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公開番号2025081200
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-27
出願番号2024069627
出願日2024-04-23
発明の名称車両駆動装置
出願人株式会社アイシン
代理人弁理士法人R&C
主分類B60K 1/00 20060101AFI20250520BHJP(車両一般)
要約【課題】車体への組み付けを簡便に行うことが可能な車両駆動装置を提供する。
【解決手段】車両2に搭載される車両駆動装置1は、車両2が走行可能な動力を出力するモータを少なくとも含む走行駆動部10を有し、走行駆動部10は、車室3の冷暖房を行う空調ユニットDと一体化された状態で、車室3と区画する区画壁6aよりも進行方向前側の収容室7に収容されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載される車両駆動装置であって、
前記車両が走行可能な動力を出力するモータを少なくとも含む走行駆動部を有し、
前記走行駆動部は、車室の冷暖房を行う空調ユニットと一体化された状態で、前記車室と区画する区画壁よりも進行方向前側の収容室に収容されている車両駆動装置。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記走行駆動部は、前記空調ユニットよりも下方に設けられている請求項1に記載の車両駆動装置。
【請求項3】
前記走行駆動部と前記空調ユニットとの間には、冷媒が流通する冷媒流路を含む冷媒マニホールドが設けられている請求項2に記載の車両駆動装置。
【請求項4】
前記走行駆動部は、車輪と車体との間に設けられたサスペンションメンバに支持されている請求項1から3のいずれか一項に記載の車両駆動装置。
【請求項5】
前記走行駆動部は、電力変換装置と一体化されている請求項1から3のいずれか一項に記載の車両駆動装置。
【請求項6】
前記電力変換装置は、前記空調ユニットに電力供給が可能である請求項5に記載の車両駆動装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に搭載される車両駆動装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
車両には、快適な空間を実現するために車室の冷暖房を行う空調システムが設けられている。このような空調システムに関する技術として下記に出典を示す特許文献1に記載のものがある。
【0003】
特許文献1には、車両用空調装置について記載されている。この車両用空調装置は、車室内へ吹き出す空気の温度を調整する温度調整ユニットを備えている。温度調整ユニットは、車室内におけるスペースを確保するために、車室内に対して隔壁部で隔てられ、走行用の動力源を構成する駆動機器が収容された室外空間に配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-150033号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述したように、特許文献1では、温度調整ユニットを室外空間に配置することで車室内におけるスペースを確保している。しかしながら、例えば、走行駆動源としてモータを備えたハイブリッド車(HEV:Hybrid Electric Vehicle)や、プラグインハイブリッド車(PHEV:Plug-inHybrid Electric Vehicle)や、バッテリ車(BEV:Battery ElectricVehicle)や、燃料電池車(FCEV:Fuel Cell Electric Vehicle)等の電動車にあっては、モータを含む車両駆動装置が車室の前方の収容室(上記「室外空間」に相当)に設けられているため、特許文献1に記載の技術を適用することは容易ではない。また、温度調整ユニットを収容室に搭載する際に、専用のマウント部材や振動吸収機構が必要となる。更に、温度調整ユニットの車体への組み付けと、車両駆動装置の車体への組み付けとを、夫々別工程で行う必要があり、車両の組み立てに時間を要することになる。
【0006】
そこで、車体への組み付けを簡便に行うことが可能な車両駆動装置が求められる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る車両駆動装置の特徴構成は、車両に搭載される車両駆動装置であって、前記車両が走行可能な動力を出力するモータを少なくとも含む走行駆動部を有し、前記走行駆動部は、車室の冷暖房を行う空調ユニットと一体化された状態で、前記車室と区画する区画壁よりも進行方向前側の収容室に収容されている点にある。
【0008】
このような特徴構成とすれば、走行駆動部を空調ユニットと一体化して設けることで、走行駆動部及び空調ユニットを車両に固定するマウント部材を共用できる。したがって、走行駆動部及び空調ユニットの車両への固定に用いる部品を削減でき、低コスト化、及び、軽量化を行うことが可能となる。また、走行駆動部及び空調ユニットを一体で車両に組み付けることができるので、組み付けを簡便に行うことが可能となる。更に、車両駆動装置と空調ユニットとを互いに近づけて配置できるので、車両駆動装置の熱を効率よく空調に利用することができ、電費を改善することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
車両駆動装置を搭載した車両を示す図である。
車両駆動装置の分解斜視図である。
空調ユニットの回路構成を示す図である。
サスペンションメンバへの車両駆動装置の搭載形態を示す図である。
第1の実施形態に係る車両駆動装置及び空調ユニットの配置を示す図である。
第1の実施形態の変形例に係る車両駆動装置及び空調ユニットの配置を示す図である。
第1の実施形態の変形例に係る車両駆動装置及び空調ユニットの配置を示す図である。
第2の実施形態に係る車両駆動装置及び空調ユニットの配置を示す図である。
第3の実施形態に係る車両駆動装置及び空調ユニットの配置を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
〔第1の実施形態〕
本発明に係る車両駆動装置は、車室をより広くすることができるように構成されている。以下、本実施形態の車両駆動装置1について説明する。ただし、車両駆動装置1は、以下の実施形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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