的に表示する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
矩形の平板状の筐体と、
前記筐体の一面に設けた短形の表示部と、
前記一面の背面側に撮影口を設けた撮像部と、
を備え、
前記表示部は、前記撮像部が撮影する空間の画像と、前記空間を解析空間として設定した熱流体解析結果とをAR(Augmented Reality)として重ねて表示する際に、前記熱流体解析結果が時系列的に変化する状態を動的に表示する、
熱流体解析結果の可視化装置。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記熱流体解析結果は、
前記解析空間上に設置された吹出口から前記解析空間に流出する気流と、
前記気流に含まれた所定濃度の拡散物質であって、かつ前記解析空間内に拡散される拡散物質とをシミュレーションしたものであって、
前記表示部は、前記空間の画像と前記熱流体解析結果とを重ねて表示する際に、前記解析空間における前記拡散物質を、投影した前記空間の画像上に所定の色で色付けするとともに、前記拡散物質の濃度に応じて色付けした色の透明度を変化させる、
請求項1に記載の熱流体解析結果の可視化装置。
【請求項3】
前記表示部は、前記吹出口から流出する前記気流を、前記拡散物質の濃度に応じた所定の色かつ所定の濃さで着色して表示する、
請求項2に記載の熱流体解析結果の可視化装置。
【請求項4】
前記表示部は、前記熱流体解析結果として、前記気流への前記拡散物質の添加を開始してから所定時間が経過するまでの結果を時系列的に表示する、
請求項2または3に記載の熱流体解析結果の可視化装置。
【請求項5】
前記所定時間は、前記解析空間における前記拡散物質の濃度が収束するまでの時間である、
請求項4に記載の熱流体解析結果の可視化装置。
【請求項6】
前記拡散物質は、次亜塩素酸、空気中の水分に高電圧をかけ生成したOHラジカルを含んだ物質のうちのいずれか1つを含む、
請求項2または3記載の熱流体解析結果の可視化装置。
【請求項7】
前記表示部は、前記空間の画像と前記熱流体解析結果とを重ねて表示する際に、前記吹出口から流出する前記気流を、流れ方向に沿った線分で表示するとともに、前記線分の長さを、表示された前記解析空間における遠近的位置に応じて、視点に近い気流は長く、視点から遠い気流を短く表示させる、
請求項2または3に記載の熱流体解析結果の可視化装置。
【請求項8】
前記表示部は、前記線分を、前記気流の流れる速度に応じて移動させて表示する、
請求項7に記載の熱流体解析結果の可視化装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、表示技術、特に熱流体解析結果を表示する熱流体解析結果の可視化装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
空気調和機(空調機)を遠隔から操作するために遠隔操作端末が使用される。空調機の快適性を向上させるために、空調機の運転中における室内配置の変化に応じた気流分布の変化を知らせることが求められる。そのため、数値流体力学に基づくシミュレーションによって導出された3次元気流分布が遠隔操作端末に表示される(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-179638号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
送風による環境は時系列的に変化する。そのため、環境の時系列的な変化を利用者に知らせることが求められる。
【0005】
上記を鑑み、本開示は、環境の時系列的な変化を知らせる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示のある態様の熱流体解析結果の可視化装置は、矩形の平板状の筐体と、筐体の一面に設けた短形の表示部と、一面の背面側に撮影口を設けた撮像部と、を備える。表示部は、撮像部が撮影する空間の画像と、空間を解析空間として設定した熱流体解析結果とをAR(Augmented Reality)として重ねて表示する際に、熱流体解析結果が時系列的に変化する状態を動的に表示する。
【0007】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本開示の表現方法、装置、システム、コンピュータプログラム、またはコンピュータプログラムを記録した記録媒体などの間で変換したものもまた、本開示の態様として有効である。
【発明の効果】
【0008】
本開示によると、環境の時系列的な変化を知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本実施例に係る可視化システムの全体構成図である。
図2(a)-(g)は、図1の可視化システムの動作概要を示す図である。
図3は、本実施例に係る第1表示画面を例示する図である。
図4は、本実施例に係る第2表示画面を例示する図である。
図5(a)-(b)は、本実施例に係る第3表示画面、第4表示画面を例示する図である。
図6は、本実施例に係る第5表示画面を例示する図である。
図7は、本実施例に係る第6表示画面を例示する図である。
図8(a)-(b)は、図1の変換部に対する操作画面を例示する図である。
図9(a)-(b)は、図1の携帯情報端末の外観を示す図である。
図10(a)-(e)は、図1の携帯情報端末の操作概要を示す図である。
図11(a)-(c)は、図1の表示部に表示される画面を示す図である。
図12(a)-(d)は、図1の携帯情報端末の把持の方向を変えた場合に表示部に表示される画面を示す図である。
図13(a)-(h)は、図1の表示部に表示される画面を示す図である。
図14は、図1の表示部に表示される画面を示す図である。
図15(a)-(b)は、図1の表示部に表示される画面を示す図である。
図16(a)-(c)は、図1の表示部に表示される画面を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示を実施するための形態について添付図面を参照して説明する。なお、以下の実施例は、本開示を具体化した一例であって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。また、全図面を通して、同一の部位については同一の符号を付して説明を省略している。さらに、本開示に直接には関係しない各部の詳細については重複を避けるために、図面毎の説明は省略している。
(【0011】以降は省略されています)

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